2001 年 10 月 〜 12 月


2001/10/01 (Mon)

 VMware 3.0Beta では Windows XP をサポートしているということなのだが、 ここでどうしても気になるのは、 ゲスト OS に割り当てられる Ethernet MAC アドレスの扱いについて。 すなわち、これまでの VMware では同時に複数の ゲスト OS を起動した場合、 各 OS には他とバッティングしないような MAC アドレスが自動で割り当てられたのだが、 これではゲスト OS が WinXP の場合だと、 起動された状況によっては、 以前のものと異なる MAC アドレスが割り当てられてしまいその結果、 アクティベーションが発動してしまうという、 いやんなシチュエーションが起こりはしないか、ってこと。 以前サスペンドしておいた FreeBSD 4.3R ゲスト OS をレジュームした時、 IPv6 DAD 周りでエラーが出たために気づいた問題なのだが、 WinXP のアクティベーションなんて多分、これの比じゃないよなぁ。 やったことないから分からんけど。

 というわけで、とりあえず実際にやってみなきゃ確認できん訳だが、 いざ試すとなるとこれが面倒だ。WinXP の RTM 版 CD が手元にないため、 Win2K Pro からのアップグレードで XP ゲスト OS を用意しなければならんのだが (なんでそんな形で RTM 版 XP がインストールできるのかは……秘密だ!)、 そもそも VMware ってゲスト OS のアップグレードをサポートしてるんかいな。 うぉ、それ以前の問題として Win2K Pro をインストールできないじゃないか、 CD からのファイルのコピーで失敗しやがる。 それならば、VMware 2 の Win2K Pro ゲスト OS を、 VMware 3.0 Beta へ移行すればいいのでは……そんなの用意してないじゃん。 しかたない、作りましょう。

 待つこと約 1 時間、ようやっとできた W2K Pro ゲスト OS のイメージを、 VMware 3.0 Beta をインストールしたマシンへコピー (時間かかるな)。 ほほう、ゲスト OS の 3.0 フォーマットへの変換は、 いきなり起動させただけでもすんなりと行われるようだな、 というかバーチャルディスクファイル等の拡張子が変わっただけのようにも見えるが……と、 ここまでこぎつけたところで、 突然仕事がアサインされてしまいました (職場かい!)。この続きは、多分後日。 というか、誰かもう既に試してないかしらん?


 本日の深海生物は、テンガイハタ (幼魚)。これで残すは、 深海探査艇等の色違いを除くなら、ユメナマコとボウエンギョの二匹のみ。


2001/10/02 (Tue)

 VMware 3.0 Beta の続き。なんとなく箇条書き。

 ……というわけで結果としては大いなる杞憂、 単なる勘違いに終ってしまったのだが、 まあいいか、ゲスト OS が Windows XP でもちゃんと動くこととか、 アップグレードインストールしても大丈夫なこととか実際この目で確認できただけで、 余は満足じゃ。しかしまだ Beta ということで、 プログラムバー中のショートカット先が正しくインストールされなかったり、 ゲスト OS 起動中のウィンドウサイズが変更できなかったりするなど、 残された改善点は少なくないですね。正式版のリリースが少々遅れてもいいから、 この辺りはちゃんと直して欲しいですな。


 今日は深海探査艇 (赤) をゲット。もう恐ろしいくらいに順調だよ、 一切ダブりなし。そろそろ追い込みをかけるか (?)。


2001/10/03 (Wed)

 昨日から福田和也 著『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(文藝春秋) を読み始めています。 内容を一言でいうと、満州事変の首謀者として有名な石原莞爾の評伝。 まだ 100 ページちょいしか読み進めていないんだけれど、 既にしてこれが、期待していた以上に面白い。 本作とは直接関係はないのだが、 かわぐちかいじの『ジパング』で描かれている石原莞爾は、 こりゃいくら何でもカッコよすぎやしないかいと常々思っていたのだが、 この意見はちょっと保留だな、ってな具合 (どんな具合だ)。
 とにかく早いとこ読了したいのだが、 ハードカバーで 770 ページ以上もあるため、 通勤電車の中で読んでいると腰が痛くなってきて、たまらん。


 本日の成果は、 ファミリーマート限定 300 円の深海探査服1号 (白) だ……もはや神懸かり状態だよ、 ははははは (つまんねぇ神様だこと)。


2001/10/04 (Thu)

 (某所での立ち聞きより) スマートメディアを略して「スマメ」ですか。 いくらなんでもそれはやり過ぎでは。


 フリーの Web 文書翻訳サービス (例えば Excite のやつとか) は、 まああれはあれで確かに便利だとは思うけど、 いくらなんでも業務内容に関する文章を、 こういうの使ってまるまる翻訳させちゃいかんだろ。 せめて日付とか固有名詞くらいはスクランブルしておかないと、 社外秘の情報でもみんな外部に筒抜けってなことになるじゃないか。 いつ悪用されるかわかったもんじゃないし (既に遅いかも)、 もうちょっと気を使って欲しいもんだよ。 (しかし一体、誰に言っているのか?)
 ちなみに僕は上記の理由とは関係なく、 Web の文書翻訳サービスは全然利用していません。 翻訳結果の質があまりに低過ぎて腰砕けになるだけで、 暇潰しならともかく全然勉強にならないから、 あくまでもオンライン辞書のみを利用。Web ではもっぱら、 英辞郎 on the Web オンリー。 単語の検索結果と一緒に引っかかってくる例文をパクるだけでも、 結構いける。


