décembre 19, 2010

エコノミスト南の貧困と闘う - ウィリアム・イースタリー

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図書館で借りてきた「エコノミスト 南の貧困と闘う」を読みました。

世界銀行で働いていた経済学者の著者が南の貧困を解決するためにこれまで世界銀行やIMFが行なってきた経済援助の分析を行い、何をするべきかを考える手助けをしてくれる本です。そもそもの考え方としては、これまで南の貧困を救うことはできなかったのは、「人間はそうすることが経済的に見合うことはするし、見合わないことはしない」。スティーブン・ランズバーグは『ランチタイムの経済学』の中で「人はインセンティブに反応する。それ以外は、付随的な注釈にすぎない」ということなのです。様々な視点から何故援助がうまくいかないのか、ということを分析しており、興味部会です。世界銀行の経済援助の方法に対して失敗だったと素直に認めているため、本の中では「こういう研究をするのを許してくれる世界銀行は懐が広い」と言っていますがその後退職させられたようなのが残念です。

---この先読書メモ

【単なる投資】ハロッド=ドーマー・モデル(1946-2000)の、援助資金でダムや道路や機械に投資すれば経済が成長するという考え方("Capital Expansion, Rate of Growth, and Employment")は本人によって否定されているのにドーマー・モデルは生き残り、貧困国の目標成長率を計算するためにこのモデルを利用してきた。ただし、ダムや機械や道路に投資をしてもそれを使う人が成長していなければ使えないし、短期的に経済成長が期待されるものでもない。(資本ギャップを埋めたくらいでは成長しない)。援助したからといって将来大きな収益が得られると思えない限り援助金を投資にまわすことはないし、たいした収益が期待できなければ投資などしない。消費を増やして借金を増やすだけになるかもしれない。なぜなら人はインセンティブに反応するものであるのだから。

【機械への投資】一方、ロバート・ソローは「長期的成長の唯一の源泉は技術進歩である」と結論づけた。1人が機械を既に8台受け持っている労働者にもう1台割り当てても良い結果が出るとは考えにくい。これが収穫逓減の法則である。逆に、技術進歩をもって1人の労働者の扱える機械を増やすことで経済成長はあり得る。ただし、インセンティブに合ったモノづくりを行わないと、不必要な製品を生産しても経済成長が起きる訳がない。

【教育への投資】教育へ投資をしてきたが、これも経済成長を助けるものにはならなかった。1. 政府の活動が所得移転のインセンティブを高めるのではなく、経済成長へのインセンティブを高めるときのみに教育は効果をあげる 2. 汚職・教師の低い給与、教科書・ノート・鉛筆の不足といった問題が質の高い教育を実現するインセンティブを妨げている。政府や教師が教育に対する援助の中抜きを行う。個人的インセンティブのために。3. ハイテク機械や最新技術の応用等関連投資が行なわれない限り、知識は無駄に使われてしまったり、人材は知識を有意義に利用できる場所に移住する

他にも、人口の抑制や構造調整融資、債務救済等の経済援助が行なわれてきたが、やはりインセンティブがないため成長しないという事例をあげている。

成長しない・するということは自然災害が怒るといった運によることもある。仮にベナンビアとシンガワンという呼ぶ2つの国を想定し、1960年から2000年の経済成長をみると、前者は1人あたり50%所得を向上させたが、後者は一人あたりの所得が3倍になった。経済学者はこれを様々な形で検証し、論文を書くこともできる。実際は、乱数発生機を用いて仮想125カ国において、1人あたりの所得の成長率をマイナス2%~プラス6%の間で変動させた。ベナンビアは最も成長の早い国、シンガワンは最も遅い国である。幸運が成長を助けるということもあり得るのだ。

汚職について、大規模な汚職(首相や国会議員の汚職等)と小規模な汚職(地方警察の汚職等)では、前者の方が国のために良いと言っているのは興味深い。前者は、政府を運営しながら横領をしようと思うので、国の経済成長がなければ横領もできないことから、国の経済発展を助けながら汚職をするような大規模な案が練られ、小さい汚職を行わないよう統制がとられる。一方小さい汚職は組織的には行われず、商売の邪魔をする等国民生活が脅かされるため、経済成長に繋がりにくいのだそうである。また、民族・人種の違いによって経済的な断絶があることも指摘している。

また、知識のある人は知識のある人同士(境遇が似ている人同士)で話した方が新しい協力関係が生まれたり会話をより楽しめるため、集う習性があり、どうせ教育を受けてもこの輪に入ることは難しいと最初から諦めて教育を受けない人々も多いとも論じている。だから東京やニューヨーク等大都市に知識を持った人が人が集う。ちょっと経験的だけど、説得力はあるかもしれない。

何が正しい政策なのか、どう援助すべきなのか、ということに対して、著者は各国政府に5-10年の成長プランを描かせ、これを正当に運営している国のみに援助する等の施策を行わなければ意味がないと論じている。それを実施するときにも、この本にでてきただけでも膨大な範囲の内容を考慮する必要があり、これが正しいという回答はない。

南の問題を考えるとき、一筋縄にはいかないし、何が正しいかは分からない中で(施策が地球・国・地域・その人物のためにとって本当に良いことなのか)、どう問題に取り組むのかを考えさせてくれる入門として良い本だと思った。

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décembre 08, 2010

魔王 - 伊坂 幸太郎

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友達に薦められて、伊坂 幸太郎の「魔王」を読みました。ファシズムがヒタヒタと到来してくる中、ある兄弟に不思議な能力が与えられます。正しいと思ったことをシンプルにやり続ける、この続けるという部分が能力なのだと思います。急な話の展開にビックリする部分もありましたが、面白かったです。

そういえば、ノルウェイの森がそろそろ公開ですね。観に行かなきゃ。

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octobre 25, 2010

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則 - アル ライズ (著), ジャック トラウト (著)

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星野リゾートの教科書から、1冊目「売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則」を読みました。マーケティングには法則は存在しないように考える人が多いが、そんなことはないと主張し、「1番手の法則」(1番手がみんなの心に残るに決まっている。1番に大西洋横断をした人(リンドバーグ)はみんな知っているけど、2番手に横断した人の名前なんか知らないだろう)、「カテゴリーの法則」(1番手ではないと思うなら、1番手になれるカテゴリーを見つけよう。大西洋を3番手に横断したが、女性としては初めて横断したアメリア・エアハートのように)、「知覚の法則」(マーケをやっている人は優れている商品が売れる商品であると信じているが、優れているというのは全て人間の知覚によるものであり、優れているかどうかは問題ではない。例えばブラインドテストで美味しいと結果のでているコーラの売上よりもコカコーラが圧倒的な売り上げをあげているように) 等、22の法則を提唱しています。

どの法則も面白かったですし、特に22番目の最終的にはどれだけマーケティング戦略があってもお金がないと意味がないと言っているのが現実に即していて説得力があるなと思いました。「ブランディング22の法則」も合わせて少し読んでいますが、似たような内容が書いてあり、「売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則」の方が面白いです。

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octobre 18, 2010

自助論―人生の師・人生の友・人生の書 - サミュエル・スマイルズ

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「アジア半球」が地球を動かす」に出てきて、面白そうだったので「自助論―人生の師・人生の友・人生の書」を読んでみました。よく見てみたら、これ、明治時代に流行った「西国立志編」のことなんですね(汗 名著はいつの時代でも名著なんだなと納得しました。(うーん、でも明治時代と同じ本を読むってなんだかすごい)。どういう人が成功するのか、どういう人物であるべきなのか、ということが書いてあって、参考になりました。

政治というのは国民のレベルによって決まっており、国民のレベルが高ければ政治のレベルも高くなるし、国民のレベルが低ければ政治のレベルも低くなる。天才肌の人よりも、常に努力を続ける人こそが成功する。恵まれた環境よりも恵まれない環境にいる人の方が成功しやすい(何くそって思うから)。

成功した人ばかりではなく、市井の人が向上心を持って高潔に生きるということがより良い世の中を作ることに貢献することなのだろうかとも考えました。

詳細な記述はないけれど、ヴィジョンを語る面白い本だと思いました。

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octobre 07, 2010

星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則 - 中沢 康彦

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図書館で予約していた「星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則」が借りられるというのでウキウキしながらでかけてきました。星野リゾートの星野さんが経営をするにあたって参考にした教科書の話です。星野さんは慶應義塾大学→コーネル大学ホテル経営大学院を出られたということで、それぞれの時代に出会った本から、社長になってから出会った本まで、いろいろ教えてくださってます。

先日友達と話したときにも「賢い人の本棚を見てみたい」といっていたのですが、まさに賢い人の本棚のような形でした。ちなみに読んだことがある本は1冊しかなかったのですが(汗 読んでみたいと思っていた本は何冊かありました。店頭に並んでいるベストセラーではなく書店に1冊しかないような古典に参考となる本が眠っていると語られていましたが、まさにその通りのように思います。マーケティングやマネージメントの本が紹介される中、最後は人間としての在り方についての本が何冊か紹介されていたのが印象的でした。


せっかくなので、この機会にいろいろ読み進めてみたいと思います。

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octobre 03, 2010

「アジア半球」が地球を動かす - キショール・マブバニ

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現在シンガポール国立大学の教授であり、シンガポールの国連大使としても活躍していた方の本です。久しぶりに面白くて読み応えのある本を読みました。アジアの台頭、というよりはこれまで続いてきた西欧のやり方では本当のグローバル時代を乗り越えることはできないという主張のように思えます。これまで西欧が国際社会を率いてきたけれども、西欧に暮らす12%に過ぎない人々が、残りの88%の人々の運命を決定する時代は終わりを告げているのではないかと論じています。アジアが台頭する理由としては、その「市場経済」「科学とテクノロジー」「実力主義」「現実主義」「平和の文化」「法の支配」「教育」を7つの柱として挙げています。ものすごく幅広い知識と深い造詣がある人にしかこの本は書けないと思う。本当にすごいと思いました。

個人的にふ~ん、と思ったことをメモ。
”「グラミンフォンの共同設立者、イクバル・カディーアによれば、「接続性とは生産性のことだ。人と人とをつなげれば、彼らの生産性は高まる。どの発展途上国でも、援助に頼っているのはその国の国民ではなく、政府であることがわかるはずだ。援助によってなされたのは、貧困国の政府に力を与え、傲慢な態度をとらせる手助けくらいなものだ。そういう国の政府は、自国民のことに関心を持つ必要もない。援助がある以上、財源として国民を当てにしなくてもよいからだ。携帯電話におって、バングラデシュ経済は2%上向いた。これは、援助を通じてバングラデシュに与えられた資金を上回る。」”

”西欧の政治家は、選挙で選ばれることを最優先事項と考える。このため、民主主義を推奨する行動によって、自分たちが人々の生活を危機に追いやっているという道義的責任には目をつぶってしまう。2007年、アメリカの政治家たちが、アメリカ軍をイラクから帰国させるかどうかについて議論した。多くの者が、世論受けする道を選んだ。アメリカ軍を帰国させよう、と。アメリカ軍をイラクに残して、イラクに民主主義を導入した行動への責任を取るべきだと発言する勇気を持つ人はほとんどいなかった。しかし、世界の人々が感じていたのは、正にそういうことだったのだ” - アメリカ軍が侵攻したことにより、フセイン統治下では少なくとも市民は街中を歩いていていきなり殺されたりテロの標的にさらされるという危険はなかったのに、その恐れがでてきた。日本を征服したときのその国の文化に学びながら民主主義を導入するということを行ったのに、なぜイラクではそれができていないのか。

”世界で一番実力主義的な公務員制度が見られるのは、西欧諸国ではなく、シンガポールである。エリート官僚群を構成するのは管理職公務員(AO)たちである。最高の人材がAOへの道を選ぶように、シンガポール政府は、最上級のAOに対しては、民間企業とほぼ同額の給料を支払っている。2007年4月に政府が発表した俸給表の下では、官僚のトップは年額150万USドルが与えられると予想される。これはアメリカ大統領(年額40万USドル)とイギリス首相(年額35万717USドル)の報酬をあわせた額よりも高い。競争の激しいグローバルな環境の中で、ある国が発展し、成功することを望むのであれば、さして高い給料ではない。” - 実際にシンガポールは常に発展してますからね。。すごい。

今後の世界について
”グローバルな政府をつくることはその答えではない。緊急に求められているのは、グローバルなガバナンスをつくりあげることなのだ。われわれは世界全体を管理する制度とルールをつくりだす必要がある。それも、65億人の願いと利益を反映する制度とルールである” - そのためには、国連が正しく機能するものにする必要がある(国連憲章を読んでみよう!) 安保理の正当性を維持するため、「常任理事国制度の廃止(というより、将来の発展を見据えた上での常任理事国の選出)」「説明責任の原理(ルワンダのジェノサイドについて認知していたのに見過ごしたことについてどうして誰も説明しないのか)」「実力主義を重要視した明確で透明な採用プロセスの確保(世界の12%が残りの88%の運命を決めるのはもうやめよう)」

今、アジア各国の学生はヨーロッパやアメリカで学んで人脈や知識を身につけており、差別や文化の違いを乗り越えられる下地ができてきている(日本は取り残されてるな~)。本当に賢い人は世界に何人もいるし、よりよい世界について考えているのだろうけど、たとえ民主主義で選出されたとしても、その人たちが決める世界というのも少数人数が決めた世界ことになってしまうというのはなんともいえないパラドックスのように思えるなぁ。いろいろ考えるきっかけになるすごく面白い本でした。2010年 No.1 かも。若干マニアックですが興味のある方は是非!お勧めです。


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septembre 20, 2010

1Q84 BOOK3 - 村上春樹

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友達がいまいちと言っていたので私も悩んでいたのですが、成田で思わず衝動買いしてしまった~~~。「1Q84 BOOK 3」です。村上さん、洗練されて、切り取られ過ぎて、いまいち人間臭さみたいなのがなくなっているのではないかと思わせる感じでした。まぁ、全ての人間が良いと思うものなんてないのだから、これで良いのだろう。それにしてもまだ続きがあってもおかしくはない書き方だなぁ・・・。そしてまた読んじゃうのだろうか(笑

それにしても、海外に行くのにこんな重い本買っちゃだめです(笑 次に出張に行く時には山崎豊子の読んでないシリーズ(文庫)を手にすることにします。決心。

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septembre 02, 2010

改訂版 ワークライフバランス -考え方と導入法 - 小室 淑恵

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小室 淑恵さんはすごいという話を友達から聞いて、「改訂版 ワークライフバランス -考え方と導入法-」を手に取ってみました。昔からの日本企業で働いている既成概念たっぷりな環境だと、残業をたくさんやっている人がすごいというような誤った認識を抱きがちだけど、時間が短くてもアウトプットを出せる人材が会社としては一番欲しい人材であるはずだ(だってアウトプットがあるけど残業代払わなかったら光熱費や残業手当が減るからそれだけでも大きな経費削減になりますよね)し、その方が社員一人が稼ぎ出す利益は大きい。また、女性社員にちゃんと昇給、昇格のチャンスを与えないと女性社員のやる気が削がれてしまうため、給料の割には働きが悪くなってしまう。現在はロールモデルとなる女性社員の存在がなかなかないので、女性のポテンシャルが活かしきれていない。これは大いなる会社の損失であるということをデータや事例を示しながら的確に論じています。この本は面白かった。企業の幹部の人に是非読んでもらいたいです。

小室さんのファンになっちゃいました。

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septembre 01, 2010

怒らないこと - アルボムッレ スマナサーラ

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よく怒ってしまって反省することがあるので、書店で見かけて「怒らないこと」を思わず手にとってみました。仏教の法話なのですが、怒ったときには自分は怒っているという事象の中に身を置いているということを改めて見つめ直し、冷静になることで怒らないことが大切であると語っていらっしゃいます。そんな簡単なものかしら?と頭をひねるところもいくつかありましたが、何にせよ、落ち着いて物事を見返せる心の余裕をいつも持つことができるかどうかが鍵なような気がします。

怒ることと叱ることは違うことなので、それを履き違えてはいけないということも納得です。法話なので若干話が飛んでいたり、シンプルに伝え過ぎて論理が飛躍していたりもするのですが、怒る人は強烈な負のエネルギーを放出しているので、良いことはないというのはみんな納得ではないでしょうか。日々反省です。

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août 26, 2010

IT帝国の興亡 スティーブ・ジョブズ革命 - 村山 恵一

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図書館で借りようと思っていた本の隣の方にあった面白そうな本「IT帝国の興亡 スティーブ・ジョブズ革命」を読みました。もっとジョブスの話が出てくるのかなと思いきや、マイクロソフト、ヤフー、グーグル、アップル等、巨大IT企業の攻防についての取材の集大成といった感じでした。

新しいことを思いつくこと、それを信念を持って実現すること、革新し続けること、難しいですがやはりこれが成功し続ける秘訣なのかと思います。ジョブスもビルも後任になる人は数人が集まって行うけれど、それでもやっぱり本人には足りない、ということ、マイクロソフトがヤフーの買収を敵対的にはしたくなかった(人材が流出するから)というところを読むと、やはり会社というのは人の集まりなんだなと思いました。

投稿者 funya : 02:19 PM | コメント (0) | トラックバック

août 23, 2010

NTTの深謀 - 日経コミュニケーション 編

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最近は、ヴィトンの法則等、通りがかりの部長さんの本棚にあった本で面白そうなものをピックアップして読ませていただいているのですが、面白い!!芯を持って仕事をしている知的な人の本棚ってこんな感じなのでしょうか(と実は本人を知らないのに言ってみたり)。こんな人が上司だとうらやましいな。さて、「NTTの深謀~知られざる通信再編成を巡る闘い」を読みました。

NTTは民間企業なのに、NTT法によって様々な規制をかけられている訳ですが、総務省によって規制を強化されないためにNGNの展開は意図的にスローにしていることや、他社との提携や海外進出においてもあまり利益を出しすぎないように気をつけている等、なるほどね、ということがたくさん書いてありました。日本として今後の通信産業を考えるとき、あまり規制をして世界の中での競争力を失わせるのも得策ではないし、かといってNTT一人勝ちという方向性は国民のためにならない。でも、個人的にはやっぱりNTTとしての方向性をしっかり持って海外にも通じる企業として発展してもらいたいと思うのですがね。日本向けの携帯ばかり開発して海外で売れないものを作って終わりになってしまったり、iPodにシェアを大きく奪われたり、日本国民としてはちょっと寂しい状況なのかなと思います。

一緒に仕事をしたことがある部長さんの名前が出てきたりしてびっくりしました。


続き:自分へのメモ

2006年9月に総務省が公表した新競争促進プログラム2010は、NTTの組織再編の議論が2010年に先送りになったが、それまでは公正競争ルール作りを徹底するというもの。よくお名前を拝見する谷脇さんが執筆とのことです。

クラウドコンピューティングは、クラウドになるというくらいで例えばユーチューブ等で紛争が怒った場合、それを解決するのはアメリカの裁判所で裁かれることになる。日本としてクラウドにどう対応していくのかって考えるべきことですね。

ライフログの動きが出てきているけど、これはプライバシの問題と合わせて考えるとこれに対応する方策というのをきちんと考えておく必要があると思う。ある会社で購入したという情報を貯めて、他の会社からもリコメンドが来るのであればこれはお手軽でうれしい仕組みだけど、それだけで終わるかどうかは不安。facebook で「今から旅行にでかける!楽しみ!」なんてポストを見て、顔見知りが強盗に押し入ったりする時代ですもんね。。

NTTが100年かけて作ったメタル回線のインフラを光ファイバに置き換えるのと、ゼロからインフラを敷設するのでは差があり過ぎるとして、せめて現行の光ファイバ利用のコストを下げてもらいたいという話があった。現在1分岐(局外スプリッタでは8ユーザで1分岐となる)単位で借りなければならないのを、1ユーザ単位で借りたいとの主張である。これはNTT東の経営企画部長 渡邊大樹部長(当時)が猛反発して、話を立ち消えとしてしまったらしい。

スパイダーマンのおじいちゃんの台詞ではないけれど、"With great power comes great responsibility."ということなのです。占有企業になったとしても、腐敗することなくきちんとしたヴィジョンを持って歩めば世間にも受けいられるのではないかというのは甘い考えなのかなぁ。

この本は面白かった。

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août 17, 2010

ルイ・ヴィトンの法則 - 長沢 伸也 (編さん)

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ちょっとしたきっかけがあって、「ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略」を読みました。新しい会社を作るとき、ブランドの戦略を考えるとき、こういう本を読んでいるのは確かに素敵かも!!ヴィトンは他にも様々なブランドを抱えるブランド帝国であるっていうこと、ルイ・ヴィトンの売上の40%は日本が占めており、このため日本向けのブランド戦略を出していることを初めて知りました。

品質のしっかりしたものを売る、値下げはしない(でも現地価格の140%以上の値段にはしない)、テレビCMは出さないという面白い法則がたくさんあって面白かったです。素朴な疑問としては、日本人が全員何かヴィトンを持っているのではないかという現在、そんなに品質って保証されていて、質に入れるときも高価格で買ってもらえるというのはまだ通じるのかしらん?とブランド物にあまり縁のない私は思ってしまうのでありました。

投稿者 funya : 09:48 PM | コメント (0) | トラックバック

août 16, 2010

人の砂漠 - 沢木耕太郎

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沢木さんの初期の作品、「人の砂漠」を読みました。亡くなったお兄さんのミイラと住んできたおばあさんの話、これまで売春婦として生きてきて、他の土地では生きていけない女たちを集めた村への滞在中に感じたことの話、収集されたゴミを買いつける場所で働いた体験の話等、様々な体験を通したエッセイの集まりです。

普通の人はあまり体験しないようなところに足を踏み入れ、その事実に寄り添うように話を進める沢木さんのスタイルはこういう様々な経験を通して確立されたのかな。今回のエッセイは沢木さんの感情が入り過ぎていてちょっと気になる部分もあったけれど、やはり沢木さんの語り口は面白いです。人との触れ合いの中でスッポリはまり込んだ穴のような部分で「砂漠」という感覚が生まれ出る、タイトルのつけ方も絶妙だと思いました。

投稿者 funya : 11:59 PM | コメント (0) | トラックバック

août 15, 2010

信念を貫く - 松井秀喜

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最近カープ戦を見に行ったりして微妙にカープファンになりつつある私ですが、野球人として、人間として気になっている松井選手の本を図書館で見かけたので、読んでみました。「信念を貫く」は、腕の骨折、両膝の手術を経てエンゼルズで活躍するようになった松井選手の怪我をしていた頃の考えが描かれています。

常に丁寧な言葉で自分の考えていることを落ち着いて話せ、両親、家族を大切にし、それを公言できる松井選手って本当にすごいと素直に感動してしまいました。どんな辛い状況にあっても父から送られた「塞翁が馬」という言葉を心に、常にポジティブに捉えて行動を続ける姿はシンプルにすごいです。

高校のときの一塁側ベンチや室内練習場に

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

という言葉が掲げられていて、怪我をした間でも強い心で行動を変え、運命を変えることができたんだと信じているとおっしゃっていました。カッコイイ。

完全に松井選手のファンになっちゃいました。ニコ。

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juillet 23, 2010

ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣

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先日の京都出張の時に意を決して、本屋で平積みにされていて気になっていた「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」を買って読みました。本は大体図書館で借りているので特に単行本はハードル高いのですが、お姉さまの笑顔がちょっと気になって。。

メモを取ることや自分の身の回りの物を大切にすること、と学ぶことも多かったのですが、やっぱりファーストクラスに乗る人もいろんな努力をしてあの地位まで登ったのではないかと思ったりもしました。どうなんだろう?

