97/05/30: 再び芝浦‥‥

#グルメじゃないです.ごめんなさい. 今日は間違いなく,情報処理学会第1回モーバイルコンピューティング研究会 です.そこで,最初に発表された富士通研究所の杉本正勝さんの「片手操作キーカー ド(SHK)による日本語入力」を,研究会が終った後に実演して頂きましたので,そ れを撮って来ました.

えー,これが実物です.撮影の都合上両手で持っていますが,本来片手で持て るものです.キーボードはPS2ポートに接続します.赤いのはポインティング デバイス(トラックポイントとかアキュポイントとかっていうやつね)です.日 本語のローマ字かな入力の使用頻度別の配列になっていて(ここらへんはOASYS キーボードのように富士通の得意そうなところではありますが),高さを変え てありますので,見なくても識別できるでしょう.

実演する杉本氏(その一).実演の都合上両手で持っていますがもちろん片手で 使えます.例えばこれをポケットにつっこんでおくと右手をポケットにつっこ んでもぞもぞ手を動かせば入力できちゃうでしょう.

本来片手でこんなふうに持つんだそうです.

ノートPC(FMV-Biblo?)と比べてもこの大きさ.

実演する杉本氏(その二).

Win95上で入力している様子.このキーボードを使うには日本語変換/英語用と 英語専用のドライバプログラムがそれぞれあるそうです.

研究会の最中もこのキーボードを使ってメモを取っていらしたようですが,通 常のキーボード程ではないにしても,思ったより速く入力できるという印象で した.製品化が待ち遠しいです.

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