2001 年 9 月


2001/09/09 (Sun)

 ここしばらく、土日は完全休業状態。 8 月前半までの猛暑はどこかへ行ってしまったものの、 湿度が相変わらず高すぎるため結局過ごしづらい。 今日も晩飯を買う以外どこへも行かず、へろへろ。

 それにしても、少々運動したくらいじゃ全然痩せないので困る。 やっぱり酒飲むのがいかんのか。禁酒すべきなのか。 以前、「酒類のカロリーはエンプティカロリーなので、ほとんど脂肪にはならない (おつまみには気をつけろ)。」という話を聞いたので、 「うは、それナイス」とばかり連日飲みまくっていたのだが、 先日ようやっと気づきましたよ。すなわち、 「なるほど、夜飲んだ酒のカロリーは一晩寝ているうちに消費されるのだろうが、 そうなると昼飯や晩飯の分のカロリーは、いつ消費されているのだ?」ってこと。 要するに、結局栄養分の採り過ぎ。


2001/09/10 (Mon)

 大型台風 15 号が接近中、ということで御奉公先から早めに帰宅。 おかげで久々に『たけしの TV タックル』を見ることができました。 昔はほとんど毎週見てたんだけど、堅気になった今ではそんな余裕無し。

 番組のテーマは行政改革についてだったけど、それにしてもしかし、 田嶋氏は国会議員になったくせに相変わらずアレゲな思考回路だし、 舛添氏も比例区一位当選のおかげで態度はデカイけれども、 経済については極端な「調整インフレ論」一本やりだし、なんだかのう。 野坂昭如氏は落選で開きなおったせいか何か知らんか、結構面白かったけど……まあ、 所詮バラエティ番組なんだから、それなりにということで。


2001/09/11 (Tue)

 朝から暴風雨。とてもじゃないが外を歩ける状況ではないので、 暫く自宅で様子見。しかし藤沢での風雨が弱まる頃、 東京の御奉公先付近は一体どうなっているのだろうか。


 午前 11 時過ぎてから、 風雨が治まってきたので出勤。台風を追いかけることになるかと思ったら、 午後 1 時過ぎの調布でも既にピークは過ぎ去った後でした (午前 10 時頃は酷かったらしい)。


 さて帰宅してテレビをつけてみたら、 米国で連続テロ事件が勃発 ---- 世界貿易センタービルが崩壊、 国防総省やペンシルバニア州他でも旅客機が墜落、 などなど ---- 何なんだ一体これは。

 無性に腹が立つ。どんな理由を並べ立てようとも、 あれほど多数の無辜の市民の命をあんな形で奪っていい法など、 存在してよいはずがない。そうでないならば、既に戦時下にあるということなのか。 米国では既に "AMERICA UNDER ATTACK" (CNN) という認識だし、 これでは下手すると、 56 年前の我国が被った以上の大惨禍が世界のどこかで起きる可能性も、 無きにしもあらず (核の封印すら解かれかねないのではないか)。


2001/09/12 (Wed)

 通勤途中のキオスクから、ほとんどの新聞が消えていました。


 しかし昨日書いた分は、酒飲みながら生々しい映像を見続けたせいで、 あまりにも感情むき出しでした、恥ずかしい (しかも今朝は大遅刻、猛省)。 アメリカもこれまで色々と、 かなり多くの人間から恨みを買うような真似をやってきたのは事実だし、 またいくら今度のテロが桁外れに卑劣といえども、 世界の津々浦々で日々生じている、同様に理不尽な出来事一つ一つに対して、 こんなふうにいつも本気で腹立てていたら体がもたないしな。

 とりあえずこれから気になるのは、 今後米国が具体的にどのような行動にでるのか、 そして我が日本はどうするのかってこと。会見での小泉総理は、 まさか靖国参拝前倒しの鬱憤晴らしって訳じゃないんだろうけど、 それにしてもかなり険しい表情だったなぁ。


2001/09/13 (Thu)

 さすがに今日は、新聞が飛ぶように売れるってことはないようで。 さあ、仕事仕事。


2001/09/14 (Fri)