と思っていたら、社長を公募している企業なんてのもありますね。ゴーンさんの自伝を読んでもそうだったし、そういう階級の人っていうのもあるのかしら。

Amazonの評判もいまいち。うーん、残念。

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juillet 02, 2010

会社をつぶす経営者の一言 - 村上 信夫

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今日は東北大学に日帰り出張だったのですが、行きに北方謙三の三国志第10巻を読み終わってしまった私としては暇になってしまったので、帰りの電車の中では一緒に出張に行った方にお借りした本→「会社をつぶす経営者の一言」を読みました。不祥事を起こした会社のトップの失言を紹介してくれている本です。日本ってこういう時の危機管理の方法がやっぱり下手だよなぁ、と思います。ブランディングが下手というか。小手先だけうまくても全く意味はないのでしょうが、危機が起きた時の基本方針くらいはあっても良いのではないかと思いつつ(耳が痛いが・・・)牛タン弁当を食べつつ帰りました。

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mai 11, 2010

星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか? - 中沢 康彦

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久々に図書館に行く機会があったので、うれしくていろいろ借りちゃいました。最近店頭に並んでいるので、気になった本「星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則」を予約したので、本が届くまでに「星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?」を読んで予習です。

星野リゾートという名前はCSR関係の会社に勤めている友達が教えてくれたので知ってはいたのですが、あの有名なアルファリゾートトマムを経営していたり、軽井沢高原ビールとか出しているヤッホーブリュワリ―を持っていたりするんですね。

他国が観光客を集めているのに対して、綺麗で、安全で、観光資源もある日本にあまりお客が来ないのは日本のリゾート環境があまり良くないからだという持論を元に、お客様に満足していただくことを第一目標にしてリゾート経営をしている星野さんに目をつけ、「日経トップリーダー」で特集を組んだものを本としてまとめたものです。大きな会社では管理やセキュリティの安全のために、といいつつ個性を伸ばせないような体制作りをしているように感じるけど、実際は現場の熱い思いが世の中を変えていくんだよな~、って思いました。

ゴンドラの監視員の方が考えたアルファリゾートトマムの雲海テラス、私もいつか行ってみたい!と思いつつ、ヤッホーブリュワリ―が出している楽天の地ビール部門第一位のよなよなエールを衝動買いして飲んだらなかなか美味しかったです☆

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mai 09, 2010

ハル・ライシャワー - 上坂 冬子

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友達に薦められて、「ハル・ライシャワー」を読みました。ライシャワーさんは、ハーバード大学教授で、日本で生まれ育ったこともあることから日本に好意を持っており、ずっと日本の研究を続けていた人です。ケネディ大統領の時にハーバードの燕京研究所所長として来日し、安保闘争に対して様々な角度から聞き取り調査を行って、日本の主流以外の主張も考慮するべきであるという「損なわれた対話」という論文を発表し、それが大統領の目にとまって教授から米在日大使として赴任した方です。

ハルさんも、若い頃アメリカで過ごしたりジャーナリストとして活躍したり、戦前・戦後の時代にかなりハイソな方だったようです。でも、自分をしっかり持つという意味ではかなり芯の強い方だったようで、すごいと思います。birds of a feather flock together、ということで、上流階級の人は上流階級の人同士でやはり繋がりが深いものだなとも思いました。

ライシャワーさんについての本もあるようなので、読んでみようと思います。

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ハル・ライシャワー - 上坂 冬子

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友達に薦められて、「ハル・ライシャワー」を読みました。ライシャワーさんは、ハーバード大学教授で、日本で生まれ育ったこともあることから日本に好意を持っており、ずっと日本の研究を続けていた人です。ケネディ大統領の時にハーバードの燕京研究所所長として来日し、安保闘争に対して様々な角度から聞き取り調査を行って、日本の主流以外の主張も考慮するべきであるという「損なわれた対話」という論文を発表し、それが大統領の目にとまって教授から米在日大使として赴任した方です。

ハルさんも、若い頃アメリカで過ごしたりジャーナリストとして活躍したり、戦前・戦後の時代にかなりハイソな方だったようです。でも、自分をしっかり持つという意味ではかなり芯の強い方だったようで、すごいと思います。birds of a feather flock together、ということで、上流階級の人は上流階級の人同士でやはり繋がりが深いものだなとも思いました。

ライシャワーさんについての本もあるようなので、読んでみようと思います。

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mai 05, 2010

アフターダーク - 村上春樹

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G.W.の最後の方は疲れを取って仕事に備える日々です。村上春樹の「アフターダーク」が文庫本になっていたので読み返しました。深夜から夜が明けるまでの話なのですが、初対面の人にそこまで話はしないだろうという深い内容を語り手たちが会話を通して打ち明けていくのがなんとなく違和感でした。ちょっと無理があったかなぁ。amazonのレビューで「『モーニング・グローリー』の輝きを求めて、オアシスの最新アルバムを買っては、がっかりしているのとまったく同じ状況。 」っていうのに同意してしまう最近です。

投稿者 funya : 09:08 AM | コメント (3) | トラックバック

mai 03, 2010

パリ雑貨日記 - ナカムラ ユキ

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ママに薦められて「パリ雑貨日記」を読みました。京都のTRICO+というお店のオーナーさんがパリに買い付けにいったときの日々を日記形式でまとめたものなのですが、1ページ目を開いたときからパリに行きたくなっちゃいました!スーパーマーケットの買い物のジップロックがフランス語だったり、バスに乗ってアンティーク市にでかけたり、カフェでお茶したり、フランスでの情景を思い出しながら楽しくページをめくりました。やっぱり、こういう日常が美しいと感じられるのがフランス(あ、ニューヨークもそう思います)の素晴らしいところなんですよね。あー、また行きたい!彼女が使っているというアパートメント、私も泊まってみたくなりました。

心地よい家になるよう、私も頑張らねばです。

投稿者 funya : 11:59 PM | コメント (0) | トラックバック

avril 13, 2010

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 - シャーリーン・リー、ジョシュ・バーノフ

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グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)」を読みました。ソーシャルテクノロジー(mixi, facebook, twitter, wikipedia, blog 等のコミュニティ活動)を利用したマーケティングや企業の在り方の変化を様々な事例を元に解説している本です。

以下内容に触れちゃいますが。。


ソーシャルテクノグラフィックスのはしごという表を作成し(創造者、批評者、収集者、加入者、観察者、不参加者)、ターゲットとしている人間がどの部類に当てはまるのか(平均値と比べてどのカテゴリが抜きんでているのか)を調査した上でグランズウェルを利用するべきなのか決定する、グランズウェルを何のために利用したいのか(耳を傾ける、話をする、活気づける、支援する、統合する)を始める前に決定する、POSTプロセス(人間、目的、戦略、テクノロジ)が揃っていないと無駄である、という大まかに分けて3つの主張をいろんな例示を交えつつ語っているかと思います。

マーケティングを行う人には分析の方法等参考になるので読んでみると良い本なのではないかと思います。BtoBのビジネスをしていても、最終的に交わるのは人間であるというシンプルで当たり前のことをちゃんと主張しているのがクールでした。

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avril 08, 2010

お金の原則 - 邱 永漢

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邱 永漢の「お金の原則」を読みました。一番の基本は使わなかったら貯められる、と書いてあったのがとっても面白かったです。そりゃそうだ。使うところは使ったり、何が贅沢かを知ってから節約したり、何より使わないまま死んでしまうのはもったいないとおっしゃるのはごもっともと思いました。年を取ってからの節約は厳しいけど、若いうちは節約しないとな~。

本人自身はものすごくお金持ちなのですよね。面白かったです。

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avril 07, 2010

その場しのぎの英会話 - 阿川佐和子

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阿川さんの「その場しのぎの英会話」を読みました。使いやすい言い回し(でももしかしたらもう obsolete かも)とかがいろいろ書いてあって、軽く読めて面白かったです。

英語を少し話せるくらいだとみんなが「英語がうまいね」と言ってくれるけど、本当に流暢になったら誰も褒めてくれないようになるって書いてあって、確かに!と思いました。私は英語がうまいねって言われるレベルですが、本当に流暢になるためには2-3年住まないと無理な気がします。言語の道は奥深いですが、面白いですよね。

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avril 06, 2010

痴人の愛 - 谷崎潤一郎


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家の本棚に何故か「痴人の愛」があったので読んでみました。う~ん、かなり変態チックだな(笑

年下の女の子を育てて嫁にするという話なのですが、現代では巷に溢れていそうな赤裸々な話を想像を掻き立てるような形で書いてあるのが面白いのと、やはり主人公の姿勢が、当時の社会が一歩次に進むようになったということを表しているような気がして、そこが評価されるポイントなのかと思いました。

現代の人が読んでも面白い本なのだとは思いますが、個人的にはそこまで好きではなかったかも。。

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avril 05, 2010

インド旅行記 - 中谷美紀

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3月は忙しくてあまり更新ができていなかったですが、一応本も読んでいたので、最近読んだ本シリーズをば。先日インドからのお客様の対応をしたこともあり、そろそろ私の中でインドが来るのではないかと思い(勝手なマイブーム)、中谷美紀さんの「インド旅行記」を読んでみました。

嫌われ松子の一生を終えたすぐ後にインド旅行に行ったという1冊目は影響を受けやすい状況にいたのか、初めてのインドだからか、描写にもウィットが富んでいて面白かったです。そもそもヘルマンヘッセのシッダールダが心の書という時点でかなり面白い人だと思うのですが。一人旅行だけれど、ちゃんとドライバーとガイドを付けていろいろ教えてもらいながらの観光をしているのか稼いでいる女性の一人旅だとこういう感じになるんだろうな~、って感じでした。ワサビには消毒効果があるからという理由でお腹を壊しそうな食べ物を食べた後にはワサビをスプーンの先につけてなめてみたり、帰ったら手も足も消毒ウェットティッシュで拭いてみたりその行動もなかなか面白かったです。ちょっと中谷さんのファンになっちゃった。

この本、シリーズもので、2冊目も読んだのですが、こっちは微妙でした。。何のために旅にでているのかが全く見えない。1冊目とのギャップがすごかったので、2冊目以降はお薦めではないです。

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mars 26, 2010

白クマ塩ラーメン

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やさしい課長に北海道のお土産に白クマ塩ラーメンをもらいました。最近雑誌でも見る話題のラーメン!細いラーメンなのに意外にも4分半も茹でるんですね~。猫舌の私は一番美味しい時に食べられなかったのですが(涙)、うーん、あっさり塩ラーメンで美味しい。野菜のせたらもっと美味しかっただろうなぁ。

この間セブンイレブンの一風堂のラーメンを食べたときにも思ったけど、最近はカップ麺全然あなどれない!すごい!そう思いながらクリックしたら広島の陽気もでてる!(陽気行ったことないけど。。。)食べないとなぁ~。

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février 18, 2010

めくらやなぎと眠る女

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成田で「めくらやなぎと眠る女」を見つけたので、今回の旅行のお供に。読んだこともある短編集を集めたものなのですが、やっぱり村上さんの文章はいいなぁ♪


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février 07, 2010

MBAビジネスプラン

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グロービスの MBAビジネスプラン を読みました。先学期は國領研にお邪魔していたのですが、いろいろ面白い本を紹介していただきました。これもその一冊。

タイトルと中身を拾い読みして大体中身に何が書いてあるかは掴めるのですが、本を読むスタイルとして全ての文字を追っていくことがやはり本にとって敬意を払っている気がして、読み始めた本は基本的には全部最初から最後まで読むことにしています。古本屋のおじいちゃんの血が流れているからなのですかね。小説だと流れるように読めるのですが、一つ一つ理解して読み進めようとすると勉強系の方はやっぱり時間がかかってしまいます(汗

昔から経営関連の本が好きで(高校の時の愛読書はドラッカーだし(笑))、たまに手にとって読んだりしていたのですが、この本はその中でもエッセンスが詰まっている気がします。

ビジネスを始め、失敗する可能性を低くするためにはヴィジョン、ビジネスシステム、ビジネスモデル、目的、マーケティングプラン、人材、財務の全てが揃っていることがスタートラインとなります。ヴィジョンはSONY等の例を
出してきて、何年たっても色あせないでも、人材はスキルだけではなくて人と人の間のケミストリーが大切である、財務はいろいろな方法で売上を見つもったりリスクを減らす計算方法を当てはめるけど、やっぱり確実な
答えはでてこない。

どれだけ準備をしてもだめなときはダメなんですよね。こういういろんな理論を知って、アイディアを出し切り、それでもやっぱりビジネスに対する愛が最終的にあってこそビジネスは成功するのではないかと思ってます。

ものすごくまとまっている、とても良い本だと思います。先生に出会えて良かったなぁ。

この間後輩を話をしていたら、会社を始めるとまっすぐな瞳で語ってました。その瞳がとてもかっこよかったです。女の子に生まれて、困ったら周りの人がいろいろ手を差し伸べてくれるとても良い環境で育った私ですが、男だったら頼るものもなく、考え方が変わっていたのだろうかと思うこともあります。最終的にはやっぱり自分の中で勝手にハードルを作っているのが自分の限界になるんですよね。

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février 06, 2010

自宅ではじめるちいさな料理教室 - 登石 木綿子

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自分の家でお菓子教室を始めるのが夢なんだよね~、とママに話していたら、「自宅ではじめるちいさな料理教室―料理、菓子、パン、紅茶」という本を紹介してくれました。それぞれの人が何がきっかけで料理教室、お菓子教室、パン教室を始めたか、どんなことに気をつけて教室を開いているのか、教室がある日の一日のスケジュール、それぞれのHPなどが掲載してあります。やっぱり自宅で教室って面白そうだなぁ、としみじみ思いながら読みました。

調べたところ、いくつかの教室は既にクローズしていたのですが、単発で教室を開催してくださっているところもあり、時間が合えば見に行ってみたいと思いました。

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février 03, 2010

マクドナルド化した社会 果てしなき合理化のゆくえ - ジョージ・リッツァ

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マクドナルド化した社会を読みました。マクドナルドに象徴される世の中の合理化を容認していてよいのか、議論している本です。あらゆるサービス、労働が計量化され、機械化されて予測可能性が高められており、効率があがっているという社会の流れがあります。

合理的になっているようように感じられるが、実際にはマクドナルドでは行列ができていることもよくあるし、自分で注文をしに行き、食事を運び、食事が済んだら片付けなければならない、つまりお客様がこれまでは店員にお願
いしていたこともやらなければならなくなっています。また、非常に安い原価のものを購入させられているという事実に気がついていません。もしくは合理的だから良いと気がつかない振りをしています。もっと効率的なご飯として、パック化された電子レンジ料理が用意されていますが、これも効率しか考えられていません。(人間らしさはどこに?)

一方マクドナルドでは全ての工程がマニュアル化され、計量化され、手順化されているのでそこで働く人にはスキルはいらず、ある意味使い捨てのような形で雇われている(もちろん離職率も高い)。雇う側の人間からしても、人間というものは何も考えずに同じ仕事をしている方が楽なタイプの人もいると言い放っていたりします。

人は合理化された社会に慣れすぎていて、昔ながらのお店や丁寧なパン作りを行う人気店等で、品物が売り切れてしまったり、夜遅くまで開いていないことに憤りを覚えてしまい、苦情を言ってしまう。エレベストにでさえマクドナルド化された登山コースがあり、ガイドに沿って行けば誰でも登頂できるような状態になっています。

合理化は止められないものだし、それが人間に知能があるということの表れでもあるとは思うのですが、合理化と人間らしく生きるということに幾ばくかの矛盾もあるのではないかと悶々と思っていたことが、この本で的確に定義され直された気がします。

著者は最後は、それでも世界は純粋に合理化至上のような世の中にはならないと希望し、身の回りで小さな抵抗(自分で一から料理を作ったり、山の中にでかけたり)を試みて行きたいと締めくくっています。自分がやっても無駄だろうと思うのではなく、一人一人の心がけで変わるものだからという意識を捨てずに生きたいと思いました。

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janvier 24, 2010

シアター! - 有川浩

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友達に薦められて、「シアター!」を読みました。小劇団の「シアターフラッグ」が負債300万円を抱えて解散の危機になった時、主宰者の巧が兄の司に泣きつきます。お兄ちゃんは、「2年間本気で劇団を運営し、300万円程度の借金が返せない程度なら劇団を潰してしまえ」を条件を出し、借金の肩代わりをします。曰く、人間は極限まで頑張ったら諦められるとか。司自身もお金の管理をするスタッフとして劇団に関わり、本気でサポートしていきます。

お金の使い方を見直すだけで赤字が減るっていうのは当然のことだけれど、それができない人が世の中たくさんいるんだよなぁ、というのは耳が痛いながら納得しました。軽快な読み口で、2時間くらいで読み切っちゃったのかな。面白かったです。

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janvier 22, 2010

不毛地帯 - 山崎豊子

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ドラマが始まってから、そういえばまだ読んでいなかったと思い「不毛地帯」を読みました。暗い話だとは思っていたけどやっぱり暗い!(笑 1巻~4巻は山崎さんの作品にしてはなかなか読み進めることができず、4巻の途中からようやく火がついて5巻はあっという間に読み終わってしまいました。最後は痛快で、壱岐さんカッコいい!!!と思って読み終わることができました。

11年間もシベリアに抑留され、極寒の刑務所で働かされるというのは想像もできない状況ですが、その後自分がやるべきことを自分の中できちんと整理し、きちんとやり遂げるというのは家族にとって幸せなのかは分からないのですが、人間としては素晴らしいと思いました。理想を持って生きるのは人間としての誇りを持つという意味でも大切だと思いました。

兄夫婦にドラマを撮りためてもらっているので、見に行かないと!です☆ (ありがとう!!)

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décembre 13, 2009

科学技術と企業家の精神―新しい産業革命のために - 藤原洋


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科学技術と企業家の精神―新しい産業革命のためにを読みました。蒸気機関の発明や、インターネットの発明等、生活水準の向上や社会の発展は科学技術の発展とともに起きてきたという主張を広く浅く様々な事例と共に紹介してくれています。実際に科学技術の発展のために大学に寄付講座を開いたり、会社を立ち上げたり、多様な事業をやっていらっしゃってます。理系の学生を育てること、技術力をつけていくことこそが日本の今後歩むべき道だと説いていらっしゃり、私もその部分に関しては賛成。向き不向きはもちろんあるけれど、物事の成り立ちを知っているといろんなことに応用ができるし、日本人って技術の発明に向いている国民性だと思うんですよね。スパコンや宇宙系の開発等、お金はかかるけど是非やってもらいたいなぁと思ってます。

会うと良いおじちゃんだなぁ、と思っていたけど、やっぱりすごい人なんですね~。

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décembre 04, 2009

ニューヨークスタイルのチーズケーキとコーヒーケーキ

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通っているお菓子教室、松之助の平野先生がまたお菓子の本を出版されました。「ニューヨークスタイルのチーズケーキとコーヒーケーキ」。松之助は、アメリカの焼きっぱなしのお菓子を教えてくれる教室なのですが、個人的には、ここのお店はアップルパイ、チーズケーキ、コーヒーケーキの3つがとっっても美味しいと思っています。中でも私はこの、珈琲に合うというコーヒーケーキが大好きなのです♪シナモンを入れたり、ココアを入れたり、チーズを入れたり、サワークリームを入れたり、アレンジは自由自在。 こういうケーキ、何種類でも知っていると幸せになれそうです☆ ちょっとづつ作っていこうと思います。


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novembre 22, 2009

旅する力 深夜特急ノート - 沢木耕太郎

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沢木耕太郎の「旅する力―深夜特急ノート」を読みました。どういう過程で旅にでようと思ったのか、旅をするということについて沢木さんが何を考えているのかがまとめられています。26歳で香港・バンコクからデリーに入ってロンドンまでバスで横断するという旅に出た沢木さんの行動力、熱情に深夜特急を読んだ人はみんな浮かされてしまい、旅に出たいと強烈に思うのですが、本の中に書いてあるようにやはり旅に出るのにはタイミングがあります。それは早すぎてもだめだし、遅すぎてもだめ。ちょうど良いタイミングというのがあるのです。

経験したことは新鮮な目で見られなくなっているし、驚きが少なくなっている。だからといってあまりに経験を積んでいないと起こった出来事を的確な目で捉えられない。私はバックパックを背負って一人旅をするのには危ない風貌と経験の浅さだと言うのにある日気がついて(世の中分かっていないことが多すぎです)旅に出るのはやめているのですが、いつか自分に合った旅をしたいなと思っています。

今日は兄夫婦に誘われてテニスをしに行ってきました。寒かったけど、久しぶりに体を動かして楽しかった!テニスは中学校の頃に家族で2,3回程度やったことがあるくらいなので、ほぼ初心者なのですが、サーブ入らなさ過ぎです・・・(汗

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octobre 25, 2009

ザ・ボディショップの、みんなが幸せになるビジネス - アニータ・ロディック

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研究会の学生が話していた本が気になったので、「ザ・ボディショップの、みんなが幸せになるビジネス」を読んでみました。ボディショップは強烈な思想の元に生まれたんだなということがわかりました。が、化粧品ってやっぱり女の子の夢みたいなところがあると思うんだけどさ、そういうのをあまり感じられなかったので本当に良いモノなのか若干不安になりました(笑 戦争を止めさせる運動に参加したり、少数民族から製品を仕入れたりするのは大切だけど、それは本当に良い製品があるという前提の上に成り立つのではないかと思うのですが。その辺の話があまり書いていなかったのが残念でした。

アニータ・ロディックさんの講義も聞いたことがあるのですが、この人とてもチャーミングで面白い人なのですよね。ボディショップ、久しぶりに行きたくなりました。

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octobre 10, 2009

輪違屋糸里 - 浅田次郎

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この間の壬生義士伝が面白かったので、男の目線から書いた新撰組と組で語られる、女の目線から書いた新撰組の話、「輪違屋糸里」を読みました。本は大体通勤時間や移動時間を利用して読むのですが、壬生義士伝もそうだったけど、糸里とその友達の吉栄の気持ちが心に沁みて、かなり泣いちゃいました。隣に座っていたおじさんには、なんだコイツと思われたに違いないです。

司馬遼太郎の燃えよ剣を読んだ身としては、芹沢は悪者であったけれども、浅田さんは別の視点から芹沢を描いていて、それもまた面白い。歴史小説とは主人公、題材、視点によって全く変わってしまうというのを(オズの魔法使いと wicked みたいなもんかな) しみじみ感じる。百姓と武士の身分の違い、男と女の違い、島原というところで育った女の生き方、様々なものが交錯して、小説として面白かったです。あまりにも出来過ぎている部分がやはり小説だなというところはありましたが。

新撰組モノ、まだ読みたくなっちゃいました。次はやっぱり子母澤寛かな。その前に仕事で読まないといけない本もある訳ですが(苦笑)

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octobre 06, 2009

日本人が知らなかったETF投資 - カン・チュンド

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たまには勉強を、と思いつつ「日本人が知らなかったETF投資」を読んでみる。投資の世界にはまだまだ足を踏み入れていない訳ですが、興味はある今日この頃。ETFの仕組みがとーーーっても分かりやすく書いてある、初心者にはやさしい本で、面白く読みました。まずは軍資金がないと投資できない訳ですが、ちょっとETF始めたくなりました(笑

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octobre 04, 2009

凍 - 沢木耕太郎

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友達に薦められて、沢木耕太郎の「」を読みました。沢木さんは、とても丁寧に、自分のことのようになるまで取材をして文章を書くのでとても引き込まれてしまいます。最終的にはギュチュンカンのベースキャンプのところまで山野井夫妻と一緒に出かけていってしまうのは、沢木さんだから為せるわざなんでしょう。彼自身がバックパッカーで大陸を横断した経験があるのも大きいんだろうな。

世界的なソロ・クライマーの山野井泰史・妙子夫婦がヒマラヤの難峰ギャチュンカンに登る話です。遭難に合いそうになり、重度の凍傷を負い、それでも山に登ることが好きな、単に好きという言葉だけでは言い表せない生き方が伝わってくる、そんな本でした。これは本当に面白ろかった。2009年一番好きな本かもしれないです。ボクシングの話も痛そうだから読んでないけど、読んでみようかな。

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山野井さんのページから取ってきました。自然って本当に美しいなぁ。

