Sep 18, 2006
ディペンダブルシステム
今,IP ルーティング機構を改善し フォールトトレラントな通信環境をインターネットで実現, みたいなことを考えている.人から, Source Selectable Path Diversity via Routing Deflectionsを教えてもらったが 似ている.まだ本文読めない(リンク切れ)なので詳細はわからないが, ルーティングは変更してるのだろうか.
サーベイとして,フォールトトレラントシステムに ついてちょっと調べようと,三冊ほど借りてきた. そのうちの一冊.
2章までは概念定義などなので,納得して読める.故障(fault)と誤り(error)と 障害(failure)の定義,静的・動的マスク,フェイルセーフなど.
3章は,同期問題,合意問題など. 分散システムではあるノードが故障したのか反応が遅いのか区別できないため, 時刻を同期させ,一定の期間に応答しなければ故障とみなす,という手法をとる. このため,時刻を同期させるためのアルゴリズムを説明している.次に, 裏切り者が居ても全体が合意した結果を出力するために,偽の情報を排除するために どうするかというビザンチン将軍問題を紹介し,フェイルストッププロセッサとは, などなど,読んでいて少々目が回る.何のために何が必要で,という繋がりが薄いので 途中から何のために何をやってるのかわからなくなってしまった.つまり読みにくい.
多数決投票システム,分散ロッキング,データ多重化, チェックポインティングとロールバックリカバリ, 設計検証のためのCTL/LTLモデル検査,状態グラフ,2分決定グラフ, コンピュータハードウェアのテスト技術に関して,故障の種類や テストパターンの生成など.
(特定の目的のための)実際のアルゴリズムを(俺には何の目的のものだかわからないまま) ガンガン説明していること,論理ゲートの話が主であることなどから, 通信ネットワークをターゲットとする俺の研究の背景にはならないことがわかった.
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ディペンダブルシステム―高信頼システム実現のための耐故障・検証・テスト技術