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Automakeの様々な機能は,`Makefile.am'のオプションで制御可能です.
このようなオプションは,AUTOMAKE_OPTIONS
という名前の特別な
`Makefile'変数にリストアップすることで,`Makefile'ごとを基本
に適用されます.`configure.ac'のAM_INIT_AUTOMAKE
の最初の引
数にリストアップすることで,処理されるすべての`Makefiles'に大域的
に適用されます.現在理解されるオプションは以下のとおりです.
gnits
gnu
foreign
cygnus
適切に厳密さを設定します.gnits
オプションは,
readme-alpha
とcheck-news
も暗黙に指定します.
ansi2knr
path/ansi2knr
check-news
make dist
は失敗します.
dejagnu
dejagnu
特有のルールを生成します.See section 15. テストスイートのサポート.
dist-bzip2
dist-bzip2
をdist
にフックします.
dist-shar
dist-shar
をdist
にフックします.
dist-zip
dist-zip
をdist
にフックします.
dist-tarZ
dist-tarZ
をdist
にフックします.
no-define
AM_INIT_AUTOMAKE
への引数として渡すときだけ意
味があります.それはPACKAGE
とVERSION
変数が
AC_DEFINE
されることを妨げます.
no-dependencies
no-dist
dist
ターゲットに関連するコードを生成しません.これは,パッケー
ジに独自の配布物を作成する手法があるとき役に立ちます.
no-dist-gzip
dist-gzip
をdist
にフックしません.
no-exeext
EXEEXT
が空のとき,これが必要です.しかし,デフォルトで,
automakeではこれの使用に対してエラーを発生します.no-exeext
オプ
ションで,このエラーが発生しないようにします.これは,Windowsや実行形
式の拡張子を使用しているそれ以外のすべてのオペレーティングシステムに移
植する予定の無いパッケージだと分かっている場合のみ使用するものです.
no-installinfo
info
とinstall-info
ター
ゲットは利用可能です.このオプションは`GNU'の厳密さでは拒絶されま
す.
no-installman
install-man
ターゲットはオプショナルインストールで利
用可能です.このオプションは`GNU'の厳密さで使用不可能です.
nostdinc
no-texinfo.tex
readme-alpha
std-options
installcheck
ルールで,インストールされたスクリプトとプログラム
が,--help
と--version
オプションをサポートしているかどう
かを調査するようにします.これは,プログラムの実行時の依存性がインストー
ル後にも満足しているという基本的な調査も提供します.
状況によって,プログラム(またはスクリプト)でこのテストを免除させる必要
があるかもしれません.例えば,(GNUのsh-utilsの)false
は,
--help
や--version
でさえ,決して成功しません.そのような
プログラムは,変数AM_INSTALLCHECK_STD_OPTIONS_EXEMPT
でリストアッ
プすることが可能です.この変数にリストアップされているプログラム(スク
リプトではない)は,Win32やOS/2に対して$(EXEEXT)
で接尾子が付きま
す.例えば,false
をプログラムとして,true.sh
をスクリプト
としてビルドしようと仮定し,--help
や--version
をどちらも
サポートしないものとします.
AUTOMAKE_OPTIONS = std-options bin_PROGRAMS = false ... bin_SCRIPTS = true.sh ... AM_INSTALLCHECK_STD_OPTIONS_EXEMPT = false$(EXEEXT) true.sh |
subdir-objects
-Wcategory
or --warnings=category
AM_INIT_AUTOMAKE([-Wall])
を試してください.
認識できないオプションはautomake
が判断します.
ツリーの全てのファイルにオプションを適用したい場合,
`configure.ac'のAM_INIT_AUTOMAKE
を使用することが可能です.
See section 5.6 Automakeが提供するAutoconfマクロ.
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