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septembre 24, 2009

人たらしのブラック心理術 - 内藤 誼人

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人たらしのブラック心理術を読みました。この人の本はタイトルが面白いから思わず読んでみたくなるんですよね。できる営業さんはこんな感じかぁ、と納得しながら読んでみたり。ちなみに緊張せずに人の目を見て話すためにはまばたきの数を数えると良いそうです。後は、雑学を仕入れろ、とか、声は大きい方が良い、とかいろいろ書いてありました。円滑な人間関係構築のためにも大切なエッセンスですね。軽く読める面白い本だと思いました。

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septembre 23, 2009

壬生義士伝 - 浅田次郎

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友達に薦められて壬生義士伝を読みました。新撰組の土方とか近藤とか沖田ではなく、東北から出てきた田舎侍の吉村貫一郎にスポットを当てた話です。吉村の最期を吉村の気持ちになって語る部分と、新撰組生き残りの人たちに吉村の話を聞いて回った部分が交互にでてきます。

家族思いの吉村の生き様が素晴らしく、最後の方は号泣しながら読みました(照れ)。藩校の先生になったり北辰一刀流の師範の資格を得たりと文武両道な吉村が、この時代だからこそ家族を守りきれず脱藩し、新撰組に入るのですが、それもやるせない。身分を超えた友情や、憎しみを超えた超然とした存在の吉村に素直に感動しました。吉村の末っ子は最終的に東大の先生になるのですが、吉村自身もそういう人生を歩めたらどんなに幸せだったかと、でも逆に息子が夢を叶えてくれたかと思ったりもしました。

ちなみに斎藤一が生きていたのに若干驚きました。司馬さんの新撰組の話を思い出しながら読むのもなかなか面白い。日本の歴史物は日本人でよかったと自分が鼓舞されるような気持ちになれるので大好きです。良い本でした。私もかなりお薦めです♪

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septembre 09, 2009

1Q84 BOOK2 - 村上春樹

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1Q84 BOOK 2」読み終わりました。途中でええええ???そうなるの?的なこともあり、若干不完全燃焼な終わり方でした。。きっとBOOK3とかBOOK4も出るんだろうなって思うので、もう少し待ちなんですかね。村上作品にしては引っ張りすぎな気もしました。この小説のおかげで、ヤナーチェックのシンフォニエッタ、1万枚くらい売れてるらしいですね。すごいにゃ~。

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août 19, 2009

天使と悪魔 - ダン・ブラウン

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ダヴィンチコードの前作、「天使と悪魔」を複数人の友達から薦められたので読んでみました♪やっぱり良く調べて&考えて書いてあるなー、というのが第一の感想です。反陽子減速器だなんて普通の人は知らないのでは(笑 イルミナティの記述も面白かったですし、登場人物が、宗教は何か大きな力を信じる気持ちを様々な形で表しているに過ぎないとコメントしているのが、まさに現代社会に合っているコメントのように思い、面白かったです。私もそう思う。

トム・ハンクスが謎解きを行う主人公の教授役なのが既に頭にインプットされているので、こういう演技をしてるのかな~、って思いながら読めて、それも面白かったです。そろそろDVD出るんじゃないかな。映画版も楽しみです♪

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août 09, 2009

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか - 山本ケイイチ

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ちょっとタイトルの気になっていた本を読みました。7つの習慣にも健康であることというのは豊かな生活を送る上での前提条件であるって書いてあったなぁ~、と思いつつ。内容はとっても男らしい感じで、明快にスパスパ書いてあったので、男の人が読むには面白いかもしれないと思いつつ、同時にやっぱビジネスマンはまだマンの世界なんだよなぁ~、なんて思ったりもしました。そしてやっぱり健康でいるためにジムに通うのが一番効果的っていうのにも納得しました。

最近体が鈍ってるから運動はしたいです!楽しくできること、見つけようっと☆

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août 08, 2009

1Q84 BOOK1 - 村上春樹

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小説版になってから読もうかと思っていたのですが、友達が読んでいるのを見たら誘惑に勝てなくなって読み始めちゃいました。村上春樹の「1Q84 BOOK 1」。良くも悪くも村上ワールドなんですよねー。私はどっぷり浸かっている方だから、読んでいる最中にこの世界に触れられるだけで結構満足な性質だったりします。そしてやはりamazonの評価は賛否両論。まだ途中なのでこれからの展開が分からないと全体の評価はできないけれど。久々の村上ワールドはやっぱりハマります。

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juillet 23, 2009

女性ミリオネアが教えるお金と人生の法則 - トマス・J・スタンリー

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となりの億万長者―成功を生む7つの法則
」が面白かったので、「女性ミリオネアが教えるお金と人生の法則」も読んでみました。金持ちになる方法というよりも、お金を持っている人がどういう生活をしているのか、というか正しい人間の生き方って何だろう、と考えるきっかけになって良かったです。寄附をしたり、自分が愛する人のためにお金を使える自分である努力をするというのはとても楽しい生き方だと思います。でも、本としてはとなりの億万長者の方が面白かったな。

しかし、消費社会に踊らされてはだめだと思いながらも先日もかなりのお金を美容院に置いてきてしまった私。。学んでないなぁ。。

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juillet 16, 2009

不思議の国のNEO―未来を変えたお金の話 - 斉藤 賢爾

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最近の通勤時間はよく iTunes からダウンロードした CBS Evening News with Katie Couricを見ています。落ち着いた語り口調で、とてもわかりやすく話してくれるので聞きとりやすい♪そしてマイケル特集にどっぷりと浸かっていた訳です。なので、読書熱がまた収まってきて、、あまり読んでいませんでした。

でもやっぱり本は私の友達なので、毎日持ち歩いてはいたのです。今回は、知り合いの人が書いた本シリーズです。不思議の国のNEO―未来を変えたお金の話。なんと発売すぐに縁があってサイン入りのものをいただいてしまいました。サインがまた可愛いの。素敵です。

この本は、平仮名が多用してあって、子供向けの本なのかなぁ~、と思いきや結構難しいことを書いているので、ターゲットとしては中学生くらいかな?と思いながら読みました。挿絵もなんとも魅力がありますしね。研究発表で地域通貨の話は何度も聞いたことがあり、前々から著者の方は発想がとっても面白い、すごい方だなぁ~、と思っていたのですが、本を読んで、そうか、こういう未来まで考えて研究されているのか、っていうことがわかりました。現在の貨幣経済が中心になっている世界を批判し、(確かにお金の価値が基準になっているから、材料の値段が上がったりするとミスタードーナツのドーナツが小さくなったりするんだ!ドーナツが基準であるべきなのに!) 内容が伴わない貨幣を印刷しても借金が増えるだけで、そんな世界はおのずと滅びてしまうと教えてくれます。

これに対抗するために何が必要なのか、それは、労働や自分にできることを対価にした地域貨幣を発行すること。1ドル札に書いてあるような"IN GOD WE TRUST"ではなく、"IN HUNAN WE TRUST"のように(フナンは街の名前)、お互いがお互いを信じあえる範囲での経済活動を行うことです。

いろいろ考えさせられることがたくさんあり、シモイーダさんが何故かいきなり酔拳の使い手だったりする笑える場面もあり、面白い本でした。斉藤さんは絶対大人向けの小難しい(いや、難しい必要はないのですが)本を書いても面白いと思うんですよ。なので、そっちの方も期待しております!

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juillet 06, 2009

謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦 - 須田 将啓、田中 禎人

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リーラボのページで登録数が多かった「謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦」が面白そうだったので、読んでみました。博報堂をやめて、自分のアイディアを世の中のサービスとして出すためにエニグモ(謎、という意味のエニグマと網を表すクモをかけて作った独自の名前)という会社を作って運営している企業家の話です。

須田さんと田中さんが交互に文章を書いているのだけど、2人が同じレベルで熱くて、頭が良くて(文章が面白い)とっても楽しい。こういう合う人を見つけられたっていうのも起業のきっかけになるんだろうな。本の中でも書いてあったけど、この人は、という人に相談して否定されると、やろうという気持ちが萎んでしまうから。起業で大切なのは主にはアイディアと人だと思っているのですが(アイディアが秀逸だとお金はついてくるからね)この会社は本当にその両方が揃っている感じがします。アイディアマンがいて、技術を知っている人がいて、財務をする人がいて、営業をする人がいて、最初の立ち上げに必要なコアメンバー、要所要所で必要となるメンバーを適切な時期に迎え入れています。

アイディアとしては、①在庫無しで始められる、個人輸入/輸出を手助けするインターネットのサイト、BuyMa。世界中の欲しいと思うものが手に入るようになります。②自分がいらなくなったものをフライパンからジェット機まで他人と共有できる、もったいないの精神にも通じるシェアモ。③ブログを通して製品の口コミを行うプレスブログ。④個人がCMを作りそれを共有するfilmo。新しい視点のCMが出来上がります。等など。

この間四国に出張に行った時に、地方で楽しいことをやる人を増やさないとね、っていう話で小さく盛り上がっていたのですが、アイディアがあったらそういう方向にもできるんだろうなぁ。日々考えておくのが大切ですよね。面白かったです。

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juin 25, 2009

スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則 - ハワード・ビーハー

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スターバックスのCEOが書いた「スターバックス成功物語」がとても面白かったので、最近店頭に並んでいた「スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則」も気になって読んでみました。スターバックスでは人を大切にするんだよ、ということが10原則となって書いてあったのですが、うーん、読み物としてはまとまっていなくて、思ったことがつらつらと書いてあるだけ、という印象を受けました。確かにこの人と一緒に働くと面白そうだし、良い会社だなぁ、ということは伝わってきましたが :) 例えばスタバでは社員全員をパートナーと呼ぶ、とか、個人が一番良いと思うことをやらせる(人間の可能性を信じる)というのは面白いと思う。

引用がふんだんに使われていたのですが「人間ができる一番素晴らしいことは、自分の人生よりも長く残るものを生み出すこと」というようなことが書いてあり、そうだな。って納得しました。

けど、この本amazonではかなり高い評価なのねw 私ってば素直に感動する気持ちが薄れているのかしら(苦笑

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juin 18, 2009

マイクロソフトでは出会えなかった天職 - ジョン ウッド (著), 矢羽野薫 (翻訳)

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mixiのコミュニティ読書朝食会で紹介された「マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった」が面白そうだったので、読んでみました。

ケロッグ経営大学院でMBAを取得し、数年の銀行員時代を経てマイクロソフトに就職し、30代前半で早くもオーストラリア・オフィスのマーケティング・ディレクターとして活躍し、中国進出の重役をまかされるほどの地位まで上り詰めた著者が、休暇に訪れたネパールでたまたま目の前に座ったネパール人の案内で地元の小学校を訪れる。そこで数の少ない本数冊が鍵のかかった”図書館”で厳重に取り扱われているのを目の当たりにし、自分に何かできないかと考え、ネパールに本を送る活動を始めます。自分の子供時代、どんなに本が自分の生活を豊かにしてくれる手助けをしてくれたかを思い出し、この素晴らしい本に出会うという機会を世界中の子供たちに提供したいと考えて行動を起こすのです。発展途上国に図書館を寄付したり、小学校を建てる活動をしたり、寄付と現地の人たちの参加(自分達のものだとわかってもらうためにはこれがとても大切)を通して子供たちに機会を与える活動は、素晴らしいものだと思います。詳しくはRoom to Readのサイトにて。

彼は最近の世の中の流れからは少し外れており、援助はビジネス、と考えるのではなく(マイクロソフトが援助する場合は高齢者にパソコンを教えたり、裕福な家庭の子供たちをターゲットにパソコンを教えたり、リターンが期待できる層への援助が主だったそうです。) 機会を提供したいという純粋な気持ちから、本当に人のためになることをやりたいと考えて行動を起こしています。また、現地の人も参加することによって(お金が出せる場合はお金で、お金が出せない場合は労働力で)、お母さん方が子供たちのために何キロもセメント袋をかついで歩いたり、お父さんが建物を建てたりと自分達の力で子供たちに本を読む機会を与えたいという向上心・目標を持って活動をするのもすごく良いアイディアだと思います。しかも、銀行員/ビジネスマンだった経験を生かして、クリアな会計制度を持って物事を進めているのも成功の秘訣です。

図書館は40万円で1つ建つらしく、読書朝食会でもラオスに図書館を建てることを目的に募金活動を始めてます。小さな一歩だけど、素敵な一歩だと思います。

世の中が少し楽しくなる本でした。

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juin 03, 2009

闇の子供たち - 梁 石日

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読んでいた暗い本というのは、「闇の子供たち」です。タイや周辺国での幼児売買、売春、臓器移植を扱った本。8歳から幼児売春をさせられ、エイズにかかって10歳でゴミ捨て場に黒いビニール袋に詰められ捨てられる(その後もっとひどいことも待ってる)、なんていう暗いドロドロした話です。。幼児売買をする人も、自分自身がストリートチルドレンで幼児売春の経験があり、飢えて死にそうになったときに道を這うゴキブリを何匹も食べたという(多分それが表紙になってます)あまりにも救いの無い話。

最後にこの本はフィクションです書いてあったので、心からよかったと思ったけど、現実では本当はこんなことも起きているんですよね、、きっと。でも子供1人の値段が6000バーツ→2万円程度ってあまりにも安くないですかね。。?暗くて暗くて、仕事で疲れてるのに読む本ではないとは思いましたが。。。映画にもなっているそうですが、怖くてみられないなぁ。

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mai 27, 2009

バンコクの妻と娘 - 近藤紘一

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図書館で借りた本があまりに暗かったので閑話休題です。近藤紘一さんの「バンコクの妻と娘」。今度はベトナム生まれの妻と娘を連れてバンコク駐在をする話です。

転勤を繰り返す家族の元に住んだ場合、自分のアイデンティティの確立や信頼できる友人の獲得が難しい。そもそも国際人になるにしても自分の祖国があり、比較できる元があるからこそ違いを認識することができるのだ。等、この本は、最初の半年は日本のフレンチスクールで、残りの半年をバンコクのフレンチスクールで過ごした娘の成長を通して人格形成について近藤さんが考えていることを語ってくれています。

日本のフレンチスクールの校長先生から娘についての所見が送られてくるのだけど、教育者としてのしっかりした書きっぷりに私まで感動しました。こういう先生に出会えたら真っ直ぐ育つのかな。

バンコクの人たちの暮らしぶりがわかるのかなと思って手に取ったけど、やはりベトナムのように家族を持たない限り、人々の暮らしに密着することは難しいのかしら。そもそも物を書くという行為をあまりしないけれど、こんな日常生活を綴ったものが読み応えがあり、非常に意味のある本になっている。人間の持つ創造力というのは一人一人違うものだろうけれど、私もエッセイとか書ける人になりたい!とこんな素敵な本に巡り合う度思うのです。

相変わらず良い本でした。

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mai 21, 2009

となりの億万長者 - トマス・J. スタンリー

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攻めていくだけではだめで、蓄財をしっかりできる性格の人しかお金持ちになれないと語っている。一見外車を乗り回したり豪邸に住んでいる人は金持ちに見えるけど実は蓄財劣等生で、経済的に本当に自立している人の大多数は国産車に乗り、400ドル程度のスーツを着て堅実的な生活を送っている人だとか。

ものが売れないと困るから広告業者はバンバンモノを消費する人を礼讃し、消費社会に拍車をかけようとしているのでモノを持っている人がステータスが高いように扱うけど、本当のお金持ちはそんなことは気にしない。となりに住んでいる人普通の人こそがお金持ちだよ、と教えてくれる。

ちなみに子どもに経済的に自立してほしいと思うなら、経済的援助はしてはならないのだとか。この人の本は読みやすい割にはなかなか真理をついているので面白いです。

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mai 19, 2009

北極星号航海記 - 阿川尚之

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阿川さんが子供の頃から大好きだという船について語っている「北極星号航海記」を読みました。。新婚旅行に船に乗って旅行に行こうと考えたり、QE2が初めて日本に着たときにわざわざ神戸と横浜に出かけていって、船が港に入ってきてから出て行くまでじっくりその姿を見に出かけたり、根っからの船好きなのです。

好きなことを好きだからと追求する姿は完全なオタクだとは思いますが(失礼)とても気持ち良いですね。なんとなく本気で何かを追求し続けることを避けてきた人生だけど、それが自分のアイデンティティなんだし、自分の人生なんだし、遠慮する必要はないのよね、と気がつきました。

船の旅と言えば私は高校生の時にマサチューセッツ州のなんとやらという地元の川を一週間かけてカヌーで下ったけど、あれは実に貴重な体験で、今でも覚えています。この本に出てくる、ナローボートに乗ったイギリスの川での旅行はそれに通じるものを感じて私も行ってみたくなりました。

そういえば阿川さんが在米日本大使館でも働いていたとき、大学のホームカミングデーのオークションで、阿川さんとポトマック川をカヌーで下る権利を獲得したことがあったのですが(残念ながらワシントンに行く機会がないまま阿川さんは日本に戻ってきてしまいました)あれには阿川さんの船好きの意味もあったのね!

私にとってはかなり面白い本でした。

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mai 13, 2009

週末起業 - 藤井孝一

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Reading Labで紹介されたのか、誰かから聞いたのか、Webで見たのかもう忘れたのですが、「週末起業 (ちくま新書)」という本を読みました。会社で働くだけでは満足できない人たちに、起業をするならスロースタートで、まずは週末に起業することを考え、いきなり会社をやめては駄目だと言ってくれる本。確かに、いきなり安定した収入をなくしてゼロスタートで事業を起こすことのリスクを考えると、最初は週末だけ何かを始めるというのは理屈に合っている気がします。サラリーマンがどんどん首を切られ、大不況の世の中、自分の力で生きていく術を身につけるのは大切ではないかと説いています。

ちなみに著者は、週末だけコンサルタントを始め、これなら独立しても食べていけるとわかってから会社をやめた方(Yes, I've been there, done thatですね)。年間20万円の収入までなら雑所得として確定申告の必要もないということなので、本当にスロースタートってできるのかもね。確定申告よりも会社との折り合いの方が大変なんだろうな。

面白かったです。

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mai 11, 2009

裸でも生きる - 山口絵理子

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友達に薦められて、大学の後輩(になるのかな)が書いた「裸でも生きる - 25歳女性起業家の号泣戦記」を読みました。彼女はバングラデシュの大学院に通い、バングラデシュ発のファッショナブルなジュート製バッグで市場に受け入れられる製品を作り、それをマーケットに出していこうと、マザーハウスという会社を運営しています。

この本は、子供の頃からの体験を通して、彼女が何を考え、行動に移してきたのか、どんなに大変だったか人生を振り返ってまとめてあります。ちょっと言い方は悪いですが、考え方が単純で、曲がったことが大嫌いな感じで、情けない印象を受けてしまうのですが、でも信念を持って、行動に移して、頑張り続けているのが伝わってきて、面白かったです。若いのに頑張ってる。こういう人がたくさんいると、日本も元気になっていくんだろうな、と。小田急新宿にお店があるらしいから、行ってみようかな。

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mai 10, 2009

ニワトリを殺すな - ケビン・D. ワン

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読書会で会った方に薦めていただいた、「ニワトリを殺すな」という本を読みました。図書館で借りたのですが、図書館から家までの道のりの間に読み終わってしまうほどの読みやすい本です。

ニワトリという動物は、傷ついたニワトリがいると寄ってたかってつついて殺してしまう、ということから、傷ついたり失敗をしたときに、それを責めてアイディアやその人の考えを潰してしまうのではなく、失敗から学んで、どうやったら成功するのかを考えよう、ということがメインテーマとしてあり、クリエイティブな会社のあり方についてを書いている本です。創作で、本田宗一郎さんをモデルにした話だそうです。失敗しても諦めずに新しいアイディアを試し続けて、そこから学ぶというのはなかなか難しいですが、それを続けるからこそ革新的なアイディアが生まれるのでしょうね。

何より、モノ作りにおいて一番大切なのは、人間を愛すること、っていうのに惹かれました。

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mai 09, 2009

変わらぬアメリカを探して - 阿川尚之

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阿川さんの「変わらぬアメリカを探して」を読みました。阿川さんが奨学金を獲得してアメリカの大学の研究員としてアメリカ南部の田舎町シャーロッツビルで過ごした1年間を様々な雑誌にエッセイとして連載したものをまとめた本です。中流階級の人が庭・プール付の芝生が生い茂る広い家に住めるアメリカという国はまだまだ豊かである、という件にえらく納得してしまいました。N.Y.ではさすがに無理なのだろうけど、ある程度都市から離れるととても立派な家に住めるのは今でもそんなに変わっていないのではないかなぁ。もちろん、アメリカだけではなくてオーストラリアもとても広い家に住めるのは一緒ですね。何を持って豊かだと思うかは人によって違うとは思いますが。

以下、アメリカンロイヤーについてのブラックジョーク。

「MITでは最近、モルモットの代わりにロイヤーを実験に使い出したって、知ってるかい?」
「へぇ、それはまたなぜ」
「モルモットより早く増殖するし、決して愛着が分からないからさ。」

Question: "What's the differences of a laywer and an onion?"
Answer: "You cry when you cut up an onion."
→ロイヤーは切り刻んでも涙がでないんだって。

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mai 06, 2009

トクヴィルとアメリカへ - 阿川尚之

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そんな訳で阿川さんの本を続けて。「トクヴィルとアメリカへ」を読みました。1800年代、王制が革命によって終わりを告げたフランスで貴族として生まれたトクヴィルは、共和制への忠誠を誓い、混沌としたフランスからアメリカに渡り、親友ボーモンと共に民主主義について事細かに学び、「アメリカにおける民主主義」を書きました。「アメリカにおける民主主義」は170年以上たった今もアメリカの民主主義の本質を捉えた本として、様々なところで引用されているそうです。

この本は、トクヴィルのアメリカでの軌跡を阿川先生の体験も織り込みながらたどっていくというもの。貴族や一般市民という階級がなく、全員が平等な存在として認められていたり、奴隷の存在がアメリカにもたらす影響を考察したり、トクヴィルという人が触れたアメリカの本質というものを少しづつ紹介しながら、全体的にはトクヴィルの眺めた景色を僕も見に行ったよ!なんてお茶目な雰囲気も醸し出しながら紹介しています。「アメリカにおける民主主義」を読みたくなりました。(難しそうだけど・・・)そして何より自由な意見を持つことが許され、多様な人種が渦巻き、エネルギーに満ち溢れるアメリカに住みたくなりました。

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mai 04, 2009

わが英語今も旅の途中 - 阿川尚之

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大学時代、一番面白い授業だと思ったのは阿川尚之さんのアメリカの法律の授業でした。牛乳パックを例に取り、学生の隣の人が牛乳を飲んだと言ったのを私は見た、というのが目撃証言になるのか、なんてことを学生を交えて議論しながら授業を進め、わかりやすい語り口調に夢中でした。もちろん、授業の中身(英語の判例を読んでそれについて議論する授業でした)も興味があったので面白かったのですが。そんな阿川さんの本は、昔何冊か読んだのですが、久しぶりに熱がやってきました。「わが英語今も旅の途中」を読みました。NHKテレビ英会話上級のテキストに連載されていたエッセイをまとめたもののようです。中学生の頃から阿川さんが英語を学び、アメリカの法律事務所の弁護士にまでなってきて共に生きてきた英語という伴侶についてまとめてあります。作家の阿川弘之の息子だからとても恵まれた環境で育ってきたのかと偏見を持つこともできますが、それを超えて、阿川さんなりに勉強して、苦労して、奮闘した様子が描かれていて、同じなんだなって思います。何より素晴らしいのが、阿川先生の誠実な人柄が本から伝わってくることです。英語にせよ何語にせよ、人と人との付き合いである以上、誠実で、真面目に勉強している人には本当に良い出会いがたくさんやってくる。そして、その出会いを大切にし続けられる人だからこそ今も魅力的な人生を送ることができるのだと思います。

