[ << ] [ >> ]           [Top] [Contents] [Index] [ ? ]

13. 数値処理

これらのプログラムは数値に関する処理を行います.


13.1 factor: 素因数を出力

factorは,素因数を出力します.構文は以下のとおりです.

 
factor [number]…
factor option

コマンドラインにnumberが指定されない場合,factorは標準入力 から読み込み,それは,改行,タブ,またはスペースで区切られています.

オプションは,`--help'と`--version'のみです.See section 共通のオプション.


13.2 seq: 数列を出力

seqは,数字の列を標準出力に出力します.構文は以下のとおりです.

 
seq [option]… [first [step]] last

seqは,firstからlastまでstepおきに,数字を出力 します.デフォルトで,firststepは両方とも1で,それぞれの数 字は単独行に出力されます.すべての数字は実数ですが,整数のみではありませ ん.

プログラムは以下のオプションを受け入れます.共通のオプション,も参照 してください.

` -f format'
` --format=format'

すべての数字をformatを使用して出力します.デフォルトは`%g'で す.formatは,標準的な浮動小数点出力書式の,`%e',`%f', または`%g'の内,ただ1つだけを含む必要があります.

` -s string'
` --separator=string'

数字をstringで分離します.デフォルトは改行です.出力は,常に改行で 終了します.

` -w'
` --equal-width'

すべての数字を同じ幅で出力し,ゼロを前置してパディングします.(他の種類 のパディングをするため,`--format'を使用してください).


[ << ] [ >> ]           [Top] [Contents] [Index] [ ? ]

This document was generated by Akihiro Sagawa on June, 15 2005 using texi2html 1.70.