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Automakeは二つの形式のテストをサポートしている。
もし変数TESTSが定義されれば、その値は試験を行うために実行するプロ
グラムのリストであると解釈される。そのプログラムは派生したオブジェクトで
もソース・オブジェクトでも良い。生成された規則はsrcdirと`.'
の両方を見るだろう。データ・ファイルを必要とするプログラムは別ディレクト
リで構築するとき(see (autoconf)Build Directories section `Build Directories' in The Autoconf Manual)に働くようにsrcdir(それは環境変数
とmake変数の両方である)でそれらを、特にdistcheckターゲット
(see section 何が配布物に含まれるか)のために見るべきである。
失敗の数は実行の終わりに表示されるだろう。もし任意のテスト・プログラムが 77の状態で終了すれば、その結果は最終的な計算では無視される。この特徴は移 植可能でないテストが意味をなさない環境で無視されるようにする。
変数TESTS_ENVIRONMENTはテスト実行のために環境変数を設定するために
使用できる。環境変数srcdirは規則で設定される。もしあなたのテスト・
プログラムが全てスクリプトなら、TESTS_ENVIRONMENTをシェルの起動
(例えば、`$(SHELL) -x')に設定できる。これはテストのデバッグに有用で
ある。
もし`dejagnu'がAUTOMAKE_OPTIONSに現れれば、dejagnuに
基くテストが想定される。変数DEJATOOLの値はruntestへの
--tool引数として渡される。それはパッケージの名前がデフォルトであ
る。
変数RUNTESTDEFAULTFLAGSはデフォルトでdejagnuに渡される
--toolと--srcdirのフラグを保持する。これは必要なら上書きし
て良い。
変数EXPECT、RUNTESTやRUNTESTFLAGSはまたプロジェクト
に特異的な値を与えるために上書きされ得る。例えば、もしコンパイラのツール
の繋がりをテストしているなら、デフォルトの値はhostとtargetの名前を考慮に
入れていないので、これを行う必要があるだろう。
どちらの場合でも、試験は`make check'によって行われる。
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This document was generated by Akihiro Sagawa on June, 15 2005 using texi2html 1.70.