私自身、中学2年生の時からYMCAの英会話学校(イギリス人の先生)→教会が主催する英語学校(カナダ人の先生)→プライベートレッスン(アイルランド人の先生)→高校のときの留学(マサチューセッツ州)→高校の先生とのランチ(毎日教頭室に読んでもらって、カナダ人とアメリカ人の先生達とお弁当を食べていました)→大学に入ってからは研究活動として、タイ人、インドネシア人の友達と、と英語とは切っても切れない縁と共に生きてきたので、共感することも多く、とても楽しく読ませていただきました。

一番納得した文章。
「しかしこの歳になると、若いときはわからなかったことがよくわかる。すなわち結婚と就職は縁がすべてである。事故のようなものだ。論理的計画的にことを運べるものではない。チャンスが巡ってきたら、気合を入れて決断するしかない。いったん道を選んだら、振り返らずベストをつくること。間違った選択などない。選んだ道は正しい。そう信じてしばらくわき目もふらずにやっているうちに、力がついて、また次のチャンスがまわってくる。」

面白かった引用
"The Denver office will be closed on Monday, February 1 in order that office personnel may attend the city-wide celebration following the Bronco's devastating victory over the Redskins... Please note that the Washington office will be open for business as usual on Monday, although they may be too depressed to answer any calls." - Memo to All Lawyers, In Re: Denver Office Closing
(弁護士同士の連絡を取るメモを使ったジョークで、アメリカンフットボール全国決勝戦を前にして、ブロンコスが勝つからデンバーオフィスはお祝いのため休業するけれど、ワシントンオフィスはレッドスキンズの大敗で電話に出る気力もないだろうとからかうもの)

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avril 24, 2009

いつも「いいこと」が起きる人の習慣 - トマス レナード (著), 堀 紘一 (翻訳)

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大阪出張で買った本シリーズです。いつも「いいこと」が起きる人の習慣―自分を画期的に改善する21の法則。きっと疲れてるんだと思う。こういう本を読んで元気になりたいんだろうな、と。そういう時期もあるもんです。特に目新しいことは書いていなかったけど、元気はもらえました。やっぱり人間向上心は常に持ち続けていたいもんです。

ちなみに、今日港区図書館カードを作って、本が借りられるようになりました!活字中毒な私としてはこれはうれしい限り。いろいろ予約して、読もうと思います♪

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avril 23, 2009

妻と娘の国へ行った特派員 - 近藤紘一

近藤紘一が小さくマイブームになっており、本を見つけては購入しています。今回は、「妻と娘の国へ行った特派員」を読みました。これ、結構前に読んだのですが、1つ1つが何度も推敲を重ねられ、言葉を選びに選んで書いたのではないかと思えるくらい完成度の高いもので、そんな本に対してどんな感想が書けるのだろうかと悩んでいたらブログに書くのが遅くなりました。

最初の方にタイのデモについて書いていたのですが、昔からタイで行われるデモというのは、1) 王さまの了承を取りつけておかなければならない 2) 無血で行われなければならない 3) 第一師団がクーデターに参加しなければいけない といったようなことがあるのですが、最近はその王さまが出現してくれない!81歳のプミポン国王が元気じゃないのか、それとも対立が激しすぎるのが原因なのだろうか。王さまを信じる国民がいるというのは、ベトナム人がコン・マやコン・クイなどの幽霊を信じるのと同じで、古きよき時代という気がするのだけど、そういう時代は”グローバル化”と一緒になくなってしまったのでしょうか。

アジアには出張でよく行っていましたが、カンボジアの内戦も、ベトナムの戦争も、タイの王政の話も、各国同士の戦争の話も、歴史的な視点を持ってそれぞれの国を見ることがなかったような気がするのですが、そういう視点も持って異国の人と触れ合うと、もっと深くそれぞれの文化を知ることができるのではないかと思いました。

近藤さんの本は読んでいて本当に楽しい。次の本が楽しみです。いつまでも本棚に残しておきたい作家になりました。(ちなみに他の本棚に残しておきたい作家は、村上春樹と、江国香織と、ピーター・F・ドラッカーです)

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avril 22, 2009

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人 - ハーブ・エッカー

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先週金曜日に大阪に日帰り出張(タッチアンドゴー)してきたのですが、伊丹空港では待っているスペースに本屋さんがあり、搭乗する直線まで面白そうな本がないか見ていました。最近どうも小説という気持ちでもなく、近藤さんの本はマイナー過ぎて書架には並んでおらず、うーむ、どうしようかと新刊コーナーを眺めているときに、手に取った本です。ハーブ・エッカーという人の「ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」」という本と、後2冊買いました。

最近どうも疲れが抜けきれない、充実しない日々を送っていたので、そんな自分を鼓舞するために自己啓発本です。こういう本を読むと、やっぱりパワーをもらえます :) お金持ちになれる人は、自分が抱える問題より「器が大きい」、お金に縁のない人は、自分が抱える問題より「器が小さい」という章で、もし自分が大きな問題にぶち当たったと考えたら、自分の器が「小さい!小さい!小さい!」と叫べと書いてあって、そんなことしたら確実に変な人だよな。ぷぷ。と思ったりしました。

思うだけじゃだめで、ちゃんと行動しないと意味がない。お金持ちになりたいなら苦労しないと無理。目標を持って恐れと付き合いながら行動に移せる人だけがお金持ちになれると書いてあって、なるほどなと納得しました。日々、精進です。

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avril 10, 2009

サイゴンのいちばん長い日

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ハノイから北ベトナムが攻めてきて南ベトナムの首都サイゴンが陥落する前後2ヶ月に新聞記者としてサイゴンに滞在した実体験に基づく話。相変わらずの庶民の視点からの文章で、面白い。その国に住んで同化の努力をしないと文化なんて分からないものだと思う。しかし、日本人の新聞記者だろうと、サイゴンが攻撃されるのだから危険なことには変わりないはずなのに、残ろうと思う著者の不思議な境地を知りたいと思った。何年も取材した国だから自分の祖国のような気持ちになるのだろうか。奥さんはベトナム人、お墓もサイゴン郊外にあるし。新聞記者冥利につきる仕事だと自分を納得させようとする記述もある。不思議な力に導かれたというのもあるかもしれない。読めば読むほどベトナムという国が生き物のように活発に躍動している気分におそわれる。魅力にとりつかれてしまったのだろうか。

ホーチミン市民は貧しい人でも、美味しくないものは簡単に捨ててしまうくらい資源の豊富な場所らしい。それに比べるとハノイは資源に乏しく貧しいのだとか。ハノイの人が南側を征服したかったのも大いに理解できるし、北に征服され小難しい政府になってしまったのもなんとなく理解できる。

ホテルマジェスティックの食堂で朝ご飯を食べたくなってしまった。
#今はホテルの名前が変わっているのかな。

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mars 25, 2009

クラウドビジネス入門 - 林雅之

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知り合いの書いた本シリーズです。同僚が本を書いたので、早速買って読んでみました。「クラウド・ビジネス」入門 -世界を変える情報革命です。昔研究会でIBMの人がクラウドの説明をしにきた時にも思ったけど、クラウドというのは技術が新しいというよりは、その呼び方が新しいんですよね。そんな呼び方を思いついたGoogleのエリックシュミットさんに思わず賛辞です。

文型の、クラウドってなんだろう?クラウドを導入するには何を検討しておけばいいのかな?どんな事例があるのかな?と考えている人にはわかりやすい本ではないかと思います。弊社は、どっちかというとこれで儲けることを考えないといけないのかな(笑

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mars 23, 2009

重力ピエロ - 伊坂光太郎

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伊坂さんの「重力ピエロ」を読みました。ミステリーというよりは家族愛の話だとは思うのだけれど、ミステリーがあまりにも軽すぎて(あちこちに謎解きのヒントがあるのでちょっと読んだだけでほとんど謎が分かってしまう)、家族の仲までもがどこか陳腐に見えてしまう私にとってはちょっと納得いかない本でした。伊坂作品は2冊読んだけど、どうも肌に合わないかもなぁ。。

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mars 21, 2009

サイゴンから来た妻と娘 - 近藤紘一

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igecchiさんお薦めの「サイゴンから来た妻と娘」を読んでみました。ベトナム戦争下のサイゴンにて、サンケイ新聞のサイゴン特派員として駐在した間にベトナム人の奥さんと知り合い、その連れ子と一緒に日本に移り住んだ時期のことが書いてあります。とても身近な経験を通してベトナムという国を肌で感じることができるような文章の書きっぷりが素晴らしいです。

ベトナム人の奥様が体罰主義で、娘の教育がとても厳しいのを見て近藤さんが心配していると、「泣き寝入りされたくらいで弱気になるのは、まだ怒鳴る方の気合がたりないからだ」なんて言っており、確信に満ちた子供の育て方には脱帽。うさぎを飼い始めた時には、この子はこの葉っぱしか食べないからと遠出までして葉っぱを取りにでかけるのに、悪いことをして何度注意しても聞き分けがないときには、潔く決断して晩御飯のおかずにしてしまう。ベトナム人のバイタリティを奥さん、他のベトナム人を通して教えてくれます。

私はベトナムという国は何度か訪れたことがあるもののそこまで好きになれなかったのですが、近藤さんの本を読んで再発見した気になり、そしてまた行ってみたくなりました。

本とは少し話がずれますが、娘のミーユンちゃんが日本のフランス人用インターナショナル校に通っているのを読んで、またフランス語の勉強がしたくなりました。2-3ヵ月後に始めるぞ!

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mars 20, 2009

Webは菩薩である - 深見嘉明

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以前紹介した本に続いて、最近友達や知り合いが本を書くっていうことが起きるようになりました。研究室の先生が本を書いているというのはもう充分すごい人なので反論することなくただただすごいと思って片付いていましたが、もっと身近な人が本を出版しているというのは驚きです。そんな訳で、去年の10-11月にお世話になった研究室の方が書いた「Webは菩薩である」を読みました。

まず、瑣末だけれども重要なことですが、装丁が可愛いですよね :) 中身は、メタデータ(属性情報)って何?っていうことから始まり、メタデータの役割等を解説しています。amazonで特定の本を買った人に他の人はこんな本も買っているよ、と教えるサービスもメタデータを使っているとか、gmailの分類分けがフォルダではなく複数のメタデータの付与であることとか、RSS(Resource Description Framework Site Summary)を使った情報の管理とか、いろんな機能の紹介があって、最後にロングテールの例示等をして、Webは世界中の人が少し幸せになるんじゃないかなんて考えて終わる。ちょっとニッコリ。

巻末に次に読んでもらいたい本のリストもあって、メタデータって何?って思っている人で、ちょっと知りたいなぁ~、なんていう人が読むには良い本だと思いました。

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mars 12, 2009

意味がなければスイングはない - 村上春樹

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久しぶりに村上春樹の本を読みました。音楽には一定のリズムやその人なりの癖があって、それを聴きたくてファンになる、そしてそれは小説家も一緒だっていう件に納得。私も村上さんの書く日本語に魅せられて(ちなみに英語の作品を読んでも村上ワールドが広がってるんですよね)読んでしまう。次のページを繰るのが惜しいと思いつつ本を読むのです。

最近はラップトップで音楽聴いてるけど、ちゃんとしたコンポを買いたくなっちゃいました。ある音楽についてこれだけ説明できると、自分がその音楽を好きだろうと好きでなかろうと、その人にとっては素晴らしい音楽だと納得できるんですね。言葉にする能力、私には足りないけれど、自分の好きなものについてちゃんと語れるようにはなりたいな。深く考え続けることが大切なのかなぁ。。

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mars 04, 2009

菜の花の沖 - 司馬遼太郎

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菜の花の沖を読んでいたのですが、全6巻のうち5巻目がそのときのロシア事情に割かれており、主人公高田屋嘉兵衛がほとんどでてこない!!!という訳で一気に読むペースが落ちてしまい、読了するのに時間がかかってしまいました。歴史小説を読む醍醐味は、日本にもこんな素晴らしい人がいたんだと再認識できること。帆布(松右衛門帆)を発明した工楽 松右衛門が、人の役に立たなければ生きている意味がないと豪語したらしいが、そんな心意気を持って、実際に実現している人が何人いることやら。かっこいい!高田屋嘉兵衛も、函館を切り開いた素晴らしい人なのですが、司馬さんそこは大幅にカットしてしまっているのが残念。しかし、活字になっていない、映像にもなっていない、すごいと思える歴史上の人物はまだまだたくさんいるんだろうな、と思うのです。

最近携帯でワンセグを見ていたので活字から遠ざかっていたのですが、やっぱり本は良いですね!次は何読もうかな♪


人から何かを受け取れる人は、まず人に与える人
自分はなんて我侭なんだろう
どうして期待にこたえてあげられないんだろう
自分を振り返り
反省する毎日

明日はいい日に
なるといいな

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novembre 05, 2008

壇 - 沢木耕太郎

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沢木耕太郎を引き続き読んでいます。今回は、愛人との出会いから別れを書いた私小説「火宅の人」を書いた壇一雄の妻ヨソ子の視点から壇一雄を語るというエッセイのような視点なのに、実際の作者は沢木さんという面白い本。淡々と静かに語るヨソ子さんの壇一雄観は、入念なインタビュー、信頼のおける作業の積み重ねだからこそ作り上げることができたのだろう。秀逸な作品でした。壇一雄、壇ふみのお父さんなんだね。知らなかった。

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octobre 16, 2008

なぜ、この人たちは金持ちになったのか - トマス J.スタンリー (著), 広瀬 順弘 (翻訳)

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こんなの読んでる暇に別のことをしているからこそ金持ちになれるんじゃないだろうかとも思いましたが(苦笑、生協で見かけて気になったので読んでみました。経済的に自立するということがどういうことなのか、何故それが大切なのか、ようやく理解したような気がします。短期的な利益ではなく、長い人生トータルで考えた利益を考える、というのは勉強になりました。毎日少しづつでも、その積み重ねが人生を作り上げるものですもんね。後は、自分の仕事を心から好きになることが大切であるということには心から納得。私も、天職を見つけ、それに心を奪われたいです。

読んでいて、面白い本でした。隣の億万長者も読んでみたいな。

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octobre 08, 2008

彼らの流儀 - 沢木 耕太郎

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後書きで「コラムでもなく、エッセイでもなく、ノンフィクションでもなく、小説でもないけれど、同時にそれらすべての気配を漂わせるもの」と言う通り、不思議な雰囲気の文章でした。33の短編から成り、それぞれがある人の人生の1コマ、もしくは半生を振り返っています。どれも足を地につけた、自分の信念を持って普通の人生(どう普通であるのかはその人にしか結局わからないものだと思う)を歩んでいる。1つの文章を読むたびに落ち着いた気持ちになれる、そんな本でした。

「風の学校」で、「玄人はまず不可能な点を数え上げるが、素人は可能なことしか知ろうとしない。」という文章が心に残りました。やっぱり、沢木さんファンです。また別の本を読もう。

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octobre 06, 2008

21世紀の国富論 - 原丈人

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母に薦められて読みました。糸井重里さんとの対談を読んで、日本人が好きで世界の未来は日本人が作っていきたい、人のためになる仕事をしないと面白くない、等考え方として私と同じことを言っている!と思って読んでみました。(というか、そう思っている人は結構いるのではないかと思います)

技術についてそこまで詳しいように思えないなぁ~、という感じで、ちょっとぼやけた印象がありました。対談の方が面白かったかも。おわりに、で祖父からの言葉として「人は無一物でこの世に生を受け、父母の恵み、恩師の導きにて社会にでて、天職を与えられる。天職には貴賎の別なく、人は生ある限り、自らの全力を尽くして全うせねばならぬ。・・・誠心誠意、不言実行。これが私の経営の信条である。」と書いてあったのがかっこよかったです。家には様々な家訓がある訳ですが、これは間違いなく素晴らしい家訓であると思いました。この方の動向、もう少し注目していようと思います。

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septembre 25, 2008

フィット・フォー・ライフ - ハーヴィー・ダイアモンド (著), マリリン・ダイアモンド (著), 松田 麻美子 (翻訳)

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S先生に薦められて、読んでみました。人間は元々果食動物であり、その他のものは消化に負担をかける。なので、食事の30%は加熱食品等採っても良いけれど、70%は生野菜、果物等消化に負担のかからないものにするのが良い、というもの。また、たんぱく質と炭水化物は混ぜると消化が大変になるので、例えばステーキを食べるなら付け合せはパンではなく野菜サラダにするべきであるということが書いてあります。ナチュラルハイジーンという考え方らしいです。

一番お勧めなのが、昼12時になるまでは果物しか食べないというもの。昼の12時までは人間は毒物を排出するサイクルに入っていて、消化が簡単にできるもの以外を食べると、排出ではなく消化にエネルギーを使ってしまうため、結果的に老廃物が体に残ってしまうということなのです。また、果物は消化が早いため、排出のためのエネルギーにも使えるようになる、とのこと。

胃腸炎になってからというもの胃腸の調子が優れないことこの上無しで、ご飯を食べると必ず気持ち悪くなっていたのですが、朝果物だけ、その他もちょっと気をつけた食生活を送っていたら、胃腸の調子が治りました。(そして調子に乗って晩御飯食べ過ぎてまた気持ち悪くなったりもしましたが(苦笑 後、びっくりしたのは、お肌の調子が少し良くなりました。人間ってやっぱり食べているもので体調が全然違うんですね。当たり前だけど驚きました。

と言っても、この本は無理をして合わせる必要はなく、自分ができる範囲で始めれば良い、と書いてあるので気持ち気軽に始められるのがとても良いです♪ 最近はほぼ朝ごはんは果物ですが、パンが食べたくなったら食べているし、少しづつ健康な食生活になるといいなぁ~。元気になったら自炊をしようという気持ちもでてきたし、うれしかったです。

教えてくださってありがとうございました~!>S先生

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septembre 13, 2008

ユダヤ・ジョーク集

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高校のとき、いろんな国のジョーク集を図書館で借りて読んでました。ジョークっていうのはやっぱり人の口から語られないと、クスッ、と思うだけで読み進んじゃうなぁ。結構毒舌なジョークが多く、息抜きにはよかったです :)

ひとつ引用。
*知恵の効用
2人のラビが話していた。
「知恵と金と、どっちが大切だろうか」
「もちろん、知恵にきまってるよ」
「しかし、もし知恵のほうが大切だとするなら、どうして賢人が金持ちに仕え、金持ちは賢人に仕えないのだろうか?いつも学者や、哲学者たちが金持ちのご機嫌をとり結んで、金持ちは賢人に対して横柄に振舞っているではないか」
「それは非常に簡単なことだ。賢人は金のありがたみがわかるが、金持ちは知恵の大切さがわからないからだ」

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septembre 08, 2008

華麗なる一族 - 山崎豊子

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最近は長らく華麗なる一族を読んでいたのですが、妾を持ったり女遊びをするのが当然のあの時代の話にどうも馴染めず上巻・中巻となかなか読み進められなかったのですが、下巻の頃になると勢いづいて、朝起きてから長野に到着するまでの電車の中で読んでしまいました。大きくは、銀行合併の渦に巻き込まれる銀行頭取の父と系列会社の鉄鋼会社の専務を行う息子の話です。こんな家庭環境に育って良くひねくれずに頑張っているな、と思いました。お金があることは評価の1つではあるとは思いますが、あったからといって幸せではないんですよね。

ドラマは見ていなかったのですが、木村拓也なら次男の役に違いないと信じていつ彼は頑張ってくれるんだろうとずっと読んでいたら、ドラマでは長男の役なんですね。違った(笑 大どんでん返しを期待していたのですが、そうもいかず、やりきれない気持ちになる終わり方でした。でも、この終わり方だからこそ山崎さんが大家なんだと思います。最後の方は新幹線の中で泣いてたから、隣の人はこの人は怪しいと不安に思っていたに違いありません。次も面白い本が amazon から届いているので楽しみです。

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août 07, 2008

出張中に読んだ本

出張中は移動が多かったので、何冊か本を読みました。

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まずは、デールカーネギーの人を動かす。原著の"How to gain friends and influence people"の方がなんとなく親しみやすいタイトルではあります。人を認める、相手にあなたは重要なんだと伝える、笑顔で相手に接する、心から褒める等、基本的なことが書いてあるのですが、自分のこれまでを振り返ると全然実現できていなかったことに気づかされます。特に、相手が何か過ちを犯したときに、その人を攻めて相手を負かして自分が勝ったと思えたとしても、相手には悪感情が残り結局人間関係としては失敗になってしまう。言い負かすのではなく、相手の言うことをとことん聞いて、認め、その上で話合う。という部分が心に残りました。実現したくても、時間がない時に決定を迫られる時などつい、相手を責めてしまうかもしれない。気をつけなければです。

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2冊目は、吉村葉子さんのお金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人。どっちが良い、どっちが悪いではなく、文化の違いってあるんだなぁ、としみじみ思います。お金がなくても平気なフランス人、というよりは、お金がなくても生きていける術を見につけているフランス人と、贅沢におぼれてしまっている日本人、のような気もしましたが、楽しく読みました。フランス人の男の人は、毎週土曜日は彼女のために早起きをしてパン屋に行き、美味しいクロワッサンとカフェオレを作ってから彼女を起こしてあげるとか。これが女性を大切にすることである、と子供にも教える訳です。ふぅん。

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3冊目は、塩野 七生さんの、ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上)。何度か薦めていただいていたのですが、ついに読み始めました。まず、文庫本というものがいつ生まれたのか、またどういうものであるのかという薀蓄から始まる読者への長い手紙から始まるのですが、これがまた面白いです。本とは装丁も入れて美しいものであるべきである、と書いてあり、文庫本の装丁では、紹介している時代の貨幣がそれぞれ掲載されています。その割には色がいまいちでは・・・とも思いましたが、気持ちは十分伝わりました。世界史の授業であんなに感動して読んだ項羽と劉邦が2行で終わったり、三国志が5行程度だったりしましたが、やはりその裏にはストーリーがあります。ローマだけではなく時にはギリシャやスパルタとの比較検討も行いつつ、政治・社会の面からローマの建国史を語っています。これってやっぱり浪漫ですよね。当分どっぷり漬かってしまう気がします。

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juillet 29, 2008

ウィニング 勝利の経営 - ジャック・ウェルチ

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GEのCEOを務めたジャック・ウェルチがその経営手法について語っている本。何よりも大切なものは人であるし、全ての上司(リーダー)は部下の成長と成功を心から望み、それに向けて努力する者である必要であると言っている。グループを上位20%, 70%, 10% に分け、上位20%には十分な報酬と賛辞(懐も心もあたたく)を、下位10%は会社に合っていないのだからきちんと業績を上げていないことを伝え、場合によっては会社を去ってもらうべきである、残り70%の中間層が会社を動かす一番の労働力になるので、うまく励まし、この中から次の20%になれる人材をいつも探すべきである、といったような能力主義をうたっている。特に、自分のことは過大評価する傾向が強いため、業績をあげていない社員にはいつも率直に業績と周囲の意見を伝え、別の会社の方が合っていそうならそれを伝えるべきだと言っている。逆に、本当にがんばった仕事が一段落したとき等は、チームの家族も含め全員にディズニーランドへの招待券を配るくらいの盛大なお祝いをするべきだと語っている。

成長する人には4つのEと1つのPがあると話している。ポジティブなエネルギー(Energy)、周囲の人にエネルギーを吹き込む能力(Energize)、イエス・ノーを決めづらい事柄に決断を下す勇気(Edge)、仕事を実行する能力(Execute)、最後は情熱(Passion)。こういう人、確かにものすごくたまにだけど出会います。

この人は、会社のバリューに沿わない行動をしている人にはどんなに業績をあげている人でも会社を辞めてもらったりしている勇気ある決断をしている。自分の価値観、会社の価値観に基づいて、何を大切にするか、何を違反と思うかを明確に切り分けて率直に広めているこの態度は好感の持てるものだった。確かにこういう環境で働くと、成長しようという気持ちが持てると思う。でも、下位10%に入らざるを得ない人もいる訳で、全部の会社がこうなったら暴動が起きそうだな・・・。

良く書かれている本で、読んでいて面白かった。お勧め。

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juillet 19, 2008

走ることについて語るときに僕の語ること - 村上春樹

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村上春樹はランナーである。知ってはいたけれど、毎年42.195kmのフルマラソンに必ず1回は参加し、トライアスロンもするほど本気のランナーであるとは知らなかった。年をとって、自分が今の自分であることについて諦観のようなものがでてくる、というのを精神的にも肉体的にも地道な努力を通して学んでいく。こういう地道な作業をコツコツやる人(確かノルウェイの森だったかな?は一度書き下ろした後に全て書き直したらしいし)だからこそ、彼の本に親しみを覚えるんだろうな、と思いました。読んでよかった。

村上さんが話したランナーのうち、"Pain is inevitable, quitting is an option." というマントラを唱えながら走っている人がいて、それは人生にも通じるのではないかと書いてありましたが、確かに。と思いました。頑張ろう。

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juillet 10, 2008

一号線を北上せよ - 沢木耕太郎

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「北上」すべき「一号線」はどこにもある。私にもあれば、そう、あなたにもある。

ベトナム南北を走る一号線をバスに乗って移動する旅行記。ホイアン、ダナン、ハノイ、等昔行ったことがあるのでなんとなく情景を思い出しながら読む。この人の書く日本語はやっぱり好きだなぁ、と思いながら読みました。でも、バスで旅をする必然性がなんとなく分からなかった。年を取ると旅をするスタイルも変わっていくものなんだろうな。自分が何を求めて旅をするのか、なんとなく考えさせられました。次は、近藤紘一さんの本を読まないとだ :)

しかし、旅行には行きたいな。秋口、狙ってみます!

