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5. GNU sedの制限と制限されていないこと

移植性の高いsedスクリプトを書こうとしている人々は,実装形式に よっては,(パターン空間とホールド空間の)行の長さに,最大でも4000バイト までという既知の制限が有ることを覚えておいてください.POSIXの標準 では,それに準じているsedの実装を少なくとも8192バイトの行の長 さをサポートするように指定しています.GNU sedには行の長さに組み込 まれている制限はありません.(仮想)メモリ上でmalloc()することが可能な限 り,心配するほど長い行を,与えたり構成したりすることが可能です.

しかし,再帰はサブパターンの処理と不定回の反復で使用されます.これで, 利用可能なスタック空間は,特定のパターンで処理されるバッファのサイズを 制限するかもしれません.


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