 書店にて京極夏彦 著『文庫版 鉄鼠の檻』(講談社文庫) を発見。 何なんだ一体この分厚さ、文庫本のくせに 1300 ページ越えてるよ。 まあ以前ノベルス版で読んだから再読にそれほど時間はかからないことだろうし、 それに本作よりも後の作品で突然キャラ立ちした人物 (ex. 益田刑事) 等が、 どう描き直されているかになんとなく興味を抱いたので、購入。 でもこんなゲンコツみたいな文庫本、電車の中で読むにはちょっと目立つな。


2001/09/15 (Sat)

 敬老の日ということで、寝たきり老人の如くひたすら惰眠を貪る。


2001/09/16 (Sun)

 久々に友人 R 氏に誘われたので、野郎同士で一緒に晩飯。 アメリカでのテロはどうよとか日本は今後どうするんじゃいとか景気は相変わらず悪いのうとかいった、 益体もない話ばかりでしたが、まあそれなり。


2001/09/17 (Mon)

 やっとこさ『文庫版 鉄鼠の檻』を読了……やっぱ長すぎ。 いちいちノベルス版と読み比べたりしちゃいないけど、 どうやら加筆修正のほとんどは、 後の作品への伏線に費されているようですな。今一通り再読してみて、 ヒントは結構目立つ形であちこちに示されているのは確認できたけど、 やっぱり犯行動機がアレだからなぁ (普通は想像が及ばないぞ)。

 でも後の京極堂シリーズの作品よりは完成度が高いと思います (というかどちらかというと好きな方だ)、 少なくとも、 そこまでやる必要があるのかってくらいに登場人物を見境なく殺してしまったため、 なんとも読後感がすっきりしない『絡新婦の理』とか、 これまでのシリーズの主要人物を総動員してしまった結果、 クライマックスがまるで「スーパーロボット大戦」みたいな趣になってしまった 『塗仏の宴』とかよりは。とか言いつつ、 「週刊アスキー」連載中の『百器徒然袋 第五番 雲外鏡』は、 毎週買って読んでたりして。


2001/09/19 (Wed)

 またもや新しいワーム、W32.Nimda が出現……ええい、 いい加減にしやがれっての!


2001/09/22 (Sat)

 と学会 著『トンデモ本の世界 R』(太田出版) を読了。 ううむこのシリーズ、いつも本屋で見かけると反射的に購入してしまうんだけど、 よく考えたら最初の『トンデモ本の世界』以後は、 全てそのパッチリリースなんだよなぁ。 そのつど常に新しいトンデモ本を扱っていて、そりゃ面白いのは確かだけど。 世にトンデモ本の種は尽きまじ、ってことか。

 そういえば、 今米国では「ノストラダムス本」が売れているなんて記事が 「アサヒ・コム」にも出ていたな……日本でもすでに出版されてたりするのかな、 「緊急出版! ノストラダムスは米国同時多発テロを予言していた」んてのが。 うむむ商魂たくましい奴らだよ、全く。


2001/09/23 (Sun)

 寝ぼけてうっかり、 ガリガリとディスクに書き込み中の VAIO 君に衝撃を与えてしまったら、 こんなエラーが……(適当に改行)。

Sep 23 09:53:57 zero /netbsd: pciide0:0:0: lost interrupt
Sep 23 09:53:58 zero /netbsd:   type: ata tc_bcount: 2048 tc_skip: 0
Sep 23 09:53:58 zero /netbsd: pciide0:0:0: bus-master DMA error: missing \
interrupt, status=0x20
Sep 23 09:53:58 zero /netbsd: wd0e: DMA error reading fsbn 4048880 of \
4048880-4048883 (wd0 bn 18786848; cn 18637 tn 11 sn 59), retrying
Sep 23 09:53:58 zero /netbsd: wd0: soft error (corrected)

 その後 OS そのものが固まってしまったので泣く泣くリセットしたら、 「OS が見つかりません」なんてメッセージが出てきて、さらにビックリ。 「このままでは連休がふいになるのでは」 との恐怖に駆られてほとんど失禁一歩手前でしたが、 幸いにも何度か電源を入れ直しているうちに NetBSD が起動できるようになったので、 fsck を敢行、エラー訂正後は通常通りに動作するようになりました。 ひっくり返して Windows 2000 も起動してみたが、こちらも特に変わりなし。