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juillet 03, 2008

おかえりなさい 待っていたよ - 浅見 帆帆子

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母から本が届きました。浅見 帆帆子さんの本は以前友人にも勧められて、読んだことがあるのを思い出しました。日々の生活に疲れている一人暮らしのフー子ちゃんの家に、ダイジョーブタという服を着たぶーちゃんがやってきて、おかえりと声をかけてくれ、料理を作ったり(それがブタ肉の料理ってどうなのよ笑)、悩み事を聞いてくれたりする。フー子ちゃんに、そのままで大丈夫だよ、と声をかけてくれて、前向きな気持ちにさせてくれ、フー子ちゃんが元気になった頃気がついたらいなくなっちゃう。という話。

とても忙しくしていたときの届いたので、心があたたまりました。家族っていいですよね。

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juin 30, 2008

カルロス・ゴーン経営を語る - Philippe Ri`es (原著), Carlos Ghosn (原著)


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レバノンにルーツを持ち、ブラジルで生まれてフランスで教育を受け、フランス・ブラジル・アメリカ・日本で活躍をしているカルロス・ゴーンにインタビューの形式で生い立ち/日産再生の期間の話を聞いた本。少し古いですが、面白かったです。ミシュラン@サプライヤーサイドは家族経営の会社だったので、これ以上の出世は望めないということからルノーでの職を決めた経緯など、本当に優秀な人なんだなと思わせます。ちなみに2005年よりルノーのCEO兼会長をやっています。

アラビア語、フランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語の五ヶ国語を話せる彼は、自分の文化を大切にしつつも異文化を尊重し、共存の道を歩む真の意味での国際人だからこそ成功できたのではないかと思っています。(どうでもいいけど私もフランス語が話せるようになりたい)。先週会ったUNESCOの偉い方も異文化を楽しむことこそが人生を楽しむ要素であると言っていて、納得。そのような国際人に自分もなりたいし、人が国際人になるための手助けをうまくできると良いと思っています。

先週まではイベント運営で忙しかったのですが、これからは比較的時間に余裕ができるはずなので、少しいろいろ勉強しようと思っています。

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juin 19, 2008

クラリネット症候群 - 乾 くるみ

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友達に、これ読まない?と言われて小説をもらったので(あ、ミステリーなのかな)早速読んでみました。女子高生が読むような本だけどね、とも言われましたが、まさにそんな感じでした。日本語が体言止めしてあったり、話言葉で書かれているので最初慣れるのに苦労しましたが(汗 話自体は軽く読めて面白かったです。

人から紹介される本って、普段自分では読まないような本を教えてもらえるので、楽しいですよね。ちょっとした気分転換になりました。

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juin 12, 2008

チェーン・スモーキング - 沢木 耕太郎

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昨日は1日幕張で開催されているINTEROPに行ってました。お菓子教室が一緒の人が出展者でいてびっくりしました(笑 ブースも見たりしたけれど、いろんな人に出会えて今やってる研究会のアレンジが進んだので良かった。皆さま残りの会期も頑張ってくださいませ。

電車の中で読んでいた本は、沢木耕太郎のエッセイ集です。この人の本は久しぶりに読んだけれど、やっぱり面白いですね。喫煙者ではないのにタイトルをチェーンXXXにしたくてチェーンスモーキングにしたことについて、あとがきで以下のように書いてます。

「すべて「ノー・スモーキングの人」の手によって産みおとされた『チェーン・スモーキング』。これが人間の子供だったら相当ひねくれた性格になってしまうのではないかと懸念される。その誕生に関して最大の責任を負わなければならない者としては、『チェーン・スモーキング』よ、どうかグレたりしないでほしい、と祈るばかりだ。
本がグレるかどうなるかは、私もよく知らないのだが。

微笑を誘う文章に、読み終わった後まで軽快な印象を与えます。

私自身が旅行好きなので、「懐かしむには早すぎる」というエッセイが面白かったです。旅行に行った先で何故土産を買いたくなるのか。私にもいつかそんな日が来るのかしら。

面白かったので、続けて沢木さんの本を何冊か読んでみようと思います。

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juin 09, 2008

手紙 - 東野圭吾

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天気の良い土曜日の昼下がり、電車に揺られながら読み始めたのですが、なかなかどうして暗い話でした(苦笑
両親を失い兄弟で生きてきた中、兄が弟を大学に進学させてやりたいと思い、お金を求めて強盗殺人をしてしまう。しかも捕まったきっかけは天津甘栗。それ以来弟は人生の局面で強盗殺人の犯人の弟ということが邪魔をして様々なものを失ってしまう。また、差別を受けてしまう。

罪を犯したのは個人であって、その家族は関係ないと思いたいかもしれないが、そうではなく、その家族をも差別し、社会からある程度隔離することで犯罪がどれだけ重いものなのかを知らしめる、またその責任をもちゃんと取らせるという作者の意図、間違っていないとは思う。けれどもなんともやりきれない話でした。

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juin 07, 2008

夢をかなえるゾウ - 水野敬也

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巷で話題の「夢をかなえるゾウ」、読んでみました。インドのゾウの形をした神様(インドネシアだとゾウは学問の神様だゾウ)が普通の日々を送る主人公に関西弁で面白ろおかしく軽快な口調で変わるための課題を毎日1つづつ出していく、今までとはちょっと毛色の違う自己啓発本。

何冊か自己啓発本を読んで思うに、成功している人は、書いてあることは大体理解してるし、実際に実行もしている。やっぱり考えることは同じなんですね。

面白かったです。

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juin 05, 2008

燃えよ剣(下) - 司馬遼太郎

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最近まじめな本を結構読んでいたので息抜きがしたくなったので、先日読みかけだった燃えよ剣を読み終わりました。知らなかったのですが、土方歳三はとても悲しい人生を歩んでおられるんですね。近藤勇と土方歳三がペアで戦国時代にいたらどれだけの武将になっていたか。時代の流れがそれを許さなかったのですよね。男っていうのは、自分が信じた道を常に突き進むべきである、そして自分の生き様は戦いで見せるべきであるという強烈な人生。沖田総司は、20歳で新撰組に入って25歳で死去。新撰組立ち上げの後は病気になってかなりの長い間寝たきりの人生を過ごしたけれども、後世まで名が残っている。やっぱり、近藤・土方・沖田というのはよほど優秀な人材だったんだろうな。

後書が陳舜臣だったことに心躍った今日この頃でした。

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mai 27, 2008

Google誕生 ガレージで生まれたサーチ・モンスター - デビッド ヴァイス (著), マーク マルシード (著), 田村 理香 (翻訳)

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Googleという会社が面白いと思い、3冊目。前に読んだNHKのグーグル革命の衝撃も面白かったけど、取材の厚さ、綿密な内容を考えるとこちらに軍配が。けれど、かなり文字の多い本なのでNHKの方は2-3時間で読めるのに対して、こっちはじっくり1週間くらいかけて読みました。

サーゲイ・ブリンとラリー・ページがGoogleという会社を立ち上げ、この会社が発展していく様子を物語調で書いています。"Having a healhy disregard for the impossible"というのは私も納得。こんなにすごい人達が世界にいるんだということに驚きを覚え、生きているのが楽しくなりました。私は料理やお菓子作りが趣味なので、Googleplex(Google本社)の中にあるチャーリーズプレイス(チャーリーさんがやってるレストラン)の話にすごく興味がありました。人と人の繋がりがちゃんとあること、技術に重きを置くことに共感。「ラリーとサーゲイはコンピュータおたくではあったが、同時に外の世界に対しても非常に幅広い関心を持っていた。概して、この2つを兼ね備えていないと世界で成功するのはむずかしい」。確かに。サーゲイのお母さんが、こんなに成功してもまだ息子にはスタンフォードに戻って博士号を取得してもらいたいと思っていること。いろんなところに面白い話がちりばめてあって、まったく読んでいて飽きなかったです。Googleの全体像が知りたいと思っている人がいるなら、お勧めです。

最近は良い本に当たることが多い。楽しいです。

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mai 23, 2008

これならわかるネットワーク―インターネットはなぜつながるのか? - 長橋賢吾

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友人が本を出したと聞いたので、早速買いに行きました♪少し探さないとわからなかったものの、ちゃんと新宿の紀伊国屋サザンシアターで、新書・注目の本コーナーに置いてあったよ!↓証拠写真。

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タイトルの通り、インターネットは何故つながっているのか、というのをボトムアップ形式で教えてくれる本です。シンプルで読みやすくて、(まぁ興味ない人にはギリシャ語が並んでると思うかもしれないという部分はあったけれど)面白かったです。学部生とか、読むと良いと思う。

87ページで共有型リンクと書くところに(きっと最初はシェアドリンクと書いてあったに違いない)共有型ドリンクと書いてあったのが面白かったです(笑

今度本にサインしてもらおうっと♪

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mai 15, 2008

Google 最強のブランド戦略 邪悪にならないこと - ニール・テイラー (著), 石原 薫 (翻訳)

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軽い読み物。息抜きにはちょうど良かった。Googleが何故ここまで成功しているかをブランディングの業界で働いていた著者が分析している本(軽い分析だけどね)。GoogleがGoogol(10の100乗)のもじりであることや、Googleplexがその10乗であることや、I'm feeling Lucky!ボタン等、エイプリルフールにGoogleの検索エンジンは鳩が行っていると自社のホームページに書く等、ストーリー性があること、人間性を失わない大企業であること等をあげていた。Googlerはその仕事の20%を他の仕事に使っても良い、っていうのは良いですよね。大きな革新を行うために小さい失敗があっても仕方ないよねっていう姿勢、大切だと思います。

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mai 14, 2008

大学講義 ベンチャー・ビジネス論 - 塩沢由典編

大学講義ベンチャー・ビジネス論―経済発展と企業家精神」を読みました。大阪市立大学経済学部の1989年度企画講座「経済構造論特講(経済発展と企業家精神)」に基づいており、ゲスト講師による講演、パネルディスカッション、補講の一部が記録されています。リストは当時の肩書きですが。

第 1講 「企業家精神をみる眼」 - 塩沢由典
第 2講 「十中の二になる努力」 - 伊藤彰彦((株)ダイケイ社長)
第 3講 「遅れた業界にこそ革新の余地あり」 - 小嶋淳司(がんこフードサービス(株)社長)
第 4講 「夢を実現する条件」 - 千本倖生(第二電電(株)専務取締役)
第 5講 「不利な条件を有利に生かす」 - 大川功((株)CSK社長)
第 6講 「一に営業、二に営業、三、四がなくて・・・」 - 永守重信(日本電産(株)社長)
第 7講 「企業家精神の自己教育」 - 高原慶一朗(ユニ・チャーム(株)社長)
第 8講 「組織を変え、人を変え、商品を変える」 - 佐伯秀穂(倉敷紡績(株)専務取締役)
第 9講 「新事業展開をシステム化する」 - 倉光弘己(大阪ガス(株)エネルギー文化研究所所長)
第10講 「ニュービジネス時代の企業家精神」 - シンポジウム
第11講 「ハードル競争ともぐらたたき(補講)」 - 塩沢由典

それぞれの講義が、実際に経験をしてきた人たちの言葉だからこそ重みがある。最近アントレ系の本をいくつか読んでいるけれど、その中にでてきそうな注意するべき点、ということについて様々な視点から語ってある。1989年とずいぶん昔の講義ではあるけれども、基本的な考え方は変わっていない。面白い本だった。それぞれの社長の性格が講義に現れていて、自分はどのタイプなんだろうと考えるのも楽しかった。短いパネルディスカッションよりもある程度定まった時間を割いて話してもらうことの大切さも学んだ。

技術があるから売れるという訳ではなく、独りよがりでだめで、実際に使う人に納得して購入してもらわなければ意味がない。人材が大切であるということ、マーケットをどれだけ事前に調査するかで発展性が決まる、強い意志がなければシステムだけあっても無駄である。ベンチャーとは、起業をするだけではなくて、会社の中でのイノベーションをすることも含む。常にベンチャー精神を忘れてはだめ。失敗するベンチャーは、売れ始めて社長が油断したときに失敗する。各地域が活発にベンチャーを育成していくことが全体的な発展に繋がっていく、等など。当たり前だけどこれだけじゃ書ききれません。

カントの言葉。「論理の裏付けのない直感は盲目のようなものだ、しかし、直感の裏付けのない論理は気の抜けたビールのようなものだ」

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mai 11, 2008

世界を見る目が変わる50の事実 - ジェシカ・ウィリアムズ 酒井泰介(訳)

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風邪が治らず家で3日目の静養。寝るにも限界があるし、暇です。風邪のおかげで予定をキャンセルしちゃったみなさま、本当にごめんなさいーーー。健康管理は大切ですよね。。


日本女性の平均寿命は84歳。ボツワナ人の平均寿命は39歳。(HIVの蔓延で平均寿命は短くなっている国が多いのだとか)
タイガーウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、1日当たり5万5000ドル。その帽子を作る向上労働者の年収の38年分。(タイガーがバンコクのある大学から名誉博士号を受けたとき、工場の労働者たちは会場を取り囲み、ナイキへの口ぞえをお願いしようとしたらタイガーは面会を拒否し、彼らの前を無言で通り過ぎたけれど、「あの人たちにはあの人たちなりの意見があり、実現しようとすることがあります。そしてそれを止めることはできません。」と語ったとか。)
世界の喫煙者の82%は発展途上国の国民。(そして英国の5本に1本のタバコは密輸入されたものだとか)
毎年、10の言語が消失している。
世界には今も2700万人の奴隷がいる。(そしてその取引平均価格は90ドル!)
ロンドンの住民は、監視カメラで1日300回撮影される。(ひえー)

知っていることや、そうだろうなと思うことが多かったので世界を見る目はそんなに変わらなかったけど、著者が希望を持って問題に取り組むべきであると語っているところに共感を覚えた。

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mai 10, 2008

ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ - 沖 幸子

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母に勧められてお掃除についての本を。何かをするついでに掃除をする、毎日時間を決めて規則正しく掃除をする、スケジュールに掃除の時間を入れる、モノの置き場所を決める、等など。何故実家がいつも綺麗なのか納得しました(笑 GWが終わってから私も家の掃除をしたのですが、やっぱりいろんなものが片付いていると、心も落ち着く気がします。ながら掃除、、が、頑張ります。

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mai 06, 2008

グーグル革命の衝撃 - NHK取材班

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NHKが半年かけて調査したテレビ番組を本にしたもの。Googleの社員は、環境が良いことよりも、本当に優秀な人が世界中から集まっていて、彼らと議論できるという場所であることに満足を覚えているという文章に、納得した。私も、先生と話していると刺激を受けて仕事にやる気がでることがしばしばあるので。そういう環境で働けるのは、幸せに違いない。

Googleは、最初はあるWebページに対するリンク数がどれだけなのかを調査するというスタンフォード大の学生の博士論文から始まり、逆リンクを調べるために世界中のWebページをダウンロードするところから始まった。Googleの検索で上位に表示させるための技術を売る会社や、Googleのアフィリエイト活動だけで生計を立てている人がいるなど、いまやGoogleは生活に組み込まれている。全ての情報をインターネットの”あちら側(いわゆるWeb2.0)”で管理するようになると、そのうち Pizza Hut と検索をするのみで、Pizza Hut から電話がかかってきて、「あなたの電話番号・住所は○○ですね。お届け先は、今日は家と仕事場どちらになさいますか?昨日の食事はXXでしたので、今日は△△ピザはいかがですか?」なんていわれる未来はそこまできている。それを快適と考えるか、気持ち悪いと考えるか、次の文化への分岐点に違いない。

検索結果はあるアルゴリズム&数式を用いて表示しているらしいが、あまりにも質の悪いWebページは検索結果に表示されない。このため、小さい会社のWebページが何故か検索結果に表示されなくなり売り上げが70%ダウンして大変な目にあっている人もいるらしい。Googleの影響力はそこまできている。なんとなく公共のものとして扱っているような気がするけれど全くの私企業であることに改めて気がつかされ、情報の真偽を見分ける目、取捨選択をする知恵を養う必要性を感じた。

何度か聞いた話もあるけれど、とても良くまとまっていて読んでいてすごく面白かった。

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mai 02, 2008

スイートリトルライズ - 江國 香織

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友人を待っている間暇だったので、本屋さんで本を探して読みました。夫も妻も浮気するけど、相手にはお互いに黙っておく(それがスイートリトルライズ)話。江國さん、現実離れした、透明な文章を書くのが好きだけれど、ハッピーエンドにならないのは好きではないです。世の中の抜き差しならないちょっと暗いところも知っている、というのは別に本にする必要ないんじゃないかなぁ。もっと夢のある話が好きです。最近江國さんの本は読んでもあまり明るい気持ちになれない。本を書き続けるというのはやはり大変なんだろうな。

けれど、装丁のワンちゃんはシュールで好きだな♪

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mai 01, 2008

Martha Stewart's Cookies: The Very Best Treats to Bake and to Share

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新宿の高島屋の6Fで英語のレシピブックのところをふらふら見ていたら、ものすごく美味しそうなマーサスチュアートのクッキーレシピブックを発見しました。アメリカンクッキー、大好きなんです。衝動買いしてしまいました~~。ここはやっぱりピーナッツバタークッキーから、作っていこうと思います☆

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avril 30, 2008

夕凪の街桜の国

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友達に勧められて読みました。原爆が落ちた後の廣島で自分は生きていていいのだろうかと葛藤を抱えながら生きていく(そして亡くなってしまう)人の話や、被爆2世であるにも関わらず差別を受ける人の、日常を描いた話。すぐ読めるから読みなよ、と手渡されたので寝る前にパラパラめくっていたら、不意打ちにあいました。廣島について、ヒロシマについて、何度も平和学習を受けてきて、自分の中では原爆の存在を強く否定しているけれど、今ではそれに触れないように生きている自分がいることに気がつかされました。

さらりとした画風だけれど、拭いきれない経験がヒシヒシと迫ってくる、いろんな人に読んでもらいたい。そしてその感想は自分の中でちゃんと消化してもらいたい、と思いました。

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avril 27, 2008

大学発ベンチャーの育成戦略―大学・研究機関の技術を直接ビジネスへ - 近藤 正幸

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ちょっと勉強。2002年の話なので少し古いのだけれど、ドイツで多くの起業が成功しているのは何故かを書き、それを日本で実現できないかという話を書いている本。国をあげて起業をサポートする政策を取っているのが一番大きい。日本ではこういう動きに持っていくのは難しそうだなぁ~。博士課程を終えた学生が起業していることが多いのは、若手研究者は有期で、期限が更新されないからというのも大きいらしい。厳しい!

ドイツの試みは以下の通り。

・産業化しやすい技術シーズを生みやすい良好な産官学連携
・若手企業家を押し出す仕組み。
・大学・研究機関に対する方向付けと支援
・大学・研究機関に密接した起業支援機関
・民間の能力を活用した素早く大胆なリスクマネーの提案
・集中・継続型のリサーチグラント

この間 UCB のワークショップに出たときにもアントレプレナーシップの話は面白いと感じたけれど、それはやっぱり新しいものを作り出すというプロセスが楽しいからなんだろうな。もう少し勉強しよう。

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avril 20, 2008

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 - デビッド アレン

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最近疲れていてやる気がでてこないので、自己啓発本を読んでみた。GTDのデビッドアレンの本。しごく当たり前のことがたくさん書かれている気がするので、最後のノウハウだけ読めばいいような気もするけど、エッセンスも大切なのかな~。GTDの最初の本を原著で読むのが一番しっくり頭に入ります。気になっていることを全て書き出す作業、確かに大切かも!Todo管理の方法、少し考えてみようかな。

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avril 10, 2008

赤い長靴 - 江國 香織

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本屋さんで読んだことのない江國さんの本を見つけて、思わず購入し、一気に読んでしまいました。12年連れ添った子供のいない夫婦の話。人と自分の間に膜を張ってしまった夫と、言葉が届かないことをもどかしく思いながらも2人で築いてきた生活をとても愛おしく思う妻。暗い話でした(笑 やっぱりこの人の描写は細かくて、ちょっとしたことで雰囲気が伝わってくるのがすごいと思う。


#ところで今店頭に並んでいる天然生活は内容が充実していて(ナッツのケーキとか)これはかなりの買いです。お薦めです。良かったら見てみてください♪

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avril 08, 2008

学問のすすめ - 福沢 諭吉 (著), 岬 龍一郎 (翻訳)

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あんなに長く大学にいたのに、修了式の金子先生の話を聞いて興味を持ち、ようやく学問のすすめを読みました。この現代語訳は早稲田大学出身の人が書いています。在学時代にはあまり読むと良いと薦められた覚えがないのですが、どれくらいの学生が読んでいるのかしら?と思いました。福翁自伝も面白いのかな。

元々出身地の中津に中学校ができるというので、その教科書に、という形で書かれているので、文章はとても平易で分かりやすいです。福沢さんに惚れ込んでしまうような生き方の示してある本でした。

学問の目的とは、「人間は、一身一家の生活を安定し維持できるだけで、満足してはいけない。人間の天性には、さらに高い務めを果たす能力を授かっているのだから、一人の社会人として、世のため人のために尽くさねばならない」という部分に感動しました。自分が何のために学問を志しているのかを思い出させてくれました。この世に貢献していくためには、自分の中に知識を蓄えているだけでは意味がない、というのは同意です。それを社会に還元せねば。

最後は、「友達が多いと人生は百倍楽しくなる。世界は広く、人間の交際は複雑である。井戸の中で生涯を送る。小魚とは生き方が違うのだ。決して人を毛嫌いするような人間にはなるな。」と結んであります。学生にはっぱをかけるような、講義を聴いているような気持ちの良い言い方です。福沢先生自身が人の数倍努力を続けている人だからこそ説得力もあります。

図書館で借りて読んだのですが、蔵書に加えようと思いました。


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mars 25, 2008

自分の仕事をつくる - 西村 佳哲

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友達のmixi日記を読んで、その序文がとても良かったので読みました。”人間は「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを、つねに探し求めている生き物だと思う。そして、それが足りなくなると、どんどん元気がなくなり、時には精神のバランスを崩してしまう。”

自分が楽しいと思うことをやること、人から感謝されることをやること(これは自分から働きかけて職場の雰囲気を変えることも含む)、がメッセージなのかなと思います。当たり前だけど、できてないことも多いのではないかと。

