大西の日記

(8〜10月はいろいろあって忙しかった……引越し失敗、祖母死去、 引越しリトライ、などなど。 そうでなくとも最近は忙し過ぎるし胃が弱くなったし、 寝つきまで悪くなってしまったというのに。なんかろくでもねぇな。)


2003 年 11 月

11 月 9 日

 今日は選挙だって? それどころじゃない、今仕事中だ。(2:57am)


 まだ仕事中だ (一応3時間ぐらい休んでいるけど)。 9 月に S 区に引越したはいいが、 実はまだ住民票を移していないのでいまだに F 市民、 これでは投票になんぞ行けるわけがない。 まあ、小泉自民党政権は相変わらず無茶苦茶だが民主党もどうにもいまいちだし、 その他はその他でそれぞれアレな方たちばかりだから、 無理して投票に行くこともないわな。(8:30pm)



2003 年 7 月

7 月 8 日

 『週刊 SPA!』今週号の 勝谷誠彦氏のコラムを読んで初めて知ったのだが、 なんと我が生まれ故郷が来年 4 月の市町村合併の際に 「四国中央市」 と改名するとのこと……なんじゃそりゃ。ありえん。

 とりあえず母に「カッコ悪ぅ」ってメールしてみたら、 やっぱり御当地でもかなり不評とのことで、 本当に撤回要求の署名活動やってるなんて返事がきますた。そりゃそうだわな。



2003 年 6 月

6 月 16 日 (Mon)

 昨日の文章を何度か読み返してみたら、 けっこう曖昧な書き方になっていたことに気づきました。すなわち、 昨日のうちに水道に悪戯した犯人がわかったので、 「おいお前ら」云々と書いたようにも解釈できるということ。

 実はそんなことでは全然なくて、あれはただヤケクソになって叫んでいただけ、 そして今日になっても未だ真犯人は不明なのでした。 土曜日に出社した社員が少なくとも2名いることは判明したのですが、 両者ともに「覚えがない」の一点張り……一体どういうことなのか、 ガタガタブルブル。


6 月 15 日 (Sun)

 実は 4/14 から、昔一瞬だけ関わったことのある某 A 社で働いています (出戻り、なのかなぁ)。いやしかし、 お給料こそこれまでとほぼ同一水準ではあるものの、 仕事の内容は無茶苦茶キツくなりますた……会社でのお泊まりも、 そりゃもう週 2 回ペースでバッチリこなしております。

 そんなこんなで、今日も今日とて独り休日出勤。 しかも出社直後、何だかジャージャーうるさいなと思って調べたら、 洗面所の蛇口から水がフルスロットルで出っぱなしだったよ……マジで恐かった。 ついさっき警備状態をオフにしたばっかりだから、 社内には誰もいないはずなんだが……おいお前ら、 俺を本当に殺す気ですか? 冗談にも程があるっての。

 それでも帰宅途中に牛丼かっ食らっている途中、 ふと理不尽な充実感にひたってしまいました。なんじゃそりゃ。 おお、もし生まれ変わることができるなら、 次はインターネットのない世界で一からやり直したい。 それがダメなら、せめて 80/tcp と 443/tcp だけでも潰しておいてください。



2003 年 4 月

4 月 8 日

 失職してから一週間経ちますた。 スギ花粉を避けるためにもっぱら自宅待機、 発芽玄米なんぞモソモソと食いながらひとまず大過なく過ごしておりますが、 さすがに少々退屈です。 せめてこれまで積ん読状態だった書物をいくらか始末しておこうとは思っていたのですが、 結局今のところ読了できたのは、 福田和也著『第二次大戦とは何だったのか? 戦争の世紀とその指導者たち』 (筑摩書房) 一冊のみ。


 そんなわけでテレビを見る時間が自然と長くなってしまうのですが、 当然のごとくイラク戦争一色ですな、MHK も民放も。 すでにこの戦争の呼称は「イラク戦争」で確定してしまったようで、 「第二次湾岸戦争」を予測していた当方としては、少し残念な気がします。 (単に「第×次」って言ってみたいだけか……)

 米国の圧倒的軍事力に裏打ちされた横暴さは明らかに酷すぎますが、 それよりもやはり、一日本人として最も虚しさを覚えざるを得ないことといえば、 あの小泉総理の一連の阿呆声明ですよ……開戦前には 「(米国を指示するかどうかを) その場の雰囲気で決める」、 開戦直後には「(晴れ晴れした顔で) 米国を支持する」、 「(国内のテロへの懸念に対しては) 日米安保が抑止力となっている」、 んでもってバグダット攻略開始後には「早く降伏すればいいのに」、 ですからなぁ。対米追従以外の選択肢を考慮した形跡が、全く伺えない。 「早く降伏すれば〜」なんてのは、 実際イラク内に一人も派兵していない国の総理大臣が言うことじゃないでしょ。 こりゃイラク国民に対する侮辱じゃないかしら、 フセイン政権が倒れた後、彼らが今よりも幸せになるのかどうかなんて、 全く保証されていなんだから。いくら「戦後復興で貢献する」と言ったところで、 何らかの具体的なプランを示しているわけでもなし、 従ってこれまた米国のいいなりになる結果になるのは想像に難くない。 もちろん小泉総理、 日米同盟の永続性を髪の毛一筋程も疑ってはおられないようですし、 イラクの戦後統治形態がかつての GHQ 方式を踏襲するのではないか、 という情報に対しても、何の屈託も感じちゃいないご様子。

 やっぱりここは今一度、 我々日本人にとって第二次世界大戦とは何だったのか、 について自問すべき必要があるように思えてなりません。まあ、 前述した『第二次大戦とは〜』 にその答えが明確に示されているわけではありませんが。しかし本書、 各国の指導者の評伝はかなり読み答えがありますよ……ヒトラーを評して、 「(第一次世界大戦の戦場を経験しておきながら) 「私はこの世界が好きだ!」と言い切る、その楽天性、 世界への肯定こそが、彼をしてかくも恐ろしい一連の事件の指導者とした」 (p153) と締めくくるところなんて、 これが福田氏のフェイバリット・ホールドだとわかりきっているものの、 やはりドキリとさせられます。


 ……これはどうでもいいかもしれませんが、 テレビを見ているとアナウンサーやキャスターのほとんどがイラクの首都を 「バクダッド」と発音しているのが、 どうしても気になって仕方ありませぬ。 字幕ではちゃんと「バグダッド」と表記しているくせにね。


2003 年 3 月


2003 年 2 月 -


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大西孝義 (Takayoshi OHNISHI)
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Last modified: Sun Nov 9 20:31:30 JST 2003