各画像をクリックすると、大きなサイズで見られます。画像の大きさが 2 種類あるのは、2 つのデジカメの写真を僕が大きさの違いに気付かずに同じ縮小率で小さくしてしまったからです。
1) 必要な道具一式…ケーブルの材料 (ケーブル本体、コネクタ)、はんだづけセット一式、ニッパー、カッターナイフ、ドライバー、熱収縮チューブ
2) コネクタ 4 種類。左上 D-Sub 9pin メス: 、右上: D-Sub 9pin オス
左下:D-Sub 25 pin メス、右下: D-Sub 25 pin オス
4) 一番外側のビニール皮膜をカッターで破る。カッターナイフ側ではなくケーブル側を動かすのがこつ、らしい。
6) コネクタ内部でのショートを防ぐ熱収縮チューブ。通常のケーブル作りでは使わなくてもよいようだ。
7) 信号線の先端をむきとり、導線を露出させる。1.5〜2.0 ミリくらいかな。
9) コネクタの接続部にもメッキを行う。ちなみに、はんだごての先は常にきれいにしておかないと、うまくはんだがのらないので注意。
11) コネクタと信号線ををはんだづけする。なお、デジカメのトラブルにより、25 pin コネクタ側の完成写真はありません。
12) D-Sub 9 pin コネクタ側も同様に、外側のビニールを破っていく。
13) 信号線の先端とコネクタの接続部にそれぞれ、はんだでメッキを行う。
14) メッキされた D-Sub 9 pin コネクタ。ピン番号をマジック等でわかりやすく書いておくと、接続ミスを防ぐことができる。
15) コネクタと信号線をはんだづけする。ここで見えている熱収縮チューブは、はんだづけが終った後、専用ドライヤーかはんだごての先端で熱するとキュッと縮む。
16) 金属の皮膜を用いてアース接続を行う。コネクタ・皮膜側ともに、はんだがのりにくいので結構難しい。またこの部分は熱伝導率がとても良いため、火傷する危険が大きい。なにか熱伝導率の低いもので押えながら作業を行うといいかも。
19) ケーブルの種類 (ストレート or クロス) を間違えないように、ラベルを用意するとうれしい。
20) 完成した「9 pin メス - 25 pin メス」のケーブル……て、使いどころがないような気もする
21) (おまけ) ストレート・クロス変換コネクタいろいろ(なかには怪しいものもあるけど)。