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mars 21, 2008

燃えよ剣(上) - 司馬遼太郎

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友人に薦められて(勘違いして司馬さんの別の本読んでたりしつつもついに到達)、燃えよ剣を読みました。幕末の新撰組の話で、土方歳三が主役として描かれています。新撰組って名前はよく聞くけど、何をしてたんだろう?って実は思っていたので、勉強になりした(コラ 新撰組の規律がものすごく厳しいもので、それを作り出した土方は辛辣な思想の持ち主だと思いますが、それくらい確固とした想いをもてるからこそ何かをやり遂げられるんですよね。(でも、やっぱり何しても死罪って強烈・・・) 理想とは本来子供っぽいものではないか というくだりがあって、なんだか共感を覚えました。下巻が楽しみ。

しかし、最近本を読むスピードが落ちています。集中力が落ちてるのかな。文字の世界に引き込まれるの、好きなんですけどね。

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mars 01, 2008

デッドエンドの思い出 - 吉本ばなな

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本が読みたくて、でも1日ですっきり読みきれるものが読みたかったので、吉本ばななの「デッドエンドの思い出」を読みました。毎日を丁寧に生きている描写に救われる気持ちです。今日は1日家でのんびり。疲れているのが少しは解消されるといいな。

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février 27, 2008

ふしぎな図書館 - 村上春樹&佐々木マキ

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大人向け絵本のような本を読む。主人公が図書館に行くと、知識の詰まった脳みそをちゅうちゅう吸ってしまうのが大好きなおじいさんにつかまってしまい、図書館の地下にある牢屋でオスマン帝国の税金の集め方に関する本をひたすら読むことになってしまう。久しぶりに羊男がでてくる本を読んだ気がする。美味しいドーナッツが食べたくなった。主人公は結局逃げられるのだけど、別に何も解決しない。

図書館っていう場所からそんな訳の分からない世界を妄想してしまう、しかもディテイルまで語ってしまう春樹さんが面白いと思った。佐々木さんの絵も好きです。変な話だから癒されはしないけど、くすりと笑えました。

この間友人と話していて、面白い本を読みたいな、と久しぶりに思ってきました。まずは、「燃えよ、剣」なのかな。皆さまのお薦めあったら教えてください。

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janvier 04, 2008

東京奇譚集 - 村上春樹

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前から読みたいと思っていた東京奇譚集が文庫版ででたので早速買いました♪独特な日本語の書き方が好きなのです。個人的には「日々移動する腎臓のかたちをした石」が好きでした。変な書評を書くのではなく、そのままストンと受け入れるのが良い気がするんだけどな。意味を理解しようとかそういう類のものではない気がする。ま、人それぞれですが。

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janvier 02, 2008

ビジネスマンの父より娘への25通の手紙

元旦には、「ビジネスマンの父より娘への25通の手紙」を読みました。ビジネスマンの父より息子への手紙が有名だなぁ、と思って(というか読んだこともある気がする)娘バージョンも気になったのです。示唆に富んだ、本当に娘の気持ちに寄り添いながらあたたかい言葉をかけ続ける父の姿に非常に感銘を受けました。ドラッガーやフランクリン等、読んでいる本が似ているのも共感を呼ぶ1つなのでしょうか。自分も子供が生まれたら、一歩下がった立場から必要なときにはアドバイスをしてあげられる存在になりたいと思います。

人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きに歩まなければならない
人生は歳月ではなく、行為である(フィリップ・ジェイムス・ベイリー)
努力しなければ人は人生から何も与えられない
どんなにつらいことがあったとしても、今日1日を乗り切る努力をしよう

特に、ビジネスの世界だけではなく、自分の家庭、その他の身の回りのものとのバランスをきちんと保ちながら生きていくようにとアドバイスする父の姿が格好良いと思いました。

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décembre 27, 2007

フランス料理を私と - 伊丹十三

友人に勧められて、「フランス料理を私と」という本を読みました。伊丹十三が辻料理学校の先生にフランス料理を学びながら料理をして、できた料理を対談相手と囲みながら話をしていくという面白い構成。料理を作っているページは全てカラーという豪勢な本で、レシピ(材料というか分量のリストがないものの)は写真つきで分かりやすく、自分でも作って食べたくなるものばかり。フランス料理を作る機会ってあんまりないから知らなかったけど、とっても奥が深そうで、本当に面白そう。何気に器もみていたのだけど、やっぱりヘレンドの緑のライン(でてたのはアボニーかな)は好きだなぁ。新しい趣味が増えそうで、とっても楽しく読みました。対談相手は、全員が強烈な自分の意見を持つ芯のある人ばかり。大学の先生とかネ。それを受ける伊丹さんの聞きっぷりも素晴らしい。

フランス料理を題材に話が広がっていくことが多いのだけど、例えば、信州大学の佐々木孝次さんとの対談。フランス料理はコースを自分で選択し、時間軸と共に一方方向に積み重なっていくものだけれど、日本はすき焼きなど、何から食べても良いし、何度食べても良い。非常に我侭のきくものである。と佐々木さんが言うと、伊丹さんが、日本は例えば免許の得点制度のように、時間がたつと白紙に戻る文化だと返し、そう、だから戦後他の国のように罪悪感を背負い続けることがないんです、謝って白紙に返ってしまったんだから、という議論に発展していく。こういう絶妙な会話がたくさんあって、読んでいて全く飽きない。

本当に上質な本を久しぶりに読みました。教えてくれてありがとう。

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décembre 10, 2007

LOVE BITCH - シェリー・アーゴフ (著), 高橋 朋子 (翻訳)

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あなたは人に尽くし過ぎるのよ、と言われ、この本を勧められました。面白くて1日で読んでしまいました(汗 Bitchと言っても悪い意味ではなく、BITCH = "Babe In Total Control of Herself" という、自立した女性であれという本。読んでいると、当てはまることがありすぎて耳が痛いことこの上なし。でも、そうすれば良かったのかと思い当たることもたくさん。一番大切なメッセージは、人に合わせて全てを変えるのではなく、まずは自分を大切にしましょう、ということです。本を読んだくらいで自分が次の日から変わるとは思えないけど、心がけることはできそうです。自立した人ってやっぱり魅力的ですものね。

彼のために料理をしたいなら、お勧めのレシピはこれです。と言って、ポップコーンの作り方が懇切丁寧に書いてあるのが楽しかったです(笑 翻訳が絶妙で、とても分かりやすくて引き込まれてしまいました。

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décembre 06, 2007

35際までに必ずやるべきこと - 重茂 達

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35歳までに必ずやるべきこと、というか、人生の指南書のような本です。最近こういう本を良く読んで思うには、自分がどういう姿勢で人生に取り組むのかが自分の人生を決めるってことです。重茂さんも書いているけれど、自分の人生は自分が大切に作っていかないとですよね。見開き2ページで1つづつやるべきことが書いてあり、読みやすかったです。私は「やると決めたら徹底してやり遂げる」というのと、「成果ができるまで続ける」というのが心に残りました。

最後のまとめに書いてあったものを。
1. 何でも良いほうへ考える
2. 良いと思ったことは続ける
3. 人に倍する努力を怠らない(人並みに努力したんじゃあ人並みにしかなれないそうです。へぇええ。)
4. 自分は運が良いと思う
5. すべてに感謝の気持ちを持つ

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novembre 29, 2007

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法 - デビッド・アレン

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友達にやりたいことを全部やろうなんて無理なんじゃないかと思う。シングルタスクな人間かもしれない、という話をしていたら、そんなことはない!とこの本を紹介されました。Wikipedia にも載っている Getting Things Doneという方法。自分がやらなければならないことを全てリストにし、次の行動を具体的に考えることでストレスをなくし、集中して物事に取り組める精神状態を常に作りだすという方法。2分以内にできることはその場でやる。リストは見直す(評価する)。人生を飛行機の高度に例え、繋がりを考える。等、面白そうなことが書いてありました。

しかし、珍しく私はこの本を読みきることができませんでした。あまりにも日本語訳がひどい・・。読むのに本当に苦労しました(一応4/5くらいまで読み進めました) 仕事をリストに書き込むことによって、open loop が始まると原著で書いてあるのだろうところは、開ループっていうくらいの直訳っぷり(開ループってなんだよ!笑)で、いたるところにルー大柴のようなカタカナ英語が・・。友達が勧めるくらいだから原著は本当に良いのだろうけど(彼は英語で読んだので)がっかりでした。あきらめて英語で読み直そうと思いますが、日本語訳のこの本はお勧めできません。

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novembre 16, 2007

異国の窓から - 宮本輝

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宮本輝の「異国の窓から」を読みました。ドナウの旅人を書くために訪れたヨーロッパの国々にての旅行記。街で小雨が降っていた状況や、街のカフェでおじさんたちがどんな風にして話していたかを記憶してそれを文章にしていく宮本さんの書き方が少し伺える。しかし、関西弁で怒鳴り散らすだなんて、宮本さん、なかなかあくの強い人なんだな。かなり大変な旅程だったことが伺えて、同じ旅行をしたいとは思えないけれど(笑 宮本さんの取材スタイルが垣間見えたのは楽しかった。


プール 1.1km。

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novembre 14, 2007

ガイアの夜明け 未来へ翔けろ

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日経新聞を久しぶりに取ることにしたら、文庫をいただきました。「ガイアの夜明け未来へ翔けろ」。渋いw という訳で、読みました。トヨタのレクサスを作る工場のスタッフが「自分たちの目指すものを、まずとことんつくる。ベンチマーク(比較の対象)を置いてそこを目指してやっていては、同じところまでしかたどり着けない。理想の世界を目指していけば、誰もついて来られないところまで到達できる」と言っていて、なんだか感動しました。うん。そう。理想の世界の描き方を大きければ大きいほど、より素晴らしい世界に到達できますよね。テレビを見ているような感じで駅ナカを作った人の話や、タイへの緑茶進出の話(今ではタイでも無糖の緑茶、売られてますね)、インドでの電器製品メーカーの戦い、キリンビールの花産業など、様々な職種で第一線で働いている人たちの様子が垣間見れて面白かったです。

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octobre 20, 2007

未来を変える80人 - シルヴァン・ダルニル&マチュー・ルルー

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未来を変える80人」を読みました。フランス人の2人が2年かけて世界を歩き、地球の未来を変えるような社会活動をしている80人にインタビューをして回った記録です。モハマド・ユヌスが作ったグラミン銀行の話に触発されこんな本を書いたのだけど、世界にはこんな活動をしている人がいるのかと本当に驚かされる。ブラジルの農村でソーラーパネルのリースを始めた人、アメリカでバイオテクノロジーで生分解率100%のプラスチックを作った人の話、ネパールで自然を大切にしながら観光客を受け入れるエコツーリズムを始めた人の話と、一口に社会起業家と言っても内容は多岐に渡ります。一人の人間でも、頑張れば、未来を信じれば、世界を変えていくことができるという夢を与えてくれる人物の集まりです。わくわくしながら読み進めました。著者が私と同じ年&3歳年下というのが驚きました。著者の2人がこれから何を始めるのかも楽しみ♪ 地球に住んでいるものとして、何かを壊したらそれを直すだけの活動を常にし続けるのは大切だと思う。
Tour du Monde en 80 Hommesに詳しい情報がいろいろ載っています。


以下、メモ。

「自覚と決意をもった人々が集まれば、どんな小さなグループでも世界を変えられる。それを疑ってはならない。それだけは絶対に信じなくてはならない」。マーガレット・ミード(20世紀でもっとも有名な人類学者の一人)

更家の製品って生分解率99%のものもあるんですね!ヤシノミ洗剤とか、シャボネットが製品です。知らなかった。

スローフードの提唱者、カルロ・ペトリーニさん、シンボルは、「カタツムリはスローで美味だから」という理由で決めたらしいです(笑

エネルギー問題の世界的権威、エイモリ・ロビンズの言葉「脳みそっていうのは、一人にひとつ、平等にあるものだからね。発想が自由で、謙虚な気持ちを持った人が未来を作るのさ」 環境問題解決の大きな鍵となる発想は発展途上国から出てくると予測しているそうです。

世界初の社会起業家ネット、アショカ財団を作ったウィリアム・ドイトレンの言葉「ある地域での改革を、地球規模の変革に結び付けるには、起業家同士の対話を促すのが一番いい方法なんです」

アジア・アフリカでの起業支援をしているジャック・バラティエの言葉
「運命は平等じゃない。でも、機会の平等は実現できる」

www.futureforrests.com で二酸化炭素の排出量を確認可能

エイモリ・ロビンズのサステイナブル・デべロップメントのバイブル「ファクター4」「自然資本の経済」
環境活動家ポール・ホーケン「商業の生態学」
レスター・ブラウン「地球白書」
エルナンド・デ・ソト「資本のミステリー」

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octobre 16, 2007

ボロボロになった人へ - リリー・フランキー

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リリーさんの本を読みました。ブラックユーモアとイヤラシイところがあふれている文章なのだけど、取り扱っている内容は世界を変えることはできないか、自分が変わることはできないかそれぞれもがいている人たちの話。でも結局人はそうやって考えて抗って生きていく、というある意味明るさのない話のように思えた。わからんではないが、こういうシュールさにはあまり楽しさを見出さないな。好き嫌いのはっきり分かれる小説だと思う。

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septembre 29, 2007

功名が辻 - 司馬遼太郎

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友人に薦められて(と思ったのだけど、違う本を薦めていたらしいということがわかってきた今日この頃・・・)司馬遼太郎の「功名が辻」を読みました。面白くて5日で4冊読破してしまった(笑

織田信長の時代から豊臣秀吉、徳川家康の家臣として生きた、人の話を謙虚に聞き、意見を取り入れていく山内一豊と、情勢を見る力を持つ賢く美しい妻千代の話。最初の30ページで一豊の実直な姿とその家臣との温かい人間関係がうまく描かれていてどんどん引き込まれていった。特に功があった訳でもないが、小さい功を立ててきた、またその実直さが買われて少しづつ出世していく一豊。それを見守りながらうまく夫を導く千代という関係のように描かれていたが、一豊の人柄があってこそ千代も輝くことができたのではないかと思う。良い夫婦だったんだろうな。最後の方では一豊が自分を奢ってしまい千代の声が彼に聞こえなくなってしまうので少し悲しい。千代が男だったらどういう結果になっていたのか興味がある。しかし実直で少し凡庸な夫だからこそ戦国の時代を生き抜けたのかもしれない。

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septembre 04, 2007

とてつもない日本 - 麻生太郎

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お兄ちゃんの家に代わりにおいてきた本は、麻生さんの「とてつもない日本」です。この人、ジョンレノンと同じ年なんですね~。J-pop、J-ファッション、J-アニメーション(漫画)が世界にすごく影響を与えている、というのは私も納得。 インドや中国が成長し、世界の人口の半分がアジアに集まることになり、これからアジアの影響力が大きくなる、というのは肌で感じてます。加治隆介の議や沈黙の艦隊は考えさせる素晴らしい漫画だというのも納得。発想が若いのかなぁ。親近感をちょっと覚えました。読みやすいし、麻生さんがどんな人かを知るには良いかもです。

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septembre 03, 2007

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 - 古市幸雄

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お兄ちゃんの家に遊びに行った時、古市幸雄さんの「「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55」を見つけたので別の本を置いていって、代わりに借りてきました。テレビを見るのをやめて、目標を持って1日にちょっとづつでも良いから継続的に勉強を続けるのが大切だと教えてくれます。途中の数式などは著者が勝手に書いてある感いっぱいで読み飛ばしましたが、確かに1日30分でも継続するのはすごく大切なことですよね。最近ちょっとやる気モードが高まっているので、それを益々高めるにはなかなか良い本でした♪

まずは、目標を決めて、それを書き出すところからスタートですな☆

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août 10, 2007

美人へのレッスン - 齋藤薫

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齋藤薫さんの「美人へのレッスン」を読みました。光野桃さんの本を読んでいて、その戦友(?)の齋藤さんもファンになったのですが。やっぱり女性が美しく生きるとはこういうこと!というのをしごく全うな考えを持ってすっぱりさっぱり言ってくれているのは、読んでて楽しいです。私も彼女のように年を重ねて生きたいと思える、素敵なお方。この人の本はなかなか面白いので、女性にはお薦めです。

運命を自らの手で切りひらくとは、自分の本当の居場所を見つけることなのだ。そして、女が突然キレイになる瞬間は、まさしくその居場所を見つけた時なのかもしれないと思った。

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juillet 29, 2007

思いわずらうことなく愉しく生きよ - 江國香織

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江國さんの「思いわずらうことなく愉しく生きよ」を読みました。ネタばれありなので気をつけて。

恋愛は最初は感情で始まるけれど、その後は意志である、という正彰君と育子ちゃんの考えは私もそう思いました。ただし、意思の原動力は恋愛であるというのにも納得。そういうのをストンと言えてしまうのが江國さんの小説に出てくる女の人が強い理由なんだろうな。

家庭内暴力を受けていても、夫には私しかいない(私には夫しかいない)んだから出て行ってはいけないと思う麻子の気持ちも理解できたりして、気持ち悪いと思いつつもどうしようもなく納得したりもして。どんなに暴力を振るう人でも、一度は愛した人なのだから最後まで向き合って責任を取るべきだと考える姿が心に響きました。愛しているからこそ異常な行動を取ってしまう相手をどうして放り出すことができましょう。自分だけは大丈夫と思っていても、大丈夫じゃなかったりすることは多々あります。自分自身も少し異常なことを抱えながら生きていて、世の中にはいわゆる”普通の人”なんていないのではないかと思うけど、それでも「思いわずらうことなく愉しく生きよ」ということなんですよね。

なんだか読んでいて自分が不安になるような、でも引き込まれていく不思議な小説でした。

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juillet 23, 2007

雨はコーラがのめない - 江國香織

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江國さんの「雨はコーラがのめない」を読みました。雨、というのが飼っている犬の愛称であることが潔いと思う。いつも一緒にいたいと思っているはずの雨くんが、2階で一緒に寝ることを拒んだとき、心から頼りにしているけれど、違うことを考え、違う生き物であると主張したのかな、と思い、江國さんならではの距離感を覚えました。毎回洋楽がテーマ曲としてリストアップされるのだけど、あまりわかりませんでした(笑

今度ゆっくり聴いてみようかな。

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juillet 08, 2007

夢で会いましょう

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村上 春樹 と 糸井 重里 の「夢で会いましょう」を読みました。それぞれがテーマに沿って1-4ページ程度の短編を書いた往復書簡ではない不思議な位置づけの本。1986年の古い作品なのだけど、「北の国道沿いの小さな古い町に、巨大な看板をかかげたコーヒー店があって、今日も人々はそこでコーヒーを飲み続ける。そこにはコーヒー的な平和があり、そして温かく美味いコーヒーがある。」なんて村上ワールドは健在。糸井さんは私とは方向性の違う人ではあるのだけど、村上さんとのコンビネーションは良くて、軽快な文章がたくさんでてくる。なかなか面白かったです。どっぷり浸かる本もいいけど、こういうのもいいよね。

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juin 28, 2007

おとなの女になるための55章―ナチュラルに、自分らしく - 加藤タキ

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加藤タキさんの「おとなの女になるための55章」を読みました。時事に詳しいだけではなくそれについての自分の意見を持って語ること、謙虚に生きること、人の意見を柔軟に取り入れること、という感じでしょうか。加藤さんは、控えめながら芯の強い女性という印象です。あんなかっこいいオトナに私もなれるときが来るのでしょうか。

無理かな(笑

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mai 21, 2007

内藤忍のお金持ちになる投資成功ノート

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最近できた友達が投資について燃えている人で、本を薦められたので思わず読んでみました。新しいことを始めるのは常に楽しい。まずは10万円からアセットアロケーションをしてみようと書いてあったので、勉強しつつヘソクリを出して始めてみようと思ってます。この本、とっても平易に書いてあってわかりやすくて、初めて投資について学ぼうと思っている人にはとても良いかもしれない。何故投資をするのかとかも考えさせてくれるので、とても健全な方法だと思う。本当に始める前に、もう1冊薦められた本を読む予定。

人との出会いって刺激的です♪

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mai 16, 2007

やっぱり美味しいものが好き

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ジェフリー スタインガーテンの「やっぱり美味しいものが好き」を読みました。ハーヴァード大学、ハーヴァード・ロー・スクール、MITを経て弁護士になったのにヴォーグのフードライターになった不思議な経歴の持ち主。食べ物へのこだわりは一級で、医学論文も引用に出しながら味のテストを行ったりしています。公平な視点で様々なものを食べないといけないと主張し、虫も平等に食べる(でもやっぱり苦手らしい)その姿勢に食べごとがライフワークの私としては惹かれますw

マーズ社がカカオ豆をチョコレートに加工するプロセスで貴重なポリフェノールを失わないための秘密の製法を開発し、この製法に則ったものにココアプロシールを貼っているのだけど、「私の大好きなミルキーウェイには、ココアプロのシールがないのだ。シュミッツの説明によれば、ミルキーウェイに使われているチョコレートは最適な製法で加工されていないからだという。その製法で作ると、ミルキーウェイならではのフレーバーが得られない。そうなったら、ミルキーウェイのファンはがっかりして、もう買わなくなるだろう。たしかにそうだ。人生には変えられないこともある。それに、われわれが何かを食べるのは、ただ長生きするためではない。」

大変なる美食家なのにミルキーウェイが長い間人生で食べたおいしいものベスト100に入っているあたり、好感が持てます。語り口調が面白くて、すっかりファンになってしまいました。「すべてを食べつくした男」の方が1冊目らしいので、次はこちらも読んでみようと思います。

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mai 09, 2007

金曜日のパリ - 雨宮塔子

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風邪で寝ている間に、雨宮塔子さんの金曜日のパリを読みました。30を目前にしてパリへ遊学。決断をするのは怖いけど、人生で本当にやりたいと思うことを見つけて実現する姿勢はとっても学ぶことがありました。Oggiに載っていた連載を本にまとめたもので、パリで住むということの日常生活のエッセンスのような本。海外生活って思ったより大変なことが多いはずなんだけど、そんなことはみじんも感じさせない前向きな姿勢に心がちょっと軽くなりました。

私も何かを見つけたいなぁ。

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avril 02, 2007

星宿海への道 - 宮本輝

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宮本輝「星宿海への道」を読みました。なんか、人間のどろどろしたところとかが感じられ、読んですっきり爽快、なんてことにはならないですね(苦笑 ちょっとだけネタばれかも。注意。

戦後の苦しい時代を経験した人たちの経験がベースになっている話。タクラマカン砂漠付近で消息を絶った兄についてその恋人と弟の視点から描かれている。お兄ちゃんは、最後まで自分を異人として受け止めていたのだろうかと思うと、ちょっと哀しい気持ちになりました。瀬戸内海のしまなみ海道にあるという展望台には是非行ってみたくなりました。

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mars 18, 2007

月光の東 - 宮本輝

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日記の形で綴られる女性の視点からの米花と、丁寧語で綴られる男性の視点からの よねか の話。微妙に名前に漢字を充てるか充てないかで違う視点に見せているのも宮本さんならではなのかしら。描き方がとてもうまいと思った。

男女を問わず、不思議な魅力を持っている人は確かにいる。どうしてだか心を惹きつけて離さないこの本の不思議な女性は、幸せを追い求めても不幸を呼んでしまう悲しい運命にいる人と思う。自分の人生を切り開きたいのに、いろんなところで挫折を繰り返す。求めている訳ではないけれど、結果的に求めてしまう。でも、誰よりも自分らしく生きている。読んでてちょっとつらくなった。日記の形で物語を紡ぐ未亡人とカウンセラーのやり取りには助けられる部分もあったけど。どんな逆境にあっても、そんな自分が好き。と言い続けるのはとても大変だけど、生きているっていうのはそういうことかもしれない。
薄いオブラートで包んであるような語り口の宮本作品は、もどかしいと感じることもあるけど、一気に読み進めてしまう良い本が多い。もう少し心の余裕があるときに落ち着いて読みたかったかな。

