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2. 呼び出し

SEDは,以下のコマンドラインオプションを続けて呼び出すことが可能です.

`-V'
`--version'
実行しているSEDのバージョンと著作権の注意を出力し終了します.

`-h'
`--help'
これらのコマンドラインオプションを要約した,短い使用方法のメッセージとバ グを報告するアドレスを出力し終了します.

`-n'
`--quiet'
`--silent'
デフォルトでSEDは,スクリプトのそれぞれの繰り返しの終了時にパターン スペースを出力します.これらのオプションで,この自動的な出力を使用不可能 にし,SEDはpコマンドで明示的に告げるときだけ出力を生成します.

`-e script'
`--expression=script'
scriptのコマンドを,入力を処理している間に実行するコマンドの組に追 加します.

`-f script-file'
`--file=script-file'
ファイルscript-fileに含まれているコマンドを,入力を処理している間 に実行するコマンドの組に追加します.

-e-f--expression,または--fileオプション がコマンドラインで全く与えられていない場合,コマンドライン上の最初のオプ ションではない引数が実行するスクリプトとして渡されます.

コマンドラインのパラメータが上記のものを処理した後に残っている場合,これ らのパラメータは処理される入力ファイルの名前として解釈されます. -であるファイル名は,標準入力を参照します.ファイル名が指定されて いない場合,標準入力が処理されます.


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This document was generated by Akihiro Sagawa on January, 21 2003 using texi2html