慶応義塾大学 環境情報学部 卒業生 seieiのHP
元村井純研究室所属
インターネットはグローバルな空間を瞬時に越えることから、単なる通信メディアではなく、
人間社会における時間や空間の考え方に大きく影響するコミュニケーション・インフラです。
一方、我々人類はさまざまなメディアを介しコミュニケーションすることで、
社会生活に必要な情報を流通し、信頼形成や意思決定を行っています。
したがって、インターネットが人間の持つ特性や感覚を抱合し、より高速で広範囲なコミュニケーション・インフラとして機能することによって、
既存の社会システムの持つガバナンス、法律、司法、行政、教育、福祉といった基本的な機能とその役割は見直さざるを得なくなります。
このような背景を踏まえ、インターネット・リサーチ・ラボラトリは、実社会とインターネットの融合を目指します。
本プロジェクトでは、実ネットワークにおけるHDV, DVなどの高品質映像転送技術の開発、
計算機資源やネットワーク環境に応じたストリーミング、マルチキャスト運用手法、
アプリケーションレイヤーマルチキャストといった配信技術の開発を行っています。
開発された技術は、実ネットワーク上でのテスト、デモ、運用を 行っています。
外部組織との連携としては、WIDEプロジェクト、DVTSコンソーシアム、Internet2が挙げられる他、産学協同研究も行っています。
WIDE Project, School on the Internet Working Group (SOI) は、
「世界中の学ぶ意欲を持つ人々に、デジタルコミュニケーションを基盤とした従来の制限や境界にとらわれない
高度な教育と研究機会を提供する」ことを目的に1997年9月より活動をしてきました。
同年10月にはWIDE University School Of Internet を実際の運用基盤として開講し、
慶應義塾大学を初めとしたいくつかの大学を中心に
デジタルテクノロジーとインターネット基盤を利用した大学環境を模索し、様々な挑戦をしています。
ムーアの法則(半導体の集積密度は18〜24ヶ月で倍増するという法則)は技術的、原理的な問題のため、
2010年代には通用しなくなると予想されています。
すなわち、私たちが現在使っている古典的なコンピュータの性能の向上が限界に達しようとしているということです。
これは量子の特殊な性質を利用することで、既存のものでは為し得ない超高速な計算が可能にするコンピュータです。
ムーアの法則後のコンピューティング技術やWebホスティング技術として現在大いに期待されているものです。
今、高速道路交通システム(ITS)は多くの人々の関心を引きつけています。
ITSは車、人、および道路を全体でひとつのシステムと考えて、効率的な道路交通システムを構築する分野に関する一般用語です。
カーナビゲーションなどの道路交通情報通信システム(VICS)、自動料金収受システム (電子料金徴収システム)はITSに含まれます。
車をいかにしてインターネットと結びつけるか、インターネットを介してどのように車情報を得るか、
また、車とその周辺の情報のあり方を変革するにはそのようなメカニズムが必要かについて、
インターネット情報システムからの観点を持ち合わせています。
このITS のフィールドにおいて、情報産業への新規参入が困難な人たちに対してビジネスチャンスを提供する事が出来ます。
その中でインターネット車は、民間セクターの成長のきっかけとして大いに貢献できます。
私たちの願いは、インターネット車の普及によってより豊かな自動車情報環境を構築することなのです。
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