以前村上春樹の作品にあったように、1週間くらい本を持って、山小屋に篭って読書生活なぞしてみたい。

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mars 13, 2007

ぬるい眠り

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江國 香織の「ぬるい眠り」を読みました。この人は、日常のような非日常を語るのがとてもうまいと思う。誰でも一歩足を踏み出すとそんなことをしてしまいそうな、理性で留めていることを軽々と描いてしまうのだ。心にストンと届く言葉遣いも江國さんの世界に迷い込んでしまう手助けをしている。見知らぬ人のお葬式に参列する清水夫妻の話がすごくおかしい話のように思えなくしてしまうのは、心のどこかで共感を覚えてしまうからなのだろうか。

久しぶりに江國作品に触れたら、もっとその世界に浸っていたくなり、本棚にあった「いつか記憶からこぼれおちるとしても」と「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」を続けて読みました。

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février 28, 2007

「お洒落の視線」と「可愛らしさの匂い」

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毎日のように電車に乗っていると、本も読んじゃいますよね。しかし、三田ランチとか行ってたけど朝から晩まで三田に缶詰になっている状態なので、まだ竜田揚げの偵察さえできず。。。くやちい。

光野桃さんの「お洒落の視線」と「可愛らしさの匂い」を読みました。
・お洒落は自分が欲しいと思う服を買うのではなくて、まず自分がどんな人間でありたいか、どんな人間になりたいかを考えてそれに合った服を着る、買うのが本当のお洒落。
・疲れてきたときに人が最初に捨ててしまうのは優雅さや可愛らしさだけど、それを捨てないでいつまでも美しくあり続けようと思う人が美しい
年をとってからこそ滲み出る美しさというのがあると思う。それを突っ張ることなく、自然に描いてくれていて、やっぱりこの人のファンである自分を認識する。

一番印象に残ったフレーズ。
「本当に必要なこだわりを積み重ねていき、ある日それが"習慣"になった時、ぎこちなさのない美しさとなって映るのかもしれない。」

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janvier 08, 2007

探偵ガリレオ - 東野圭吾

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東野圭吾の探偵ガリレオを読みました。私は長編をじっくり読むのが好きなのだけど、羽田で本屋さんに駆け込んだのが原因か、短編集を手にとってしまった(笑 でも、草薙さんと湯川さんの駆け引きが楽しかったり、からくりがふぅ~ん、っていうものだったり、楽しめました。

帝都大の長嶋茂雄みたいなホープの教授の一言がかっこよかったっす!うひゃー >_<

「いかなる理由があるにせよ、エントリーを忘れるような選手は試合に出るべきではない。また、そんな選手が勝てるはずもない。学問も、やはり戦いなんです。誰にも甘えてはいけない」

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janvier 06, 2007

テーブルの上のしあわせ - 大橋歩

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大橋歩さんのテーブルの上の幸せ。LEEに連載していたコラムをまとめたもので、2001年に出版された本です。
地に足をつけた生活をしていて、本当においしいものを知っていそうで&挿絵が可愛くて、お気に入りの本に追加です♪
cicoute bakeryきりん屋は是非試してみたい味です!おいしいものってやっぱり人生を楽しくしてくれるスパイスだと思うのです☆私もこんな風に年を重ねられたらいいなぁ。

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décembre 27, 2006

小沢主義

小沢一郎の「小沢主義」を読みました。

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小沢さんと言えば、高校生のときに友達に、日本改造計画が面白いから読んでみたら?と言われて購入したけど読んでいなかったなぁ~、と思う今日この頃。
薄い本で、概論のような話だったので簡単に読めました。

読んでいて、小沢さんのエネルギッシュな熱気が伝わってきて、面白かったです。こんな人がそばにいたら、やる気がわいてきそう。広く浅くかいてあったので、ちょっと物足りないとも思いましたが、いろんなことについて何かしら考えていて、自分の意見をはっきり持っているのがわかりました。こういう人がたくさん増えると、日本も楽しくなるのかもしれない。

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septembre 29, 2006

本気で言いたいことがある

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この間おにいちゃんに薦められて、さだまさしさんの「本気で言いたいことがある」を読みました。単に思っていることを徒然に書いているという部分もあるけれど、何かを考えて、一生懸命訴えようとしている姿勢に敬意を示す。こんな風にいろんなことをちゃんと考えて生きている人が少なくなってきているから著者が日本の将来を嘆くようなことになってきているのかな、とも思います。

インドの首相だったジャワーハルラール・ネルーが娘に「こんな人間になって欲しい」という気持ちを込めて書いた『父が子に語る世界歴史』という本が紹介されているのだけど、それがなかなか面白そうです。高校の歴史の先生が、劇的に面白く世界史を語ってくれて世界史の勉強をするのが楽しくなったのですが、それを思い出しました。

頷けることもあるし、頷けないこともあり、考えるきっかけになる本ではないかと思いました。

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septembre 21, 2006

終戦のローレライ

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今さらですが、福井 晴敏さんの終戦のローレライを読みました。お兄ちゃんに薦められて本棚にあったのだけど、4冊もあるとどうも読みはじめるのに時間がかかります(汗
WIDE合宿中にルームメイトを無視して読み(ごめんなさい)、広島に帰省するときに、飛行機の中で読んで、やっと読み終わりました。と言っても、とても面白かったので、長いなぁ、という気持ちはあんまりありませんでした。

負けることが決まっている、大きく負けるか、小さく負けるかの違いしか無い第二次世界大戦に、あるべき終戦の姿を考える真面目な男と、そんなことは考えず、自分の守るべきものは何かを初めて見つけ、日々を大切に生きようとする若者が描かれています。戦争の描写がとても怖くて、夜寝る前に読んで深く後悔した場面もありましたが、一語一語がはっきり描かれていて読んでてすっきりします。特に艦長さんがかっこよくて心に残りました。映画もあるみたいだけど、そっちは面白いのかな??

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juillet 24, 2006

冷めない紅茶

小川洋子の「冷めない紅茶」を読みました。この人の周りだけ静かな時が流れているような、爽やかでこちらからあちらへそよ風のようにとおり過ぎていくようなこの人の文体、嫌いではないです。

短編2本目のダイヴィングプールの方はいまいち好きではないですが・・・。

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juillet 18, 2006

教育工学を始めよう

S.M.ロスの「教育工学を始めよう - 研究テーマの選び方から論文の書き方まで  」を読みました。研究の仕方みたいなことが書いてあって、確かに入門書としては良さそう。それから、評価の仕方が方法別に区分けされていて、わかりやすかった。

何よりも学会のリストが網羅して付録についていたので、知らない学会を発見できて良かったぞ。以下リスト。

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juillet 06, 2006

号泣する準備はできていた

江国香織の「号泣する準備はできていた」を読みました。この人の文章って、なんでこんなに心にストンと入ってくるんだろう、といつも不思議になります。ありふれた日常と不思議な静けさのお話。

人はいつどんなことを考えて泣くのか、みんな違うと思うけど、この本を読んでて、私もいろいろ思い出したり、考えたりして、ほろりときました。誰も、号泣する準備なんか本当はできていないと思う。ただ、予感がするだけ。

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juillet 05, 2006

ニューヨークで見つけた気持ちのいい生活

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アマンダの恋のお料理ノートカフェグローブの連載を読んで気になっていた渡辺葉さんの本を見かけたので読んでみました。

ニューヨークで住むということには私もずいぶん前から憧れていて、今からでも機会があれば実現させたいと思っている夢のひとつです。住んでみたらどうってことないのかもしれないけど、住んでみないとわからないことはたくさんありますもんね。という訳で、渡辺さんの本。ニューヨークに住んでいながら、ニューヨークの景色が入ってくる、というより、葉さんの世界観が入ってくる感じでした。

お洒落な生活、素敵なお家。でもそれは彼女の感性があるからこそ成しえた(だって、バスタブにモザイクで飾りつけをしようと思う人は少ないはず?!)ものなのかな、と思います。読んでいてとっても幸せな気持ちになりました。自分がよくわかっていて、生活を楽しんでいる人はとっても魅力的。これはできるけどこれはやりたくない、これは楽しそうだからできるかどうかはわからないけど、とりあえずやってみよう!というメリハリのある冒険心も面白そう。そんな人物に私もなりたいです。この次の、ニューヨークで見つけた気持ちのいい「ふたり生活」も読んでみたいな。

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juillet 02, 2006

ブスの瞳に恋してる

ブスの瞳に恋してるを読みました。それなりに面白かった。みゆきちゃん、変な人だけど可愛い。

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juin 14, 2006

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

久しぶりに村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだ。

〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か?そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか?同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか?

生きている限り、損なわれ続けているという村上春樹のどの本にも通じるテーマがここにも出てきた。最近人間関係が意図していない方向に進み始め、切れてしまうかもしれないという危ない位置にたっている。一度作って失うのだから、元の自分からは何も失われていないはずなのに、自分を自分にしていた何かがどんどん喪失していく気がする。喪失感があるけど生きていくことを選択している人間っていうのはやっぱり永遠のテーマなのかな。

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mai 21, 2006

博士の愛した数式

小川洋子さんの、「博士の愛した数式」を読みました。40分しか記憶の持たない博士のところに通う家政婦の主人公の視点から、博士との関わりについて書いています。毎朝博士と会うと、家政婦は靴の大きさや身長について聞かれ、博士はそこからなんらかの意味を導き出して納得しているのです。

博士は40以上前のことで大切なことはきちんと学べるように、小さなメモ用紙に様々なことを書いてクリップでいつも着ている背広につけていき、歩くとカサカサと音を立てるというのが、丁寧で日々を一生懸命生きている博士の人柄を表しているようで、心があたたまりました。

本当に数学の好きな博士が家政婦とその息子に簡単な数学の問題でも目を輝かせて親身になって説明してあげている様子が目に浮かぶようで、親しみを覚えていきました。谷あり、山ありだけど、博士と過ごした楽しい時間は絶対に忘れることはないだろうと読んでた私まで思ってしまいました。心にシンと響くもののある、良い小説です。★★★★★。

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mars 20, 2006

春になったら苺を摘みに

梨木 香歩さんの本を久しぶりに読みました。先日の出張で、飛行機の中で読む本を探しに成田空港の本屋さんを覗いたときに、梨木さんの新しい本がでていたので思わず買ってみたのです。読み始める前にこの本の紹介について読んでいたら、エッセイと書いてあるので、小説家のエッセイで面白いものをまだ読んだことのない私はちょっと残念に思っていたのですが、梨木さんのものは他のものとは格段に違っていました。

流れるような上品な日本語が心地いいし、梨木さんのいろんな物事の受け止め方が丁寧に綴られていて、心を落ち着けることができました。多分この人は、静かな時間の流れの中に生きている人ではないかと思う。自分を忘れず、周りに動かされず、一歩一歩踏みしめて。

Amazonの内容ではこんな感じ。


「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続ける―物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。

理解はできないが、受け容れる、ってすごい言葉だと思うし、そんな人物に出会えた梨木さんをうらやましくも思った。N.Y.で過ごしたある日、イギリス人の友達と歩いていたら日本語の本のディスプレイにいきなり心を奪われたとき、自分がこんなにも大切にしている日本語に対する気持ちを共有できないことを残念と思うのではなく、ああ、違うんだ、ということを改めて確認した、という件がなんだか心に残った。

春になったら苺を摘みに、というタイトルも、気持ちが込められていてカッコイイ。
お勧めの本リストに入れておきます。

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février 15, 2006

国家の品格

藤原 正彦さんの「国家の品格」という本を読みました。
真の国際人とは、英語が話せる中身の無い会話しかできない人ではなくて、英語は下手かもしれないが中身のある会話のできる人、というのは私もすごく納得できました。また、勉強をするだけではなく教養を高めることがこれからの日本人にとって大切、という部分もすごく納得です。

ただし、そこにたどり着くまでの論理が短絡的な感じがするのを否めない。これはこうあるべきだ!と決めるのが好きなおじさんが書いた自分の考えを話している本だな~と思いました。全体的には好印象でしたが。そういえば、新渡戸 稲造の武士道と岡倉 天心の茶の本が読みたくなりました。
★★★☆☆。

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janvier 17, 2006

ふたり

唐沢 寿明の「ふたり」を読みました。
よくあるタレントの話なんだろうけど、ベストセラーになったっていうし
見てみるか、という軽い気持ちで読んだのだけど、かなりまじめに
人生に立ち向かってもがいてきた唐沢さんの生き方がありのままに
描かれていて、心を動かされました。

これだけの文章を書ける人だ、というのにも驚かされたし、
ものすごい苦労をしたからこそ今の唐沢寿明がいるのだということに
驚きました。意外。あの演技力は人生のいろんな局面を体験したからこそ
でてくるものなのね。

「人は何度か死ななければいけない」という。死ぬとは、自分のエゴをすべて捨てて、相手に自分を委ねることだ。自分で自分をわかることほど難しいことはない。人は自分ではわからないいろいろな部分を持っている。だから、自分はこうだと自分自身を決めつけないで、相手に任せてみる。そのとき初めて、自分以上の自分が引き出される。何度かオーディションを重ねるうち、こんなことがわかってきた。でもそれはずっとあとの話だ。

解説を読んでラジオの時間をもう一度見たくなった。
みんなにもお勧めの一冊です。
★★★★★。

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janvier 15, 2006

東京タワー

江國 香織の「東京タワー」を読みました。基本的には35過ぎの女性が
20歳の男の子と恋に落ちるっていう不倫の物語なので賛成するような
ところは何もないけど、(っていうかそういう設定を思いつくこの人
ある意味すごいと思う)登場人物が織り成す静けさがとても好きで
ますます江國作品が好きになりました。★★★★☆。

映画も話題になったので、早速DVDを借りてきて見ちゃいましたw
黒木瞳と岡田准一が演じてるのだけど(個人的に松本君はどうでもいい)
おばさんになっても黒木瞳は可愛いな、と思わせたし、岡田君は
清純な静けさを持つ人物を演じてたと思うし、なにより映像がとっても
綺麗で素敵でした。この映画をみて東京に憧れた人がいたら
現実にげんなりしそう。★★★★☆。

星が一つ足りないのは、不倫なんていかん!と思ってるから。

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janvier 14, 2006

エレガントに暮らす―ニューヨーク・東京・パリ

藤野 真紀子の「エレガントに暮らす―ニューヨーク・東京・パリ」を
読みました。この人のレシピ本が結構好きで何冊か持っているし、
最近国会議員にもなった話題の人だからちょっと読んでみたのですが、
第一印象は散漫。お嬢様が私はこうなのよ~って、自慢しつつ
いろいろ書いてみました、っていう印象が拭えませんでした。

エレガントっていうのがテーマだけど、普通に生きている人なら誰でも
そうありたいと願う例をいかにもすごいでしょう!っていう感じで
書かれても感動はしません。

参考になる部分もあったけど、読まなかった方が藤野さんに対する
印象は良かったかも・・・。うーん、残念。★☆☆☆☆。

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janvier 12, 2006

国際援助ビジネス―ODAはどう使われているか

毎日新聞社会部ODA取材班の書いた
国際援助ビジネス―ODAはどう使われているかを読みました。

日本のODAは以前は問題があったと言われるが、具体的な例が
山ほどあるのだと改めて感じさせられる1冊。

インドネシアに対して1987年に37億8300万の借款提携がなされた。
日本語のマニュアルしか存在しなかったり、技術力がなくて誰も
使うことのできない医療器具が多く納品され、それに対するフォローや
訓練が日本政府からなされなかったことから、高価な医療器具がそのまま
放置されている現状があった。

ミャンマーでは、援助を通して車を作っているが、その車のラインや
部品を利用して軍用車両を作っているという話がある。
しかし、軍用製品に横流しなどしていないとミャンマー政府に言われれば
それ以上の調査は内政干渉になるため調査をすることもできない。

昔の本なので、現状に合ったものではないけれど、ちょっと勉強に
なった。★★★☆☆。
現在のODAはどのように使われているのか、それも調べたい。

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janvier 11, 2006

夢をかなえるオーダーメイドの方法

藤沢 優月さんの「夢をかなえるオーダーメイドの方法」を読みました。
以前読んだ「夢をかなえる人の手帳術」と比べると、似たようなことが
書いてあるし、新鮮味に欠けますが、参考になったことも。

自分が気が進まず、時間が無駄になっていると感じるグレー時間
(たとえばテレビを見ている時間)をたくさん持っているときは、
ターニングポイントにいるということ。自分の生活に不満があって、
これではいけないと自分に信号を送っているのです。

失敗したときに自分を責めるのではなくて、全てのプロセスを
大切にすること。表の目標と裏の目標を持つということ。
裏の目標は仕事で人と会ったときに笑みを絶やさないとか、
経験から常に何かを学ぶとか、細々としたこと。例え表の目標が
うまくいかなくても、これは達成できた、と常にポジティブに考えて
いたら表の目標も後から達成されるのでは?と書いてある。

★★★☆☆。

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décembre 22, 2005

インストール

綿矢りさのインストールを読みました。
何か事件でもあるのかと思いきや、何もないままストーリが
終わってあっけなかった。伝えたい溢れる気持ちとかあまり
なさそうな、つらつら書いた感じ。文体も感動するという感じではないし、
どこがいいのか良くわからなかった。

電車の暇つぶしにはなったけど。
★☆☆☆☆。

そういえば、今日は冬至。という訳で、ゆずを買ってきて
ゆず湯に入りました♪気持ちよかった。
日本万歳。

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novembre 29, 2005

MOMENT

本多 孝好さんのMOMENTを読みました。

死にゆくあなたのために、僕ができること。 病院でバイトをする「僕」は末期患者の願いを叶えることを始める。「初恋の人に会いたい」「いっそ殺してくれ」そこに込められた深い悲しみに、心は揺さぶられていく。深くて切ない青春小説。

という本の紹介を見て読み始めた本。平凡な人が平凡な命を終えるとき
何を考えるのか教えてくれるかと思ったけど、そんなことはなかった。
けれど、世の中平凡な人、なんて存在しなくて、みんなそれなりに何か抱えてると
いわれればそうかもしれない。ミステリー調で書かれていて、すらすら読めます。
「FIREFLY」が良かったな。最期のとき、自分は何を思うのだろう、
考えるきっかけにはなるかもしれません。★★★☆☆。

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novembre 27, 2005

いつか記憶からこぼれおちるとしても

江國 香織の「いつか記憶からこぼれおちるとしても」を読みました。
久しぶりの江國ワールド、たっぷり堪能しました。

独り暮らしは「自由で楽ちん」らしいけど、 一つ困ることがあるのだ、と、おばさんは言う。 それは家出ができないこと。 「だってね、私が家出をしても、それは絶対家出にならないのよ。  帰れば旅行になっちゃうし、帰らなければ引越しになったう」 可能性の問題なのだと、おばさんは言う。

★★★★★

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novembre 20, 2005

バカの壁

大ベストセラーになった、養老 孟司 の「バカの壁」を読みました。
amazonのレビューにもあるように、なんで大ベストセラーになったのか
分からなかった本でした・・・
口述筆記という形なのがよくなかったのかもしれないけれど、
すごく話があっちにいったりこっちに行ったりして、
集中して読むのに非常に骨が折れました。
一元的には考え方は良くない、とか、
自分の知っていること全てが常識なのではない、とか
ふむふむと思うところもあったけど、頭をかしげるところもたくさん。

★★☆☆☆。

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novembre 02, 2005

頭のいい女、悪い女の話し方

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八坂 裕子さんの、「頭のいい女、悪い女の話し方」を読みました。
話し方が下手なので、勉強しようと思って・・・
いや~、身につまされるコラムがたくさんあってなかなかグサリ。
とりあえず、話す前にもう少し調べてみたりする癖をつけようかと。。

さらっと読めるし、項目ごとに分かれてて理解しやすい。
話に自信を持ってる人にもお勧めです。一度読んでみては。
★★★★☆

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octobre 30, 2005

甘やかされすぎるこどもたち―日本人とドイツ人の生き方

クライン 孝子さんの「甘やかされすぎるこどもたち―日本人とドイツ人の生き方」
を読みました。日本は駄目だと一辺倒に批判するのではなく、
ドイツ人の教育方法を通して考えさせられたことを書いている
というスタンスがまず気に入って、読もうと思いました。

内容は1時間で読めるもので、短絡的な部分もあるのだけど、
子どもたちの将来を憂う一主婦の意見という形でなかなか
面白かったです。

ドイツでは、勉強したいと思う人(そして実力がついてきている人)は
誰でもどのレベルの学校にでも入れて、受験が一切ないという
のに驚きました。そして、大学にいくエリートコースの他に
中間管理職コースと職人コースに分かれて勉強するというのも
面白く感じました。自分に合った生き方を選ばせてくれる社会
というのは国民が生き生きとするのではないかと。

きっと、ドイツの若者にも問題はあるのだろうけど、その教育方法に
対する理想(自分の好きなことを精力を尽くして探求しよう)という
考えには賛成するものがありました。学校で良い成績を取る
ことだけが人生ではないですものね。

この装丁は好きじゃないですがw
★★★☆☆。

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octobre 20, 2005

ダヴィンチコード(下)

ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード (下)」を読みました。
一晩で読みきるにはちょっとつらかったかもw
ものすごい急展開でテンポの早い本だけなのでさくっと読んじゃいました。

本に出てくる団体などは実在すると注意書きがあるけれど、
どれくらい本当なのかが気になるのと、彼の取っている説が本当なのか、
気になるところだと思いました。
これ、絶対映画化されるんだろうなぁ~。
★★★★☆。

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octobre 17, 2005

泳ぐのに安全でも適切でもありません



江國 香織 の「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」をポケット文庫として
持って行きました。相変わらず日本語の使い方が浮いているような、沈んでいるような、
不思議な感覚で面白い。短編小説なので一瞬で読みきってしまったけど、
その江國ワールドにもうちょっと浸っていたかった。

本を読んでいて、自分が現実の世界から一瞬切り離されたような気になるのは
この人のすごいことだと思う。東京タワーもやっぱり読もう。

短編はあまり好きじゃないので★★★★☆w

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octobre 06, 2005

「分かりやすい表現」の技術

藤沢 晃治さんの、「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール
を読みました。文章を書くときだけじゃなくて、話すときにも役立つ tips が書いてあって
耳がちょっと痛かったですw 最後、この人が提唱する16のルールに沿っているかの
チェックポイントが詳細に書いてあって、この部分だけ持っているだけでもすごく役立ちそう。
★★★★☆。

小さくルールを紹介。


おもてなしの心を持て。
受けてのプロフィールを設定せよ。
受けての熱意を見極めよ。
大前提の説明を忘れるな。
まずは全体地図を与え、その後、適宜、現在地を確認させよ。
複数解釈を許すな。
情報のサイズ制限を守れ。
欲張るな。場合によっては詳細を捨てよ。
具体的な情報を示せ。
情報に優先順位をつけよ。
情報を共通項でくくれ。
項目の相互関係を明示せよ。
視覚特性(見やすさ)を重視せよ。
自然発想に逆らうな。
情報の受信順序を明示せよ。
翻訳はことばではなく意味を訳せ。

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octobre 04, 2005

ダヴィンチコード(上)

レオナルド・ダ・ヴィンチ展に触発されて、ではないけれど、
ダン・ブラウンの「ダヴィンチコード」(上)を読みました。
謎がある、ということだけ見せておいて後からその謎を小出しにしていく書き方が
小憎い感じですが、テンポ良く話しが進んでいくのでそれも許せる。
没頭させる力のある良書です。流石大ベストセラー。納得の1冊。
文化的背景や宗教団体のこと等も良く調べてあって、面白い。
文句なし★★★★★。文字通り寝る間をおしんで1日で読みました。

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octobre 03, 2005

巨富を築く13の条件

ナポレオン ヒル (著), 田中 孝顕 (翻訳) の「巨富を築く13の条件」を読みました。
金持ち父さん、貧乏父さんのロバート・キヨサキさんが推薦している本
だったので、読んだのだけど、なかなか面白かった。
★★★★☆

鉄鋼王だったアンドリュー・カーネギーが著者に伝授した、成功を得るための
秘訣をシステマチックにナポレオン・ヒルプログラムとして世に送り出した
作者の本。今から80年も前に完成したプログラムだけど、書いてあることは
成功するためには必要不可欠なベーシックなことばかり。たとえば、↓。

