2002 年 9 月 8 日
先月の 24 日、休日出勤中の休憩時間に、
余りの暑さで頭脳が逝ってしまったため衝動買いした VAIO PCG-C1MSX
(機種選定の主な理由は、C1VJ の周辺機器が使い回せるという程度だ)
にインストールした NetBSD-current を、
そろそろ真面目に設定しようと試みる。
以下、とりあえずのメモ。
- (8/24 時点の作業)
Windows XP をリカバリーしてから D: ドライブのサイズを変更して、
NetBSD 用の領域を 10GB ほど確保。
8 月版の current snapshot を FTP で取って来て、インストール。
LAPTOP 用のフロッピーを使って、インストールそのものはなんなく終了。
しかし再起動させると、ログインプロンプトは表示されるが、
キーボードの入力を全く受け付けない。GENERIC_LAPTOP カーネルではなく、
GENERIC カーネルで起動させると、キーボードからの入力は正しく行える。
- なぜじゃ……どうやら、
カーネルコンフィグファイル中で apm0 をコメントアウトしているかどうか、
というだけの違いらしい。apm デバイスを使わないと、
xbatt 等でのバッテリ情報取得ができないのが辛いが、
どうせ ACPI が使えない現状ではそれほど致命的でもないと思われる。
- 現在は面倒なので、GENERIC_LAPTOP をちょっと変更しただけ (apm0 デバイスをコメントアウトし、options RTC_OFFSET の値を -540 にした) の config ファイルを用いてコンパイルしたカーネルを使用。ポートリプリケーターについている Ethernet/USB インタフェースは、正しく動作している(模様)。
- XFree86 4.2 の設定はあまりよく分かっていないので、
xf86cfg が吐き出した XF86Config ファイルを、キーマップだけ変更して使用。
1280x600 の画面は、なかなか広くてええのう (C1VJ は 1024x480。
これが最近、特に縦の幅が狭すぎると感じるようになっていた)。
- 付属の無線 LAN カードは、まだ一回も使っていません。
そのうちなんとかするでしょう。
これで何とか使えそうな状況にはなってきたのだが、
xemacs のビルド・設定でうまくいかない
(canna が使えない、mew の動作が怪しい、etc.) なので、
まだ自宅のメール読みマシンを移行させるには至っていません
(pkgsrc 使っているのに、なんでだろう。ダサイぞ俺様)。
そうでなくてもデフォルトのパーティション設定のままだと、
スワップ領域に 1GB も取られていることにようやく気づいたので、
おそらく NetBSD 1.6 が正式にリリースされた時、
インストールをやり直すことになるかと。
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Takayoshi OHNISHI
ohnishi@sfc.wide.ad.jp