 本日の収穫は、テンガイハタ (幼魚) とギンザメそれぞれ一匹ずつ。 さすがにそろそろ運が尽き始めたか。せめてユメナマコは欲しいぞ。


2001/10/05 - 10/08

 ずっと風邪気味および下痢気味で、とても外には出られない状況。 自宅で朦朧としながら『地ひらく』を少しずつ読んでは寝る、 というサイクルを繰り返しているが、まだようやく半分に達したところ。


 昨晩ぐったりしながら寝ているうちに、 米英軍のアフガニスタン空爆が開始されてしまった。 こうなることは既に、 先月 11 日夜の時点で明らかだったし、 もはや止めようがないことも分かってはいたのだが、 いざ始まってみると……これまでにも増して憂鬱になるな。

2001/10/09 (Tue)

 ようやく持ち直したので、出勤。帰宅途中の電車では、 やたら毒々しい見出しのスポーツ新聞を熱心に読み込む方々が、 多数見受けられました。


 ……何と言うことだ、 既に MIU の「深海生物コレクション2」キャンペーンが終ろうとしているではないか。 いつもお世話になっている駅前のコンビニでも、 商品そのものが見当たらなくなってしまった。 このままではユメナマコもボウエンギョも GET できないぞ、 うきゃぁ!


2001/10/11 (Thu)

 今朝電車の中でガムを噛んでたら、 突然銀歯が取れてしまって、ちょっとビックリ。 何気ないふりを装いながら、 口の中に転がる金属片を取り出して、 鞄の中に偶然 (?) 仕舞いこまれていたビニール袋に放り込む……うぷぷ、 やっぱ恥ずかしや。 最近ほぼ毎日通勤中にずっとキシリトールガムを噛みまくっていたのだから、 これはこれで当然の報い……なのか?


2001/10/12 (Fri)

 あの忌まわしい米国テロ勃発から、 ようやく一ヵ月が経過。 しかし既に米国のアフガニスタン空爆が開始されてしまったわけで、 これではかつての楽天的な希望に基づく明るい未来など、 到底思い浮かべることができない。 もともと人生設計など真面目に考えているわけではなかったのだが、 それでもまさか「さて来年は、一体どうなっているのかしら。 まぁ多分、今年とそんなに変わりないでしょうな、ハハ」 なんて憶測がかなり危うい程の事態が起こるなどとは、 正直言って全然予測していなかったんですよ。 これじゃ仕事も手につかない筈だ (おいおい)。


 土屋賢二 著『ツチヤの軽はずみ』(文春文庫) を読了。 本当にいつもながらの、お馬鹿エッセイ。通勤中の暇潰し等には最適かと。


2001/10/19 (Fri)

 宮台真司・速水由紀子 共著『サイファ 覚醒せよ!』 (筑摩書房) を読了。


2001/10/23 (Tue)

 かわぐちかいじ 著『ジパング (5)』、および 幸村誠 著『プラネテス (2)』 (共に講談社) を読了。


2001/10/24 (Wed)

 先日銀歯が取れたのを直してもらったので、 ついでとばかりに歯医者に行ったら、 左下奥の親知らずをガリガリと削られてしまった……痛いっての。 まあ、まだ根本ガッポリ状態のまま虫歯になってしまったのだから、 仕方ないといえばそりゃそうなのだが、 しかし大人になった御褒美の一つが、 「歯医者の治療を我慢できる」スキルってのも、 これはこれでいただけないな。我慢できればできたで、やられ放題だし。




2001/12/29 (Sat)

 (久々の更新、ふはぁ。)

 VAIO C1VJ のバッテリが逝ってしまったので仕方なく Sony Style にて注文した バッテリーパック (L)が今朝届いたのだが、 開封してみてビックリ、 実はこいつの色は最近の VAIO ノート向けのネイビーブルーだったよ、不覚。 こりゃ全然 C1VJ 本体の色とはマッチしないな……まあいいか。 しかしこのページの写真見ただけじゃ、 そんなのわからんよ (むしろ一つ古いモデルの方がネイビーブルーに見えて仕方ない)。 これは「新しい VAIO も買いなさい」っていう神の思し召しか? (違うでしょ)。

 ちなみに L サイズのバッテリを注文した理由は、 SNC1-128M を増設した際に (説明書の記述通りに) 取り付けた専用ゴム足のせいで、 本体を置いた時のバランスが酷く不安定になってしまったから。 こちらも新しく 256M 版が発表されたしな……物欲が著しく昂進中。 まあいずれにせよ新しい PC をもう一台買わなければ、 安心して Win ペケピーにアップグレードできん。


2001/12/31 (Mon)

 本当は今日実家へ帰る予定だったのだが、昨晩飲みすぎたおかげで失敗 (午前中に目を覚ますことができず)。まあいいか、 別にチケット予約などしていないし、これで元日の新幹線に乗ることができる (まだ乗ったことなし)。


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Takayoshi OHNISHI
ohnishi@sfc.wide.ad.jp
Last modified: Wed Mar 27 18:27:25 JST 2002