今月行ったこと
輪講本番
egichanさんと共に挑戦した輪講だが、発表日の延長なども手伝い、なんとか形にすることが出来た。
発表の内容は、E-Mail爆弾の分析とその対策というもので、原文はPostScript形式と
HTML形式で読むことが出来る。
また、輪講発表はHTML形式で読むことが出来る。
この論文ではまず、1997年前半に発生したLangley米国空軍基地に対する、
インターネット経由での自動化されたメール爆弾を具体的な事例として取り上げ、
メール爆弾の手法や、実際に行われた対策を述べている。
そして、アタックの前兆や対策の効果を調べるための「メール爆弾早期警戒システム」や、
公開鍵暗号などを利用した暗号化電子メールの手法などにも触れている。
自宅にて運用中のLinuxマシンの整備を含めたUNIXの理解
まず、NIFTY SERVEの友人の一人に大学のシステム管理者という人が居て、
その人に紹介された「UNIX SuperText」を読むことから始めた。
上下二巻で、UNIXの利用法だけでなく構造など詳しいところまでを理解するのに、非常に役に立った。
また、TCP/IPネットワーク管理 第2版(O'reilly)や、
CGI&Perlポケットリファレンス(技術評論社)などを読み
TCP/IPやPerlについての基礎知識を深めた。
自宅で運用中のLinuxマシンの整備については、
具体的にはPlamoLinux 1.4.1を導入後、
WindowManagerとしてWindowMakerをソースコードから導入した。
加えて、主に利用しているWindowsNTマシンからのファイルの転送が容易なように、
Sambaや、
CGIやSSI等の実験用にApacheなども入れた。
残念なことに、現在モデムをWindowsNTマシンに接続しているため、
このマシンから直接外部のインターネットに接続することが出来ない。
近いうちに、RS-232C切り替え機などを用いることでモデムをこのLinuxマシンに接続し、
IP Masquaradeを利用したゲートウェイマシンとすることを目論んでいる。
また、PerlやDataBaseを用いたCGIスクリプトなどに強い興味を持っていることから、
このLinuxマシンをその実験に有効に利用しようと考えている。