 しかし安心はできんわな、当面は大丈夫でも、 ディスクに深刻な物理的ダメージを与えた可能性はかなり高そうだし。 そのうちこいつのディスクは壊れるものと想定して、 早いうちに自宅に2台目の PC を用意せんと……というか、 未だにノート PC 1台しか持っていないというのは、いかがなものか。 よし、デスクトップを買うぞ買うぞ買うぞ、そのうちに。

 (とりあえず書いとかないと、そのうち忘れてしまいそうだ)。


 待望の「深海生物フィギュアコレクション2」がついに開始。 今回こそコンプリートを目指さんとす。とりあえず、 ハオリムシと深海探査艇 (白) をゲット。


2001/09/24 (Mon)

 久々に朝からニュースやワイドショーなんぞ眺めてたけど、 何だか (というかやっぱり) ゲンナリしました。 その後、昼飯を買いに出るのが面倒だったので、 手元にあった酒をかっくらって済ませようとしたら、 果たしてそのまま 12 時間爆睡。かなりやる気なし。


 本日捕獲した深海生物は、シーラカンスとギンザメ。


2001/09/25 (Tue)

 asahi.com にて、関口一郎教授の訃報を知りました。 氏のご冥福をお祈りいたします。 そう言えば、インテンシブ (おお懐かしい) はドイツ語を選択したんだよな、 結局身につかず今に至る訳なのだが。


 本日の深海生物収穫は、マッコウクジラ一匹のみ (でも実は隠しアイテム)。 しかしこいつの英名が "Sperm Whale" というのは、何ともはや。 いや別に僕が知らなかっただけで、 それほどたいした意味などないのだろうが……。


2001/09/26 (Wed)

 本日の深海生物は、 メンダコと深海探査服 (ファミリーマート限定 300 円)。 深海探査服の方は、赤いボディの各所に「2」と記されているのだが、 そうするともしかすると、初号機は紫なのかしらん (この目で確かめねば)。


2001/09/27 (Thu)

 今日の収穫は、ホソミクジラウオ。 今のところは奇跡的にダブることなく、 順調にノルマを消化できています。


2001/09/28 (Fri)

 今日はテンガンムネエソ一匹のみ。しかし本当に順調だな。


 島本和彦 著『吼えろペン (2)』(小学館) を読了。 相変わらず、無茶なストーリーを勢いでゴリ押しだよ、たまらんのう。 熱すぎるぜ兄貴。


 今ちょうど「朝まで生テレビ」放送中なのだが、 参加パネリストがいまいちだな……寝よう。

 ちなみに僕個人の意見としては、 日本がアメリカの軍事行動の後方支援に参加するのは当然だと思っています。 というか、それ以外の選択肢など現実的には存在しないのだから、仕方がない。 真に恨むべくは、経済も軍事も戦後ずっとアメリカのいいなりですませてきた、 これまでの日本の無策ぶりだよ。


2001/09/30 (Sun)

 ベルリンマラソンの中継についつい見入っちゃったのだが、 やっぱ高橋尚子は凄いな。あれ程のプレッシャー、周囲の期待を裏切ることなく、 本当に世界記録を更新してしまうとは、信じられん。 ついでといっちゃひどいけど、 イチローの新人安打記録更新も、これもまた天晴、見事なりけり。 こう海外での日本人選手の大記録が重なると、 あの一見華々しい長嶋監督引退セレモニーなど、 もう只の壮大なる茶番でしかなくなってしまうわけで (もともとそうか……そうだよな?)。 それにしても相変わらず、徳光と一茂はひどい。


 昨日と今日は、深海生物の収穫は無し。 買い出しに出向いたコンビニに MIU が置いていなかったこともあるが、 そうでなくとも今冷蔵庫には、500ml ペットボトルが 4 本もストックされているので、 さすがに辛い。


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Takayoshi OHNISHI
ohnishi@sfc.wide.ad.jp
Last modified: Wed Mar 27 18:08:10 JST 2002