リーダーになるための11の重要な条件

1.勇気
2.セルフ・コントロール力
3.正義感
4.強固な決断力
5.計画力
6.報酬以上の仕事をする習慣
7.明るい性格
8.思いやりと理解
9.詳細の把握
10.責任感
11.協調性

別に金持ちにならなくても、生きていく上でこんな人を目指したい。
巨富を築く、というより人生哲学としても使えるのではないかと思う。

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septembre 26, 2005

さおだけ屋はなぜ潰れないのか

山田 真哉 (著)の「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」
を読みました。分かってみると、なんだそんなことか、という問題だけど、
世の中には会計の知識がいろんなところで生きてるんだな、と思ってしまう。
読み物としても面白いし、入門書としてもかなり面白いと思いました。
さくっと読めてしまえるので、ちょっともったいないな、という気もしますが、
ベストセラーになったのもうなづける。数学のセンスは確かに磨いた方が良い。
公認会計士の試験、大学1,2年の頃も受けたいと思ってたけど、改めて受けたくなったなぁ。
★★★★★。

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septembre 15, 2005

金持ち父さん貧乏父さん

ロバート キヨサキ (著), 白根 美保子 (翻訳)の「金持ち父さん貧乏父さん」を読みました。
ハーバードの本をメディアに借りに行ったら斜め上にあったから
ベストセラーだし、読んでみるかぁ、くらいの軽い気持ちで
借りてみたのですが、結構面白かったです。

読み物としても面白いし、金持ちを目指してガツガツ頑張ろう!
という気持ちにまではならなかったとしても、自分の生き方が
これでいいのかふと考えさせられました。目的意識と計画性を持たないとね。
大部分の人が、今までの自分の生き方とはちょっと違う著者の意見を
面白いと思うはず。★★★★★

投稿者 funya : 04:53 PM | コメント (0)

septembre 01, 2005

ハーバードからの贈り物

Qの blog を見てたら面白そうな本があったので早速読んでみました。
ハーバードビジネススクールの教授陣が学期の終わりに自分の
人生の経験を通して学んだこと、学生に伝えたいことを将来ビジネス
の世界で苦労するだろう学生に語ってくれる。これはその逸話を集めた本。

「剥製の鳥」(長い人生の間、ちょっとしか情報が得られない中で判断を迫られることがある。
十分に調査を行い、努力した後、残りは自分自身を信じて判断をしろ)とか
「完璧を求めるな」(全ての人間は完璧にはなれないからこそ完璧な人間である。) などなど、
本当にためになる話がたくさんある。教授陣がどれだけ学生に期待してるのか
伝わってくる、久々に心に残る本だった。★★★★★

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août 23, 2005

利休 茶室の謎

茶道会の合宿に合わせて、瀬地山 澪子さんの「利休 茶室の謎」を読みました。
国宝として残され、現存されている唯一利休が作ったとされる"待庵"は、
日本の文化から生まれてきたものとされていたが、実は韓国の文化に
ヒントを得て建てられたものではないかとの説を綴る本。

推測の部分も多々あるけれど、全体として納得させられる、"ソンビ"の話や
現存されている韓国の古い民家。非常に興味深い本でした。
★★★★☆。

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août 06, 2005

ボンジュール!パリのパン屋さん

ボンジュール!パリのパン屋さん―おいしいパンに出会うために
古屋 典子 (著), Alain Beul´e (原著), アラン ブーレ
を図書館で借りてきました。それぞれのパン屋さんをしっかり取材してあって
読み応えがあるし、文章も素敵。こだわりのあるパン屋って素敵。
おいしいパンを思い出してフランスに住みたくなった。★★★★★。

そしてこれを読んでから思い立ってブノワトンへ。
mapfan では1時間でいける道をなぜか2時間以上かかって・・・
道間違えた私が悪いんだけど、そんな渋滞してるなんて
思わなかったんだもん orz

いろいろパンとマンゴープリンゲットしました。

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août 04, 2005

開発学を学ぶ人のために

「開発学を学ぶ人のために」菊地 京子 (編集)を読みました。
入門書としてはよくまとまってるし、最後のキーワードや大学/大学院リストが良い。
★★★★☆。でも、ちょっと自分の読みたい本ではなかったかも。。

低開発:先進国が成り立っているのは途上国があるからであって、先進国が途上国の可能性を妨げているというのはちょっと納得。バランスの問題ですよね。

それから、開発を語るとき、必ず理想の姿がどのようなものであるのかということを念頭に置く必要があるというのにも納得した。

投稿者 funya : 05:38 PM | コメント (0)

juillet 27, 2005

開発と社会

「開発と社会 教育を中心として」 豊田俊雄編 を読みました。

広く浅く調査がされていて、特に途中の国別調査は違う人が調査している
からなんだろうけど国ごとでの統一感がなく、言いたいことがわからなかった。
中心となっているのはやはり初等教育のようだ。途上国であればあるほど
GNPに対する教育資金への予算割り振りが少ないというグラフは勉強になった。
論文へのポインタがいくつかあるのでそれは参考になるけど、
全体的にはいまいち。★★☆☆☆。

投稿者 funya : 07:20 PM | コメント (0)

juillet 18, 2005

フードセキュリティ だれが世界を養うのか

「フード・セキュリティー―だれが世界を養うのか」レスター・ブラウン (著),
福岡 克也 (翻訳)を読みました。よく研究発表をするときに、
グローバル化が進んで世界規模で対処する問題が増えていると
言うのだけど、具体的にどんな問題か明確に自分でも捕らえておくと
良いかな、と思って勉強のために読み始めたのだけど、純粋に
内容が面白かったです。

農作物に対する研究は収穫量の大規模の増加は見込めないほど
しつくされており(後は光合成の効率をよくするというのがあるが、
これは不可能に近い)、どの国でも収穫量の頭打ちが起きはじめている。
中国でも収穫量は落ちており、数年間小麦輸入量世界1位だった日本
(年間輸入量500万トン)を一気に超えて2004年には2200万トンの輸入を
行った。中国では、計画性のない放牧で植物が生えなくなり、砂漠化と
砂嵐が問題になってるらしい。

唯一これから爆発的に収穫量の増大が見込まれるブラジルは、
アマゾンの熱帯雨林の生態系を崩しつつの耕地拡大をしようとしているらしい。
また、無計画に耕地拡大を行ったロシアでは生態系を破壊し、膨大な土地で
砂嵐が起きて住めなく/耕せなくなり、唯一耕せる土地も西ヨーロッパの1/6の
収穫量となってしまったという例もあるため、ブラジルの耕地拡大は絶対に
計画的に行う必要がある。

2050年までに後30億人の人口増加が見込まれている現在、今行動を
起こし、フードセキュリティを確保しないと深刻な食糧不足が起きることになる
という警鐘を、解決策と共に綴っている。地球上に住んでる人間なら
読むべきだし、考えるべき問題だと思う。

ちなみにちょっとびっくりしたのは、風力発電のすごさ。

風力は他のどのエネルギー源よりも多くの特徴(①どこにでも
存在する②豊富である③安価である④涸渇しない⑤気候に影響を与えない
⑥大気を汚染しない)を備えていることから、その利用が急速に拡大している。
風力利用に関するアメリカの潜在能力はどれほどのものか。

エネルギー省が1991年に発表した国家風力資源調査では、
ノースダコタ、カンザス、テキサスの3州だけで、国内の全電力需要を
満たす風力エネルギーが存在することが指摘されていた。


西ヨーロッパでは風力発電の研究が進んでいるけど、アメリカではまだ
化石燃料に頼ってる。火力発電は冷却のために大量の水を消費すること
(世界は水不足の問題にも悩まされてる)、大量の熱を発すること(温暖化に
貢献してる)からやめた方が良いと著者は言ってます。
日本も原子力ではなく、風力の時代が来てくれないかと切に思う。
★★★★★。

投稿者 funya : 07:24 PM | コメント (3)

juillet 08, 2005

錦繍

宮本輝の錦繍を読みました。
いきつけのお店で途中まで読んで放っておいたのを、ひょんなことから
手に入ったので、もう一度最初から最後まで読んでみました。
書き出しが惹きつけられるものがあるし、薄い本だから一日で読んだのだけど、
宮本輝は物語を語るのがうまい。女の人と男の人の往復書簡のみで
すべての話が始まり終わる、面白い文章だった。
中身はなかなか劇的だった。

周りの環境も自分の業がなせるものっていうのはちょっと同意。

久しぶりに小説読みました。
★★★★☆。

ちなみに今日のプールは650m泳ぎました。
でもそんなにばてなかったぞ。
やっぱり人間慣れですよね。うんうん。
目指せ1km。

投稿者 funya : 01:46 AM | コメント (2)

juillet 05, 2005

アジアの開発と援助

アジアの開発と援助―取材50年の体験的考察
丸山 静雄 (著)
を読みました。

援助というのはこうしたら良い、という一筋縄でいくようなものではない
長期的な視野で援助が必要であり、無償で、人道的見地から立って
やれば良いというものでもない
政府の利益だけを考えて行っても成功しない
援助を行うための環境ではなく、何をするかが大切
自然を守るためにも援助を行う必要がある

など、様々な視点に立って考察されたことが読み取れます。
援助に興味のある入門の人が読むのには面白いと思いました。
★★★☆☆です。

投稿者 funya : 08:27 PM | コメント (0)

juin 30, 2005

「新・パリでお昼ご飯」

ママに送ってもらった「新・パリでお昼ご飯」を早速読んでみた。
家では11月辺りにフランス旅行する風が流れていて、
フランスブームなのです。
内容的には、パリに住んでたら行きたいようなお店がたくさん!
でも旅行じゃいかないかも、という感じ(´-`)
パリまで行ってタイ料理やベトナム料理は興味ないっす。
フランス料理食べたいっす。後、お値段的に入りやすいお店
ばかりみたいだったので、ちょっとサーチの的からは外れてるかも。

そう、パリでおいしいフランス料理を豪華に食べてみたい、
という野望の元、雰囲気・味共に良い家族でいけるレストラン探してます。
値段は不問。ちょっと豪勢な方が良い。
アイディアある人いたら教えてくださいーーー。

でも、行きたいお店は2、3軒あったので、★★★☆☆。

ところで・・

最近どうも体がだるいのと、目の疲労が激しく、
疲れてくると目を開けていられない。なんだろう、これ・・・
学校から家に帰る途中もボケッと運転してると道間違えまくるし、
お肌の調子も悪いし、もしかして年取ったってことか?!

('Д') まさかねw

でもこれは直したいからなんとかしないとなぁ・・・
とりあえずエクササイズから始めてみようかしら。

投稿者 funya : 11:48 PM | コメント (2) | トラックバック

juin 17, 2005

トダロとスミスの経済学

トダロとスミスの開発経済学を必要な部分だけかいつまんでですが読みました。
世界40カ国以上で開発経済学の教科書となってるこの本、1000ページくらいある
すごい分厚さだけど、経済が一人歩きしておらず、人間の豊かさは人間を中心にして
考えるべきだという主張が根底にあって共感できる。

政策・教育、農業、人的資源、さまざまなトピックを経済という視点からデータと共に
示している。しかし決して読みにくくはなく、概念的に捕らえやすいような説明を
している。読み応えのある一冊。★★★★★。

「教育は、人間生活の質的向上ならびに経済・社会発展確保の基礎である」
国際連合『世界の社会状況に関する報告書 1997年』

投稿者 funya : 03:49 AM | コメント (0) | トラックバック

juin 16, 2005

Challenges for Higher Education Systems

本ではなくてレポートですが、世界銀行のページから辿って、Lauritz B. Holm-Neilsenさんの
"Challenges for Higher Education Systems"を読みました。
ここのところ、貧困を解決するには初等教育&中等教育が大切だという
国連の主張をたくさん読んでたので、高等教育も必要なんだよ、っていう主張は
良かったーーーーーー。こういうの待ってたよ。

高等教育に関する国際協力は世界銀行が中心になってやっているみたい。
開発途上国では教育に投資する国家予算はほとんど無いのに、大学への就学率は
年々上がっているため大学の質が落ちているという事実や、入学試験に合格する
能力がなくても学費を支払えるなら入学できるという事実がデータで載ってて
面白かった。

投稿者 funya : 12:46 AM | コメント (0) | トラックバック

juin 15, 2005

国際教育協力論

内海成治さんの「国際教育協力論」を読みました。
日本語が平易で、とても読みやすかった。
いろんな論文が紹介されていて、それも興味深かったです。
各研究者が提案する教育モデルというのがでてくる章があって勉強になります。
これらの教育モデルは指標の提案であったり、教育協力の結果こういうモデルが
引き出せるのではないか、というものなので実際の活動を行う上でのモデルではなかった。

また、様々な論評が出てくるが、なぜそういう意見になるのか、という部分が
クリアにならないので気になってしまう。日本のODAの仕組み、国際教育協力の
流れを知るには良い本だと思います。

★★★★☆かな。

投稿者 funya : 12:07 AM | コメント (0) | トラックバック

juin 12, 2005

脱貧困のための国際開発論

佐藤元彦さんの「脱貧困のための国際開発論」を飛ばし飛ばしですが読みました。
貧困というのは、経済的な指標(例えば1日平均1購買力平価ドルの所得・消費基準に達しない人)
で定義できます。開発途上国の分類等も経済的な指標を元に行われています。
でも、個人が貧困と感じているか、という当たり前の視点を入れないと貧困の定義は
できないのではないか。"状態"として認識するのか、"関係"として認識するのかでは
結果が変わってくるというのは当たり前だけど抜け落ちがちな視点だと思いました。

貧困緩和のためにUNが行っている活動の目標は定まっており、様々な活動はなされているが、
公式文書との関わりは薄いそうです。実際の効果的な具体策がはっきりされない中で、
貧困層にいる人々に金融サービスを行うMF(MicroFinance)が唯一の具体策として取り上げられている
例らしい。様々な効果が論文で発表されているけど、金融サービスだけを行っても、
その資本を元手に闇金融からお金を借りたり、どう使ってよいか分からないので一時金と
して流用し、貯蓄が増加しない等の問題もあるようです。貧困の撲滅、当たり前ですが
一筋縄ではうまくいきません。

UNのHuman Development Reportに貧困緩和への国連の動きがまとめてあるらしいので
次はそれを読んでみようと思います。

最初文体が分かりにくくて読みづらかったので、★★★★☆です。
参考文献へのポインタもたくさんあるし、内容はとても良いと思います。

投稿者 funya : 12:37 AM | コメント (0) | トラックバック

juin 11, 2005

明日の開発教育―地球市民を育てる

メディアセンターで借りた
水野 富士夫 さんの 「明日の開発教育―地球市民を育てる」
という本を読みました。

「開発教育の目標は、人々を自分の属する社会、国家そして世界全体の開発に参加出来るように
することである。」ということで、南北問題を加盟各国の学校教育の場で扱うことらしいのですが、
ちょっと分かりにくかったかなぁ。

結局開発教育というのはどういうことをすれば良いのか、というのは書いておらず、
(これと言った結論があるものではないのかもしれないけれどせめてサンプルは欲しい)
開発教育は必要だ、と説かれてもいまいち片手落ちな気がしました。
読み物としては面白かったけど、求めていた本とはちょっと違ったな。

★★★☆☆です。

投稿者 funya : 02:45 AM | コメント (0) | トラックバック

mai 18, 2005

アメリカ高等教育における eラーニング 日本への教訓

吉田文さんの、「アメリカ高等教育における eラーニング 日本への教訓」を読みました。
リクルート社の「カレッジマネジメント」に掲載されたレポートをまとめたもので、
主に"The Chronicle of Higher Education" に掲載された記事とインターネットからの
情報をまとめて、アメリカのe-ラーニングの試みは成功なのか、失敗なのかを
批判的な目でまとめています。

アメリカのe-ラーニングについて調べる人がいたら、必読。
情報リソースもThe Chronicle of Higher Education だけではなく U.S. News や
Higher Education Research Instituteに始まってよく調べられているし、そこへの
ポインタもしっかり掲載されている。

e-ラーニングを導入することによって図書館の利用率が減ったとか、学生の成績が
オンラインと対面でトピックによってはどちらが良いと言い切れないとか、面白い
内容が書いてあった。

投稿者 funya : 12:12 AM | コメント (0) | トラックバック

avril 01, 2005

おいブッシュ、世界を返せ!

表紙をみると非常に軽い感じの本ですが、中身もさらりと読める軽い感じの本でした。
華氏911にでてきたような、ブッシュの裏情報とか、税金の話とか、
アメリカの将来が心配になっちゃう感じ。

民主党が2004年の選挙はあきらめてるっていう話にはびっくりした。
リベラル、そんなに腰砕けなのね。
後書きにも書いてあったけど、いろいろ過激なことを言う人だけど、
人のいうことには耳を傾ける姿勢があるから偉い人だと思う。

口述筆記みたいな感じでちょっと読みにくかったので、★★★☆☆ですな。

投稿者 funya : 09:26 PM | コメント (0) | トラックバック

mars 05, 2005

NGOの現場から



アジア・共生・NGO―タイ、カンボジア、ラオス国際教育協力の現場から 曹洞宗国際ボランティア会を読みました。タイ・ラオス・カンボジアの難民キャンプや スラム、田舎で、地域の人と共に自立の道を探る地域に根ざしたボランティア活動を 紹介しています。図書館を作ったり謄写版を配ったり子供たちにお話をして周ったり いろいろな活動があるのだけど、その地域の人が援助に頼って自分では 何もしないような生活に陥らないようなことをやっている芯のあるNGO活動だと思った。

衣食住が一応足りればそれで良いのではなく、人間として歩むための環境を整える 努力をすること、大切です。

投稿者 funya : 12:41 AM | コメント (0) | トラックバック

février 26, 2005

そろそろ別の本も読まないとw

レナード ムロディナウさんという人が書いた「ファインマンさん 最後の授業」を
読みました。研究員として迎えられたカルテクで若きムロディナウさんが
ファインマンさんと交わした言葉から学んだことをまとめた本です。

さらっと読めるエッセイ集。感動するような内容ではなかったけれど、ファインマンさんの
人格がなんとなく伺えました。自分が信じた道を発見し、それに向かって歩む限り
人になんと言われようとそんなことは問題ではない、というメッセージが何度も
でてきて、そうだよなぁ・・。と頷く今日この頃。

デカルトが虹を美しいと思ったからこそ研究を始めたように、自分も夢中になれる
何かを見つけたい。

投稿者 funya : 06:05 PM | コメント (0) | トラックバック

février 21, 2005

引き続きファインマン

ファインマンさんではないけれど、彼の親友だったラルフ・レイトンさんが書いた本。
2人でタンヌ・チューバ(fr wikiprdia)という国(現在はロシアの一部)について話している時、
偶然首都がKYZYLであることを発見して、こんな子音のない首都の国は面白いに違いない!
と考えた2人がどうにかしてタンヌ・チューバに行こうと努力する過程を書いた本。
当時はソ連とアメリカは冷戦中で、原爆の研究をしていたファインマンがソ連領の田舎に
行くなんてかなり難しかったのだ。
歯切れの良いテンポで進んでいくなかなか面白い本だった。
KYZYLという名前だけであんなに頑張れるなんてすごいw

ちなみにKYZYLはキジルと読みます。

アメリカ人だけじゃないけど、格言がすらりとでてくるってすごい。
言葉を自分の中で消化して、生かしてるんだろうな。
この本では、アーノルド・パーマーの「努力すればするほど運が向いてくる」
という言葉が印象的だった。

投稿者 funya : 09:41 AM | コメント (0) | トラックバック

février 15, 2005

困ります、ファインマンさん

ファインマンさんシリーズを読み進める。
"What Do You Care What Other People Think?" Further Advantures of a Curious Character.
が英語のタイトル。

何ごとも誠心誠意をもって物事を捉える著者の性格が伝わってくる。
世界にはいろんな人がいるけど、間違いなくこういう人はいるべきだな。
自分の身近にいたら触発されるかな?疲れるかな?w

知らないことを認め、それを探求していくことに価値がある。

投稿者 funya : 11:56 PM | コメント (0) | トラックバック

février 12, 2005

ついに読破

「遠隔教育―生涯学習社会への挑戦」
マイケル・G. ムーア (著), グレッグ カースリー (著),
Michael G. Moore (原著), Greg Kearsley (原著), 高橋 悟 (翻訳) 
を読みました。ずっとずっと読もう読もうと思ってたけど、途中の論文が
気になったりして何度もとまっていた本。

最初に一回流し読みだけでもしておくといいなぁ、と思ってついに読み進めることに成功。

本自体は遠隔教育の概要だから薄く広くという感じなのですが、
遠隔教育の理論とか、各国の遠隔教育事情とかについての論文へのポインタが
山盛りに入っているので、かなりお勧め。

ハーバード大学の遠隔教育の授業の教科書にもなっているそうです。

次は論文も読んで行こうっと。

投稿者 funya : 11:13 PM | コメント (0) | トラックバック

février 11, 2005

やっぱ海外のジョーク集は面白い

「世界反米ジョーク集」早坂 隆 (著)を読みました。
痛烈なブラックジョークと、それが生まれる理由になったアメリカの現状を多岐に渡って
紹介していて、なかなか面白い。

以下は私が図書館で借りる決め手になったジョーク。

● 余命の計算

 シラクとブレアをブッシュの前に天使が現れた。天使は3人に言った。
「人間の寿命というのは、その人の行動の良し悪しによって長さが決まります。あななたちのこれまでの行状を計算して、それぞれの余命を教えてあげましょう」
 まずはシラクが天使の前に歩み出た。天使は言った。
「5」
「そ、そんな、あと僅か5年しか生きられないなんて・・・」
「仕方ないわ。あまり良い仕事をしてきたとは言えないようね」
 続いてブレアが天使の前に歩み出た。天使は言った。
「3」
「まさか!あとたった3年?」
「諦めなさい。とてもあなたはそれ以上、生きる資格なんてないわ」
 最後にブッシュが天使の前に歩み出た。天使は言った。
「10」
 ブッシュは一つ頷いて言った。
「10年ですか。まあ、他の2人に比べれば随分マシですね。しようがない、納得しましょう」
 天使は続けた。
「・・・9・・・8・・・7・・・6・・・」
 

投稿者 funya : 11:43 PM | コメント (0) | トラックバック

février 09, 2005

下巻読破

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の下巻を読みました。
何事もあきらめない、やりたいと思ったことはとことんやってみるっていう
姿勢は見習わなくては、と思った。上巻の方が面白かったけど、
下巻は学ぶところもあったので満足。
困ります、ファインマンさんも借りてきたしw

最近本を読むペースが落ちてる気がするので、ちょっと訓練しないとな。

投稿者 funya : 10:37 PM | コメント (0) | トラックバック

janvier 29, 2005

大地の教え

オスマン・ユーリ・サンコンさんの「大地の教え」という本を読みました。
自然を近くに感じる生き方っていいな、と思います。
便利さがなくてそれはそれでつらいのだろうけど、
季節感のうすれてしまった都会の暮らしから一生の間どこかで離れて
自然の近くで暮らしたいと思います。

投稿者 funya : 07:38 PM | コメント (2) | トラックバック

janvier 27, 2005

日本をもっと好きになろうよ!

井形慶子さんの、「お金とモノから解放されるイギリスの知恵」を読みました。

最初は興味深く読んでいたのだけど、日本をけなしてイギリス式をなんでもほめてる
作者の考え方に閉口した。よいアイディアをうまく日本で取り入れていこうよ!っていう
知恵ならよいのに、日本はだめだからイギリスに住まないと解決されません、みたいな
感じだったので、読んでてしまいには腹がたってしまった >_<

でも、友達の奥さんとグループになって、ベビーシッティングをチケット制で持ち回りで
みんなで行うっていうのは良いアイディアだと思った。こういうのは取り入れてみたいな。
すんごい将来の話だけどw

投稿者 funya : 03:50 PM | コメント (0) | トラックバック